殆んどの
人達が無理や
背伸びをしてしまい
生きてしまっています。
無理や
背伸びをする事の
先が まだ誰にも見えて
いないのです。
頑張る事の先には
更なる頑張り以外には
何も無いのです。
それに
薄っすらと
気づいた人達は
引退を考え出します。
これは とても
無責任です。だって
自分だけが格好の良いままで
終わらそうとしているからです。
あなたには
そこまで皆を
引っ張って来た
責任が有ります。
若い体力の有る奴らに
無理や 背伸びを任せていれば
良いだなんて体裁の良い誤魔化しです。
頑張りの先に何が有るのか？
頑張って来た あなたが ようやく
手が届きそうに成っているのに放棄を
してしまうなんて馬鹿げています。
ひょっとしたら
これからの多くの人達に
新たな道を指し示して上げられるかも
知れないチャンスなのに それに気づかずに
あっさりと そのチャンスを捨ててしまうなんて
あなたは本当に自分の事だけしか考えて来なかった
人でしか無かったのです。
何故ならば
あなたには これ以上
更に頑張る事など到底
出来ないからです。
頑張りの全ては
既に出し尽くしてしまい
もう一滴たりとも残っては
いないのです。
あなたは
出涸らしの状態だと
言う事が解りすぎる位に
解ってしまっているからです。
あなたは
まだ運が良かった
方なのです。
だって
まだ健康ですし
命まで取られては
いませんから。
中には
頑張り過ぎて
命まで落として
しまった人達だって
大勢居ます。
その人達は
頑張る事が一番の
近道だと思って頑張り
道半ばにして力尽き果てて
しまったのです。
頑張る事は
頑張る事だけでは
何処にも行きつく事など
出来ないのだと言う事を
解らせてくれる為の道です。
あなたが
頑張る事で
何処かへと行き着けると
思えていた事が どうやら
間違いだったと気づけたならば
それが頑張る事が あなたに
伝える事の出来る最高峰だったのです。
その後も
頑張る事で
だらだらと過して
居る事などでは有りません。
あなたは
頑張る事で
築き上げて来ていた
鎧や兜を脱ぎ捨てしまい
あなたが最後の最後に いつも
必ず使おうとする最後の一手の
剣までを捨て去ってしまい
最高峰の峰から降りて来るのです。
いいえ本当は
既に あなたは
とっくの昔に堕ちて
しまっているのに その事実を
受け容れずに今日まで来ていました。
あなたが
眼を閉ざしていた
既に あなたが堕ちて
しまっていると言う事実を
受け容れて
上げてしまうしか
あなたに残されている道は
とっくの昔に既に無かったのです。
受け容れる事から
あなたが逃れれば あなたは
現実に眼を背ける事に成ってしまい
やがて眠る事さえ怖くなって行きます。
いつも いつも
意識を張り巡らせて
いなければ ちょっとした
油断をした途端に現実に入り
込まれてしまい 全てが駄目に
為ってしまうと本気で思い込み
自らに緊張状態を強いてしまって
いたのです。
こう成って
しまったならば
あなたは どんどんと
衰弱してしまうしか無いのです。
あなたは
もしも その事実を
受け容れてしまったならば
今迄の全てが崩れ去ってしまい
今迄の全てが
水の泡と成ってしまい
何もかもが無くなってしまうと
本気で思い込んでいて絶対に
認める事をして来なかったのです。
だって それは
あなたの命にも匹敵するものが
それまでの苦労の全てが詰められた
鎧や楯や兜や剣だったのです。
それらの全てが
とっくの昔に既に
無く成っていて あなたが
堕ちる所まで堕ちてしまっていると
言う事実など あなたからしたら到底
受け容れられるものでは有りません。
それを
取られてしまったならば
あなたの命が取られてしまったも
同然だからです。
あなたは自分が
腑抜けに成ってしまうと
感じる事でしょう。
けれども
既に あなたは
立派な腑抜けで腰抜けに
成ってしまっているのです。
あなたが認めて無いだけです。
以前の強そうな
無理をしたり 背伸びをして
生きていた時の様な あなたなど
もう何処にも居ません。
それは既に
全てが過去の時間の中へと
滑り込む様にして消えて無くなって
しまっていて 在り続けていたのは
あなたの中の記憶であって事実では
無かったのです。
事実は とっくの昔に
消え去ってしまっていたのです。
だから実際には
何もかもが無くなって
しまっているのに無く成った
過去の記憶に いつまでも しがみ
付いている あなたが居るだけなのです。
無くなってしまっている
過去の記憶に しがみ付いて
無くすまいと必死にもがいている
あなたが居るだけです。
もう既に
無くなっている現実を
一体 どうやって無くす事が
出来るでしょう？
あなたが
しがみ付いていたのは
現実では無く記憶の方でしか
無かったのです。
現実の方は
とっくの昔に
無くなっていたのです。
あなたは無い中に
必死で生き様としていた
だけだったのです。
本当は無い中に
必死で生き様としていた
あなたでさえも実際には
居なかったのです。
それは
過去を必死で生かす
あなたの中にだけ見えていた
過去であり あなただったのです。
過去とは
既に無くなってしまい
死んだもの達です。
あなたは
その死骸と遊び
死骸と戯れている
生き方を必死にしていた
つもりだったのです。
だって それは
実際には出来ませんから
あなたの中だけの つ・も・り
でしか無かったのです。
あなたが
全ての事が
既に無くなって
しまっていて何もかもが
無い状態の 何も無さの中に
帰って来る事が出来るのは
自分が既に堕ちてしまっている
事実を受け容れて上げてしまえば
あなたは今迄に一度も居た事が無い
何もかもが無くなってしまっている
此の場の中へと帰って来る事が出来ます。
あなたが
実際に生きる事が
出来るのは この只今
だけなのです。
そこには何もかもが
消え失せてしまっている
何も無い大きな空間だけが
在るだけです。あなたの今も
その中の一部として在ります。
だから
あなたは
その 只今の中に
身を任せてしまい委ねて
しまうだけで良いのです。
あなたは
大きな今と言う
空間の中に生きる事が
出来てしまっています。
その事実も
受け容れて上げてしまえば
良いだけなのです。
既に起きてしまっている
私達の それまでの理解を
超えた事を 一つ一つ 気づけた
その度に受け容れて上げて行く事しか
私達には出来ないのです。
いいえ
気づけた事を
次々に受け容れて
上げて行く事ならば
私達にも立派に出来ます。
それには
いつでも弱くて
駄目で 出来の悪い姿に
正直で在り 無垢で何も無い
空間として生きていて
上げなければね。
新しい未知の
あらゆる分野を
切り拓いて行けるのも
此の場所以外には無いはずです。
何も無い
空間として未知の分野に
入って行けた時に新しい発見が
相次いで起こる事でしょう。
更に それらさえも
捨て去って行ければ次々と
新たな物を永遠に発見する事が
出来てしまいます。上がる事も
尽きる事も無くなってしまいます。
あなたの
心の見つめ方の
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