お写真はモーセの御足を慕っての恩師「長尾弘」先生の
旅でエジプトからシナイ半島を渡りヨルダンに入って
モーセの終焉の地「ネボ山」に建立されているモーセの
教会を見学して後、
カイロ国際空港へバスで移動していた時、
バスの車窓より天空にご覧のようなアラビア語を
この旅に同行されていた学びの友が見られ、
カメラに収められました。
意味は「何かが出現する」との意味だそうです。
キリスト教ではイエス様の再臨を伝道の大切な一つとして
説かれていますよね。
このことに関係することかな(?)とも思ったりもしています。
お写真は恩師のご著書「真理を求める愚か者の独り言」
にも紹介されています。(261ページ)
~ 恩師の御講演「ブッダのことば」より ~
第五、 彼岸に至る道の章
13、学生バドラーヴダの質問
1101、バドラーヴダさんがたずねた、
「執着の住所をすて、妄執を断ち、
悩み動揺することなく、
歓喜をすて、激流を乗り超え、すでに解脱し、
はからいを捨てた賢明な(あなた)に切に
お願いします。
1102、健き人よ。あなたのおことばを聞こうと希望して、
多勢の人々が諸地方から集まってきましたが、
竜(ブッダ)のおことばを聞いて、
人々はここから立ち去るでしょう。
かれらのために善く説明してやってください。
あなたはこの理法をあるがままに
知っておられるのですから。」
1103、師(ブッダ)は答えた、
「バドラーヴダよ。上にも下にも横にでも中間にでも、
執着する妄執をすっかり除き去れ。
世の中の何ものに執着しても、
それによって悪魔が人につきまとうに至る。
1104、それ故に、修行者は明らかに知って、よく気を付け、
全世界においてなにものをも執してはならない。
―――死の領域に愛着を感じているこの人々を
〈取る執着ある人々〉であると観て。」