「歌集」より。

恩師の歌集「父母の恩」より

父母に　大恩受けし
我れなるに　報い切れなき
我が身かなしも

「歌集」より。

恩師の歌集「父母の恩」より

年老いて　我が一言に
一言に　ホホホ　ホホホと
喜べる父

「歌集」より。

恩師の歌集「父母の恩」より

愚かなる　我が行いに
合掌し　喜び給う
母なればこそ

「歌集」より。

恩師の歌集「父母の恩」より

母言わる　我れ一人の
子にあらず　数多の子ゆえ
身を大切にせよ

「歌集」より。

恩師の歌集「父母の恩」より

老いし母　弱り給いし
御姿に　顔そらしつつ
涙ぬぐえり

「歌集」より。

恩師の歌集「父母の恩」より

父君の　厳しき躾
年ゆけば　一つ一つの
有難きかな

「歌集」より。

恩師の歌集「父母の恩」より

我れ食べず　人に施す母の愛
幼き我れに　布施教えらる

「歌集」より。

恩師の歌集「父母の恩」より

道なおし　草刈る父の姿より
無償の行為　教えられけり

「歌集」より。

恩師の歌集「神様と私」より

得るものも　失うものも
なき我れに　何を恐れん
我れ神の中

「歌集」より。

恩師の歌集「神様と私」より

我が行為　神の御心
あらわさん　父の御心
世に示さんがため

「歌集」より。

恩師の歌集「神様と私」より

内奥の　神の御心
罪深き　この身を通し
示し現す

「歌集」より。

恩師の歌集「神様と私」より

日日に　神の御胸に抱かれて
光の国に　住める嬉しさ

「歌集」より。

恩師の歌集「神様と私」より

有難や　米一粒の一粒に
神の御命　我れ給わらん

「歌集」より。

恩師の歌集「神様と私」より

父神と　我れとの間に
分離なし　切るに切られぬ
我れ子なるが故

「歌集」より。

恩師の歌集「神様と私」より

自我越えて　肉の己れを
捨てしとき　神と我とは
一つなる知る