浄心庵・長尾弘先生「明来闇去」

 ~ 誰れもが幸せになれる御教え ~

明来闇去

2020-05-22 00:37:51 | 明来闇去

~ 恩師の御講演「ブッダのことば」より ~
   
               第四 八つの詩句の章 

                 八、パス―ラ


824、かれらは、「ここにのみ清らかさがある」と言い張って、
    他の諸々の教えは清らかでないと説く。
    「自分が依拠しているもののみ善である」と説きながら、
    それぞれ別々の真理に固執している。

825、かれらは論議を欲し、集会に突入し、
    相互に他人を〈愚者である〉と烙印し、
    他人(師など)をかさに着て、
    論争を交わす。
    ―――みずから真理に達した者であると称しながら、
    自分が称賛されるようにと望んで。

826、集会の中で論争に参加した者は、
    称賛されようと欲して、おずおずしている。
    そうして敗北してはうちしおれ、(論敵の)
    あらさがしをしているのに、
    (他人から)論難されると、怒る。



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