添付のお写真はその昔、イエス様がガリラヤ湖の岸辺を歩いておられるとシモン(別名ペテロ)
とアンデレの二人の兄弟が舟に乗り、網で漁をしているのに出会いました。
彼らは漁師でした。イエス様が「私について来なさい。人間をとる漁師にしてあげよう」と、
声をお掛けになると、二人はすぐに網を捨て、イエス様についていきました。と聖書に書かれています。
そのガリラヤ湖を背景に周辺の景色をカメラで撮影されている恩師「長尾弘」先生です。
~ 恩師の御講演「ブッダのことば」より ~
第三 大なる章
12、二種の観察
「修行僧たちよ。『また他の方法によっても二種のことがらを正しく
観察することができるのか?』と、もしも誰かに問われたならば、
できると答えなければならない。
どうしてであるか?
『神々と悪魔と伴る世界、道の人(沙門)・バラモン・神々・人間を
含む諸々の生存者が《これは真理である》と考えたものを、諸々の聖者は《これは虚妄である》と如実に正しい智慧をもってよく観ずる』―――これが一つの観察〔法〕である。
『神々と悪魔と伴る世界、バラモン・神々・人間を含む諸々の生存者が
〈これは虚妄であると〉考えたものを、諸々の聖者は〈これは真理である〉と如実に正しい智慧をもってよく観ずる』―――これが第二の
観察〔法〕である。
このように二種〔の観察法〕を正しく観察して、怠らず、つとめ励んで、専心している修行僧にとっては、二つの果報のうちいずれか一つの
果報が期待され得る。
―――すなわち現世における〈さとり〉か、あるいは煩悩の残りが
あるならば、この迷いの生存に戻らないことである。」―――
師(ブッダ)はこのように告げられた。そうして、幸せな師はさらに
次のように説かれた。