浄心庵・長尾弘先生「明来闇去」

 ~ 誰れもが幸せになれる御教え ~

明来闇去

2020-07-14 03:57:08 | 明来闇去

~ 恩師の御講演「ブッダのことば」より ~
    
           第五、 彼岸に至る道の章 

                1、序


976、明呪(ヴェーダ)に通じた一バラモン(バーヴァリ)は、
    無所有の境地を得ようと願って、コーサラ族の美しい都から、
    南国へとやってきた。

977、かれはアッサカとアラカと(両国の)中間の地域を流れる
    ゴーダーヴァリー河の岸辺に住んでいた、
    ―――落穂を拾い木の実を食って。

978、その河岸の近くに一つの豊かな村があった。
    そこから得た収益によってかれは大きな祭りを催した。