~ 恩師の御講演「ブッダのことば」より ~<
第四 八つの詩句の章
七、ティッサ・メッテイヤ
813、邪悪を掃い除いた人は、観たり学んだり思索した
どんなことでも特に執着して考えることがない。
かれは他のものによって清らかになろうとは望まない。
かれは貪らず、また嫌うこともない。
814、ティッサ・メッテイヤさんがいった、―――
「きみよ。婬欲の交わりに耽る者の破滅を説いて下さい。
あなたの教えを聞いて、
われらも独り離れて住むことを学びましょう。」
815、師(ブッダ)は答えた、「メッテイヤよ。
婬欲の交わりに耽る者は教えを失い、邪な行いをする。
これはかれのうちにある卑しいことがらである。
816、かつては独りで暮らしていたのに、
のちに婬欲の交わりに耽る人は、
車が道からはずれたようなものである。
世の人々はかれを『卑しい』と呼び、また『凡夫』と呼ぶ。
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