たとえ
あなたが
どんなに汚れて
いようとも
たとえ
あなたの過去が
どんなに忌まわしい
過去で有ったとしても
そんな事は
気にも留めなくても
良いのです。
だって
あなたは
全くと言って良いほど
汚れてなどいないからです。
あなたが記憶に
留めている汚れは
既に無くなってしまっていて
過去のものです。
現実には
既に 何処にも
あなたの汚れなど
存在してなどいません。
ただ
あなたの過去の
記憶の中にだけ
踏み止まり あなたを
悩ませ続けているだけなのです。
その事実を
理解してしまうだけで
良いのです。
そして
更に言えば
あなたの気にする
汚れは あなたの極々浅い
表面の あなたに起きた事です。
様々な出来事が
起きている表面の場所が
あなたなどでは有りません。
もしも その場所を
あなたと捉えてしまったなら
あなたは ただ それだけで
疲れ果ててしまいます。
だって
あなたの表面は
外側からの影響で
一日の内に何度も姿を
変えてしまいます。
それは まるで
移り変わりの激しい
お天気のようです。
その場所を
あなただと捉えてしまったら
あなたは混乱を起こしてしまいます。
あなたは
もっと深い場所にいます。
様々な色に
移り変わる表面の
更に下には冷静に考えようとする
思考する場所が在ります。
その思考する場所が
あなたでは有りません。
そして
思考する場所の
更に下には 激しい
感情の大きな海が潜んでいます。
この感情の海に捉えられてしまったら
あなたは一時的な成功を治める事が
有ったとしても やがては その感情の海に
飲み込まれてしまい あなたは憔悴
仕切ってしまいます。
それが
その場所を
あなたとして
捉えてしまった人達が
その場所に背負わされてしまった
宿命なのです。
それは
両刃の剣の
様な場所なのです。
その感情の海の
更に下に潜むものが有ります。
それは
長い間 あなたが
その場所へと追いやってしまった
弱さや 駄目さや 出来の悪さの
塊の様な場所に見える
とても弱くて
脆くて 儚く繊細な
場所の あなたです。
あなたは
まだ一度として
この場所の あなたでは
生きた事が有りません。
他の場所では
あなたは今迄の人生の中で
一通りは生きた事が有るのです。
まるで
お天気の様な
様々な事が起きる
あなたの表面でも
出来るだけ
冷静な思考で
物事を捉えようとし
対応しようとする
思考の場所でも
激しく荒れ狂う
感情の海の様な場所でも
あなたは これまでに
一度は生きた事が有ります。
ただ 唯一
あなたが生きた事の無い
場所が あなたの中の最も
深い場所に位置する硝子細工の様に
脆くて 儚く 見えている場所です。
その場所こそが
本来の あなたが
生きる事の出来る場所です。
あなたが その場所で
生きた時には その場所は
まだ一度も汚された事など無い事に
気づけてしまいます。
だって
その場所に手が届き
その場所に触れられる人は
その場所で生きている人だけだからです。
それ以外の人達は
その場所の存在すら知りません。
そして
その場所で生きる事が
出来てしまった人達には
人を傷つけたり汚したりする
攻撃性など微塵も無いからです。
その場所は
そんな事など決して
出来ない場所なのです。
だから その場所を汚したり
傷つける事など誰にも出来ないのです。
その場所は
世の中の誰もの中に
まだ見つけられずに有ります。
その場所こそが
本来の場所なのですから
その場所に目を向けられたならば
本当は世の中に汚れてしまったり
傷つけられてしまった人など
まだ誰1人として居ない事が解かります。
その場所への
立ち方は過去の記事の中に
たくさん書かれていますから
そちらを どうぞ御覧下さい。
多分
どの記事を読んでも
そんな事が書かれています。
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