~ 恩師の御講演「ブッダのことば」より ~
第一 蛇の章
八、慈しみ
149、 あたかも、母が己が独り子を命を賭けても護るように、
そのように一切の生きとし生けるものどもに対しても、
無量の(慈しみの)こころを起こすべし。
150、 また世界に対して無量の慈しみの意(こころ)を起こすべし、
上に、下に、また横に、障害なく怨みなく
敵意なき(慈しみを行うべし)。
151、 立ちつつも、歩みつつも、坐しつつも、臥しつつも、
眠らないでいる限りは、この(慈しみの)心遣いを
しっかりとたもて。
この世あ世では、この状態を崇高な境地と呼ぶ。