~ 恩師の御講演「ブッダのことば」より ~
第五、 彼岸に至る道の章
1、序
991、「むかしカピラヴァットゥの都から出て行った
世界の指導者(ブッダ)がおられます。
かれは甘蔗王の後裔であり、シャカ族の子で、
世を照らす。
992、バラモンよ。
かれは実に目覚めた人(ブッダ)であり、
あらゆるものの極致に達し、一切の神通と力とを得、
あらゆるものを見通す眼をもっている。
あらゆるものの消滅に達し、
煩いをなくして解脱しておられます。
993、かの目覚めた人(ブッダ)、
尊き師、眼ある人は、世に法を説き給う。
そなたは、かれのもとに赴いて、問いなさい。
かれは、そなたにそれを説明するでしょう。