誰もが
自分の中で
本当の自分の事を
否定してしまっています。
けれども
その事実には
全くと言って良い程
誰も気づいていません。
少しでも
自分の内面に
目を向ける事が
出来ていれば気づける
事なのに
残念ながら
その事実に気づく人は
滅多に居ません。
それは
何故かと言うと
自分の中の表面の方では
毎日の様に自分は出来るのだと
自分自身に言い聞かせて出来る
自分の事を肯定して
いるからなのです。
朝の
目覚めと共に
出来る自分を
有能な自分を 本当の
自分の姿なのだと毎日の様に
言い聞かせる事をしているからです。
それは自分を
否定処か肯定を
毎日の様にしていると
思えてしまっているからです。
確かに
その通りなのです。
あなたは あなたを
肯定しています。
但し
あなたが
肯定をしている
あなたの姿は表面に
見せ掛けで作り上げている
有能そうな あなたの姿を
肯定しているだけなのです。
何故
あなたは
あなたの表面に
その様な見せ掛けの
あなたの姿を築き上げなければ
為らなかったのでしょうか？
そちらの方には
全く目が向けられて
いなかったのです。
それも
無理をしたり
背伸びをしてまで
あなたは出来る あなたの姿を
如何にも有能そうな あなたの姿を
そうまでして築き上げているのは
何故なのでしょう？
自分に
訊いてみて下さい。
何故
そこまで
必死に成って
あなたは有りもしない
出来の良い あなたの姿を
作り出し 演じ続けなければ
為らないのでしょう？
人から
駄目な あなたと
見られない為でしょう？
誰よりも出来の良い優秀な
あなただと思われたいのでしょう？
と言う事は
あなたの中では
あなたは本当の自分の姿が
大した事の無い姿こそが本当の
あなたの姿だと知っていて
その事実を
認めたくないから
沢山の人達に あなたは
出来る人だと認められたいし
賛辞して貰いたのです。
人から
褒められる事で
自分が出来る人だと
思い込みたいのです。
けれども人が
言ってくれる言葉など
直ぐに消えてしまいます。
すると
人からの賛辞が
消えた途端に実際の
大した事の無い 本当の
あなたの姿が あなたの中には
見えて来てしまうから
毎日の様に誰かに
あなたが出来の良い
有能な人だと言い続けて
貰いたいのです。
そうで無ければ
いつだって大した事の無い
実際の あなたの姿こそが
本当の
あなたの姿だと言う事が
あなたには見えてしまったままと
成ってしまうからです。
それが
怖ろしかったのです。
それを
誤魔化す為に
あんなにも無理や
背伸びをしてまでも
出来る自分を演じて
生きて来てしまったのです。
本当の あなたの姿が
見えてしまったならば進んで
見てしまえば良いのです。
例え それで
作られた今迄のあなたが
崩れてしまいそうだとしても
見てしまえば 向き合ってしまえば
良いだけなのです。
無く成るのは
偽物の方ですから
そこには本当の あなたの姿が
残されます。それを あなたは
否定し続けて来てしまっていたのです。
あなたは
本当の あなたの姿を
こんなのは本当の自分の姿では
無いと否定をしてしまい あなたの
奥深い場所へと押し込んでしまって
無いものとしてしまっていたのです。
それは あなたが
本当の あなた自身の事を
完全に否定をしてしまっている事を
物語っています。
表面で
出来る あなたを
肯定している あなたよりも
更に ずっと深い場所で ずっと
以前から あなたが幼い頃から あなたは
本当の あなたの姿を駄目扱いをし否定してしまい
無理をした 表面に作り上げた あなたの事を
肯定して来てしまいました。
だから
あなたが どんなに
人から褒められたとしても
あなたは直ぐに渇き切ってしまうしか
無いのです。
人からの
賛辞など焼け石に
水でしか無いのです。
あなたが
あなたの中で
本当の あなたを
大した事の無い あなたを
受け容れて上げなければ あなたは
一生 救われないのです。
あなたが本当の
あなたを否定する事で
あなた自身を一生満たされない
世界へと貶めてしまうのです。
それが
あなたが あなたを
地獄へと貶めてしまう事
だったのです。
良かれと思って
あなたのして来た事が
浅はかな事でしか無かったのです。
本当は今迄の
出来の良い あなたの姿も
あなたの逃げ続けて来ていた
大した事の無い あなたの姿も
どちらの あなたも既に今の今の
此の場の中には どちらも居ません。
既に過去の中へと
消え去ってしまい 此の場には
何も残されてはいないのが現実であり
真実なのです。
その現実が
まだ何も出来てもいないし
何者にも成れていない空白の様な
あなたが あなたには出来の悪い
大した事の無い あなたの姿と
映っていたのです。
そして
その何者でも無い
何も出来ていないし
まだ何も やっていないから
何の自信も無い あなたの事を
あなたは まだ
生まれてから今日までの間に
一度も受け容れて上げた事が
無かったのです。
その あなたこそが
本当の あなたの姿であり
此の場に居る現実の あなたの
姿だったのに向き合う事さえして
上げて来なかったのです。
まずは
生まれて初めて
何も無い 何の自信も無い
空白の様な 空っぽの 今日の中に
生まれて来ている あなたの姿を
空っぽの今日の中に生まれて来ている
あなたで向き合ってしまうのです。
だって今は
実際には その空っぽの
あなたしか居ませんから
それと向き合うのも実際の
空っぽの 大した事の無い
あなたで見てしまい向き合って
しまう事しか出来ないのです。
そして確かに
そんな自分しか此の場には
生まれて来ていないと気づく事が
出来れば あなたは向き合う事だけでは無く
今日の中に生まれて来ている空っぽの
あなたで その空っぽの あなたの事を
受け容れて上げてしまう事から始まります。
何かを
やり出す前に
本当の あなたの姿を
本当の あなたの姿で受け容れて
上げてしまう事を まずは して上げて
からなのです。
それだけが
あなたが産まれてから
今日までの間に一度もして来て
無かった事です。
そして
それが出来た時
本当の大した事の無い
空っぽの自分の姿を空っぽの
自分が受け容れられた時 あなたの中は
誰にも褒められたり認められたりしていないのに
芯から満たされ切ってしまいます。
そりゃ そうです。
あなただけが 本当の
あなたの姿を受け容れて上げて
居なかった その あなたが本当の
あなたの姿を受け容れて上げる事が
出来てしまったのですから 芯から
満たされない訳が無いです。
そして毎日の様に
毎時間の様に 毎分毎秒
毎瞬間の様にして今の此の場の中に
新しく生まれて来ている何も無い空っぽの
自分の姿を 空っぽの自分で受け容れて上げて
芯から満たされてしまう事を あなたが欲しい時に
好きなだけ与えて上げる事が出来てしまいます。
あなたが
毎日を活き活きと
生きられる場所は 此の場に
生まれて来ている あなたを
受け容れながら生きて上げられる
此の場所以外には 多分 他の
何処にも無いと思います。
あなたの
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