この道の果てまで・・・

ただ純粋に ただ一途に歩む時
突如として それまでとは まったく違う
次元の異なる大地が あなたの目の前に姿を現す。

★あなたの愛が 永遠の愛と成る為に 282★

2007-06-13 13:05:42 | Weblog


◇あなたの超えられない流れを
        超えた時 そこに道は在る◇





先日 
すべての成長過程を 終了した
ある女性に 電話をした。

その女性は
結婚していて 
御主人以外の男性との交際に
悩んでいた・・・。

悩んでいると言う事は
悪い事をしていると
本人が 薄々 気づいている

問題は
異性との交際にある訳ではない。

彼女は
悪い事をしている
自分自身に 悩んでいた。
それも ず~っと長い事。

成長過程の終了時に 
どうしたらよいか

そして
このまま続けば
どうなるかを伝えたが

彼女は 
それを実行できずに
以前と 同じ事を続けてしまっていた。

イヤ そうじゃない
正確に言うと 1度は実行した。

ところが 
それが失敗した。
彼と 別れなければいけない
これは 悪い事なのだと
自分に言い聞かせ 抑圧してしまった。

これを すれば お仕舞いだ
それは 抑圧すればするほど
以前と 同じ方向に歩きたくなる。

そして
それではいけないと
さらに抑圧する。

どう言う結果に なったと思う・・・?

簡単に
元通りに戻ってしまった。
いや 戻ったのではない。
自ら 戻してしまったんだ・・・。

私は
半年の間 
静観していた。

何故なら
私が それに 何かを言えば
余計に 火をつけてしまう事を
知っていたからだ。

そして 
彼女が呼んでいる様な
気がしたので電話をした。

30分位 彼女と話しただろうか
彼女は こんな事を私に言って来た

「 先生は 私に話しているけど
それは 本当に心から言っているんですか
私には そう感じません 」

これには まいった!

彼女は 
私に「心から言っていない」
と 怒っている・・・。

その通り
私は 心で 
ものなんか言っていない。
ズバリだ!

しかし
本人は自分が 
何を言っているのか
解かって話していない。

彼女が 私を
「心から言っている」
と受け入れてくれる答は
ただ ひとつしかなく 
それを奥底で決めた上で
話をしてしまっている。

そんな事ぐらい
私には 簡単にできる
彼女の望んでいる答が
私には見える。

それを言えば 彼女は

「 やっぱり 先生は私の事を
解かっているのね 」
と 喜ぶ

馬鹿馬鹿しい・・・。

彼女は 
自分と同じ考えを言えば その人は
「心から言っている」と思ってしまっている。

そうじゃない人は
「心で話してない」とくる
確かに あなたにとっては その通りかも知れない

だが
あなたは何様なの・・・?
あなたが さも正しさの基準の様に
なってしまっている。

此処で
生きれば
人は やがて離れて行く。

それは
必ず起こる
あなたが それを起こさせる。

そして
私は彼女に こう 尋ねた。

「 あなたは 心から言っているのか? 」
彼女は 自信を持って答えて来た。

「 私は 心から話しています
いつでも そうです。
先生みたいに人を試す様な
言い方をしません。
だから 嘘なんて言っていないし
それを言ったら 心が空っぽになるし
全部 吐き出しています 」

私は 
これを聞いて ガックリした
彼女に言った。

「 まだそんな所で生きているのかい?
心なんて無いんだ。
それは 過去の体験の 集積場所だよ。
過去の記憶だよ 過去の体験の記憶だよ。
実際には もう今は 無い!
そこで あなたが 話をしているとしたら
私は 誰と話しているんだい?
私は 昔と話をしている・・・。

話し相手が 居ない
私の話し相手が その場に居なくて
目の前には 昔がある。
もう 有る筈の無い昔と
どうやって話すことが出来る・・・。

そして
そこにいたら
未来は過去の繰り返えしでしかない。

もうひとつは
そこは 本能の次元だ
心とは 動物の次元だ
あなたは 動物の次元で
生きているんだ 」

そこに 居たら あなたは以前と
同じ繰り返ししかできない。

自然的生の次元が心だ。

「 私は 心から 」などと言っている
あなたは
「 私は 本能で生きています
過去と 共に生きています 」
と 言っている。

その女性は
「 じゃあ どこで生きたらいいのか
教えろ 」と言う。

口で言って伝わるならば
もう とっくに伝わっていて
良い筈だ。

私は 何度も 何度も
繰り返し言っている。

私が
口を開けば
そこに関する話しか出て来ない。




それは
社会的生の次元 (頭・理性・道徳・建前) とも
自然的生の次元 (心・本能・感情・本音) とも同化せず。

それに
真に さよならを したと同時に
あなたは そこに在る。

彼女の
話しの中にあった通り
心から言っている時

「 嘘なんて言っちゃいない
それを言ったら 心が空っぽになる 」

私は 
あなたが 嘘を言っているなんて
思ってなんかいないよ。

ただ
何にかの考えと ひとつになっていて
それが 心の中に有るとしたら

もう
あなたは
その考えになってしまっている事を
問題視 しろと言っている。

「 それを言ったら 空っぽになる 」

そう その言った後に残る
その 空っぽさこそ
あなただと 言っている。

その空っぽさから 逃げたら駄目だよ・・・。

ところが
あまりの一瞬の 短かい時間しか
その空っぽさが そこにない為

あなたは
それを認識できないでいる。

それを
認識しようとしてごらん。

それは
あなた以外に
やってくれる人はいない。

私は
あくまでもヒントしか言えない。
実行するのは あなただ・・・。

ヒントでしかない

私の話しを聞いて
それに 浸っていたり 酔っていたり
そこで 満ちたりた気分を
味わっていたりしたら

いつまでも いつまでも
あなたは 私を必要とする
私は あなたのお母さんじゃない。

第一 
そんな事を
し続けている以上

あなたは
前のまんまだ
少しも変らない。

それどころか
知識が増えた分 言い訳が巧みに成る

私は 
あなたを以前より
ずっと 生意気で 厄介な人物に
する為に 手を貸してしまった事になる。

あなたは
いつまで私を
先生 扱いする
下らない関係を続けるつもりで
いるのだろう?

あなた次第で 
いつでも出逢いは
可能なのに・・・。

私は
あなたと友達になりたい
それも 最高の友達になれる。

それは
私が良いからとか
あなたが 良いからといった
問題ではなく

私の言う 出逢いが
そう言う性質を 持っている
言葉で とねさんと呼べる様になったとか
成らないとか

そんな
くだらない 型上の事じゃない。

それは 私の空っぽさ と 
あなたの空っぽさ の出逢いだ。

空間と空間は
簡単に
一体となって
ひとつの空間に成る。
それは まったく新しい出会い方となる。

それを 
私は待ち続けている。

私の内なる声が
あなたに 届かないだろうか?





成長過程を 
思い出してごらん

私が その中で 
ヒントを言う 何か話す

それを聞いて 
ただ話しに酔っていたり 浸っているだけで
あなたは 何にかに気づくだろうか?

そうじゃない
あなたが それをヒントにして
あなた自身を 見つめる事を 
実行した時に 何かが理解出来た。

今は
もう 成長過程が終ったから

ただ話を聞いて
静かになったり
満たされるから それでいいのだろうか?

あなたは 
それ程
立派になって しまったのだろうか?

私が
知りえた事を 聞くだけで
本当に あなたの成長はあるのだろうか?

ひょっとしたら
私が あなたに話しているのは
ヒントではないだろうか?

ヒントとしての話しだけを
ただ 掻き集める事をしていたら
それは あなたの知識にしかならない。

私は 
知識を伝えたいんじゃない。

なぜ
そんな馬鹿げた事をする?

あなたは 私のヒントを
あなたの成長には 役立ててはくれず
ガラクタを拾い集めている。

成長は 
知識を掻き集める事とは違う
知識を掻き集めれば集めるほど
あなたの成長は
埋もれて行ってしまうのに・・・。

そんな
あなたを見ていると
私は 寂しくなってしまう。

ところが
私には 
あなたがその気に 成れるように

成長を 
試みてくれる様に
向ける ヒントしか出せない。

成長が
必要なのは あなたなんだ。
私じゃない。

それ以上は 
私には どうすることも出来ない・・・。