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❤いつも心に詞(うた)を置いて🎤あの歌手あのartistに【new!Virtual書き下ろ詞】

2438篇超の演歌・歌謡曲 J-POPの私の書き下ろ詞!ほぼほぼ毎日【new!Virtual書き下ろ詞】

心にのこる この歌2曲★①「涙をこえて」シング・アウト②「サーカスゲーム」六文銭

2019-08-21 | 心にのこる この歌1曲
心にのこる 夏
 【心にのこる この歌1曲】は不定期ながら人気シリーズで、これまでに30の我が心にのこる歌を記事にしてきました。 おかげで
《人気アクセス記事 BEST50!》に常に何かしらランクインしています。今回でこのシリーズも31回目。・・・8月も下旬、この時期このシリーズに
どんな曲が浮かぶか、ふと わが青年期の頃が思い出され
この2曲を選びました。 ❤まず1曲めは「涙をこえて」
シング1
1970年から1974年まで『ステージ101』というNHKの歌番組がありました。 そこから生まれたヒット曲でオリジナル創唱はシング・アウト
1969年11/5にシングル発売。
シング2
すぐレコードを買いに走ったほどお気に入りだった楽曲です。
現在では小中学校で合唱曲として歌われ卒業式に歌われることもあるほど未来に向かって元気と勇気が出、自分もそう感じたものでした。

かぜ耕士:作詞、中村八大:作曲
涙をこえて

❤2曲目は1972年にヒットした「サーカスゲーム」
六1
小室等が中心となって結成された音楽ユニット【六文銭】が唄いました。サーカスゲーム 六2

「出発(たびだち)の歌」を上條恒彦と歌ったグループといえばわかりやすいでしょう。1968年結成、1972年解散。メンバーは年単位で頻繁に入れ替わっていたのを覚えています。とてもリズミカルなメロディーでよく聴いたものです。                  (画像をお借りしました)

心にのこる この歌2曲★①大原麗子「さりげなく悪いやつ」 ②杏真理子「さだめのように川は流れる」

2019-08-13 | 心にのこる この歌1曲
心にのこる 夏
【心にのこる この歌1曲】は不定期ながら人気シリーズで、これまでに27の我が心にのこる歌を記事にしてきました。 おかげで
《人気アクセス記事 BEST50!》に常に何かしらランクインしています。今回でこのシリーズも30回目。・・・お盆の時期、このシリーズにどんな曲が浮かぶか・・・ 好きな曲を唄った人が亡くなってしまう少なからずのshock、虚脱を覚えたことが蘇り今回改めて聴いても楽曲が良いだけに
その思いは褪せていません。 ❤まず1曲めは・・・大原麗子さんが1978年(昭和53年)4月に発売した「さりげなく悪いやつ」大原
 同時発売のジャケットの良さ、収録曲の作家陣に魅かれLPの方を買い、丁寧に扱いながらすぐカセットにダビングし、そっちばかり聴いた覚えがあります。

「さりげなく悪いやつ」  小林和子:滝川光一:竜崎孝路
  暮れる間際の 夕陽の色が
  大きな窓に せつなく溶ける
  外国たばこ はさんだ指で
  途切れた会話 つなぐのね
  人の気持ちを 読んでるくせに
  わたしより先 お芝居打って
  別れの言葉を 演じるつもり
(以下 略)
大原1大原2
大原麗子さんについて簡単に。【1946年〈昭和21年〉11月13日 - 2009年
〈平成21年〉8月3日死去】1971年に東映との契約切れを機に以降テレビドラマを中心に一転して「しっとりとした日本的美人像」を演じ、映画『おはん』の魔性の女などさまざまな役を演じ分け独特の存在感を発揮した (この項 Wikipediaから引用)結婚、離婚、病気、介護・・・私生活ではある意味、壮絶でした(かさねて追悼!)
大原3

❤2曲目は・・・杏 真理子(きょう まりこ)さんが1971年(昭和46年)4月発売の
デビュー曲「さだめのように川は流れる」杏1
この楽曲はなんといっても作家陣に目を魅かれました。作詞の阿久悠さんの詞はさることながら作曲に演歌も演歌、ド演歌で「なみだの操」「長崎は今日も雨だった」など幾つもミリオンヒットをかっ飛ばした彩木雅夫さんだったからです。それを編曲の馬飼野俊一さんがいっそうグレードUPし、彼女唯一のヒットにつなげました。

「さだめのように川は流れる」  阿久悠:彩木雅夫:馬飼野俊一歌詞1
🎼オリジナルもgood!ですが是非紹介したいのが、研ナオコさんが1979年に発売したLP「阿久悠作品集」カヴァーものに収録の「さだめのように川は流れる」は秀逸です!その1曲だけのために買った記憶があります! 現在もCD未収録(たぶん!)の必聴もの!
研

杏 真理子さんは歌手としても人生も短命で悲運でした! 4枚のシングルとアルバム1枚をリリースするもヒットすることはなく1973年9月歌手活動を休止、1974年4月8日に行方不明、翌年殺害が発表された。
【1949年1月15日 - 1974年4月8日頃死去】享年25歳・・・(哀れ 追悼!)杏2(画像をお借りしました)

心にのこる この歌1曲♫作曲家・利根一郎「ガード下の靴みがき」「星影の小径」ほか

2019-07-12 | 心にのこる この歌1曲
帯
《あの歌手にこの詞(うた)を》をキャッチにMyブログの書き下ろ詞で
作成したカテゴリーがかなりあります。 今日選んだカテゴリーは《心にのこる この歌1曲》これまでに計28篇の記事を投稿UPしています。
大帯1
このシリーズは記事をUPするたび多くのアクセスがあり
今も《今日の人気アクセス記事 BEST50!》に7つの記事がランクイン
しています。楽曲・歌手・作家を含んでの不定期シリーズですが今回で#29 紹介するのは1942年ポリドール入社を手始めに49年間で1200余曲を作曲し、1966年(S41)には「霧氷」で日本レコード大賞を獲得した
作曲家・利根一郎さんにスポットを当てていきます。
霧氷
●今回このシリーズに利根さんを選んだ理由は意外なきっかけです。
数年前、ある名編曲家の墓参で多磨霊園に行ったとき有名、著名人の
墓を紹介するチラシの中に利根さんの名前を見つけ、いつかの折に、と
思っていたのです。
多摩
●利根一郎という作曲家を知る人はよほどの歌好き、懐メロ通、はたまた
昭和歌謡の生き字引でしょう。1938(S13)早稲田大学政経学部中退。
'42ポリドール入社。'44東芝、'45テイチク、'49キングを経て
'50以後ビクター専属となる。
いつも前置きが長くなってスミマセン! さて利根さんの膨大な作品群の
中から私的お気に入りベスト3を進めましょう。

1.「ガード下の靴みがき」(1955年)
作詞:宮川哲夫 作曲:利根一郎 唄:宮城まり子
みや6 みや5
  紅い夕日が ガードを染めて
  ビルの向こうに 沈んだら
  街にゃネオンの 花が咲く
  おいら貧しい 靴みがき
  ああ 夜になっても 帰れない

  (セリフ)
  「ネ、小父さん、みがかせておくれよ、
   ホラ、まだ、これっぽちさ、
   てんでしけてんだ。
   エ、お父さん? 死んじゃった…
   お母さん、病気なんだ…」

この歌を何人の人が知っているやら・・・
62年前のこの歌を、いつどこでどのようにして知ったかはあたりき
記憶にないですが、セリフ入りの歌を好きになった最初の歌です。
当然ながら今では歌手・女優としてよりも肢体不自由児養護施設
〔ねむの木学園〕の園長としての方が知られている宮城まり子 さん。
昭和43年(1968)静岡県浜岡町(現・御前崎市)に肢体不自由児の
養護施設「ねむの木学園」を開設(のちに掛川市に移転)以後、
肢体不自由児教育に一身を捧げ今も健在です。
みや3
この曲をカラオケ店で見つけたときは、ひとり ほくそ笑みました。
今も私を知る仲間がカラオケでは必ずリクエストがかかる歌です。
モノラルの原曲や編曲は哀愁と寂寞感ただよう昭和歌謡の極みで
まことに良く出来た作品です。セリフの部分は、七色の声と言われた
宮城まり子さんが貧困の少年っぽさを見事に表しています。

2.「星影の小径」(1950年)
作詞 矢野亮 作曲 利根一郎 唄:小畑実
 静かに静かに 手をとり手をとり
 あなたの囁やきは アカシヤの香りよ
 アイラブユーアイラブユー いつまでもいつまでも
 夢うつつさまよいましょう 星影の小径よ

この作品は1985年(昭和60年)に ちあきなおみによってカバーされた
ものがいくつかのCMに使われるという現象を生み出し、後に多くの歌手によってカバーされ唄われるほど時代を超えてのスタンダード曲に
なりました。
ちあき

3.「星の流れに」(1947年)
作詞 清水みのる 作曲 利根一郎 唄:菊池章子
 星の流れに 身を占って
 何処をねぐらの 今日の宿
 荒(すさ)む心で いるのじゃないが
 泣けて涙も 涸れ果てた
 こんな女に誰がした

レコード発売当初は全く売れなかったのが作品のモデルであった娼婦たちが歌詞に共感を覚え大ヒットの要因になったとも記載があります。
また当初のタイトルは『こんな女に誰がした』でした。
菊池

★さて、ほかにも「雨の中の二人」(1966年)
作詞 宮川哲夫 作曲 利根一郎 唄:橋幸夫
 雨が小粒の真珠なら
 恋はピンクのバラの花
 肩を寄せ合う小さな傘が
 若いこころを燃えさせる
 別れたくないふたりなら
 濡れてゆこうよ何処までも

16a
「若いお巡りさん」(1956年)
作詞 井田誠一 作曲 利根一郎 唄:曽根史郎
 もしもしベンチでささやくお二人さん
 早くお帰り夜が更ける
 野暮な説教するんじゃないが
 ここらは近頃物騒だ
 話しのつづきは明日にしたら
 そろそろ広場の灯(ひ)も消える

についても書きたかったのですが、今回はこれにて・・・。
大帯2

心にのこる この歌1曲★水原弘「君こそわが命」   cf.川内康範さん

2019-06-12 | 心にのこる この歌1曲
【心にのこる この歌1曲】は不定期ながら人気シリーズでこれまでに25の記事をUPしています。おかげで《人気アクセス記事 BEST50!》
常に何かしらランクインしています。
過日、貴重な手紙の小箱を整理していたら、あの《川内康範》さんからの手紙を見つけました。20代の頃、歌書きの志を胸に秘め、そのアドバイスを頂いた書簡です。
川内
それをヒントに今回は水原弘さんの1967年2月に発売された
「君こそわが命」にスポットを当てていきます。
君こそ
作詞は川内康範さん、作曲・編曲は猪俣公章さん。3人とも鬼籍に
入られてしまった・・・   この曲がヒットしたことによって
当時、水原弘さんは『奇跡のカムバック』とまで言われた。
水原弘さんがこの曲を唄ったのは32歳の頃から そして42歳で亡くなった・・・ もしも存命なら比類ない歌唱が聴けたものを。

★以下は私が所蔵する「君こそわが命」のカバー曲のいろいろに
寸評を交えて紹介したい。
み21.石原裕次郎(ヒット曲を多数持つスター歌手が他人の持ち歌をカバーすることに消極的だった時代に積極的に
他人の持ち歌を吹き込み独特の裕次郎節が垣い間見える)
み982.美空ひばり(ある時期まで他人の歌など唄わなかった ひばりサン がカバーもののLPを発売し、すぐさま買って聴いたが、
これはあまりに貫禄がありすぎる歌唱に消沈した)
み43.杉良太郎(2006年発売。副題に「杉良太郎の」と
付いていた。まさに杉良太郎流に唄っているがネバリと巻き舌がキツイ)
み54.藤田まこと(初回はカバー曲ばかりを唄った14曲
収録のLPとして発売。直立不動で唄うのをTVでも見た頃が懐かしい。
死去後、他の曲を追加編成して2枚組CDで再発)
尾崎LP2 尾崎LP5.尾崎将司(紹介したカバーの
音源ではこれが一番の大穴!平尾昌晃氏がプロデュースしたLPで
いい曲が多く収録されている。唄いっぷりに緊張はあるが素直でgood!)
み36.森進一(猪俣公章氏の作品ならお手のものだけに森節全開!)
み87.藤圭子(やはり怨歌調だが聞かせどころのツボは
押さえている)
み68.天童よしみ(ハイ!なんでも唄いますよ、と
ばかり。なに聴いても同じ!)
み79.氷川きよし(歌唱にがないんですよねぇ~
うまヘタの典型的な歌唱!)

★長い記事になりました・・・ 次回はあのフォーク歌手と女性演歌歌手の【この1曲】です。どうぞお楽しみに!

心にのこる この歌1曲★水前寺清子「あすなろの唄」 ♪おまえはおまえの味を出せ…

2019-06-05 | 心にのこる この歌1曲
帯
6月になりSNS(ブログ・FACEBOOK)のロングテール キーワードはありとあらゆる歌手を想定した《Virtual書き下ろ詞》ですが、飽きられてはいけない、と毎月いろいろ特集やカテゴリーに沿ったシリーズなどで
まずまず永らえております。  さてそのうちの一つ【心にのこる この歌1曲】は不定期シリーズですが、根強くアクセスと反響があり、半年ぶりに帰ってきました。心にのこる・・・と名乗る曲がそんなにあるんかい、と揶揄するなかれ! 演歌・歌謡曲の私の所蔵音源のライブラリーは3000曲以上ですから記憶と記録を掘り起こせば出てくるわけで、ブロガーや
フォロワーの何人かでも共鳴してもらえればよかと、です。
大帯1

●シリーズ26曲めの今回は「あすなろの唄」唄:水前寺清子 に
スポットを当てていきます。
あすなろ2 あすなろ1
●この「あすなろの唄」は画像のとおり最初はA面で1967年5月発売
でした。いきさつは知りませんがのちに「いのち知らずにゃ敵がない」が
A面になりひっくり返りました。しかし星野先生の著書で読んだ記憶では
「この作品は私自身の応援歌だ」と。また水前寺清子さんもステージや
TVでこの歌が一番好き、とコメントし実際今も唄い続けています。
振り返ればこの歌をいつ耳にし覚えたかは定かではないのですが今日まで
《心にのこる1曲》となっています。その歌詞です。
あすなろ

大帯2


追記:この頃、連続テレビ映画で「木下恵介劇場」が放映されていました。その中の一本に「記念樹」があり、その主題歌も、遠き昭和の良き時代の1曲として心に残っています。


    記念樹 
         作詞:木下忠司
           作曲:木下忠司

          唄:クラウン・ポニー・ボーイズ

   桜の苗が 大きく育つ頃
   僕らはみんな 大人になるんだ
   あいつと こいつ あなたと私
   真赤な頬っぺは しているが

   日照りのときも 冷たい雪の日も
   負けたら駄目だぜ 僕らの夢は
   いつでもお前と 仲良しこよし
   空までぐんぐん のびてゆく

   嬉しきゃ泣いて 悲しきゃ笑うんだ
   仲間がみんな 見てるじゃないか
   それでも淋しきゃ 大きな声で
   呼んでみるんだ “母さん” と

   冷たい風は 僕らをためすのさ
   白い粉雪は 花びらなのさ
   泣いたら駄目だぜ そこまで春が
   来てるじゃないか 手をのべて

           *参考 http://www.bekkoame.ne.jp/~pepepenope/cyuji_kinoshita.htm

★長い文章になりました・・・ 次回もどうぞお楽しみに!