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『JAWS/ジョーズ』

2020年06月09日 | 映画(さ行)
『JAWS/ジョーズ』(原題:Jaws)
監督:スティーヴン・スピルバーグ
出演:ロイ・シャイダー,ロバート・ショウ,リチャード・ドレイファス,
   ロレイン・ゲイリー,カール・ゴットリーブ,マーレイ・ハミルトン他
 
営業再開後初めてTOHOシネマズ西宮へ。
梅田同様、席はひとつ飛ばしで販売されていて、テープ等は貼られていません。
でも、入場時に検温はするようになっています。
 
1975年のアメリカ作品を“午前十時の映画祭10+”にて。
スティーヴン・スピルバーグの出世作ということでいいでしょうか。
でも私、実はこれも観たことがなかったんです。
だってホラー苦手だったから。
今はこの手のパニックホラー、大好きですけどね。
特に、海に放り出されて怯えるやつには目がありません(笑)。
 
アメリカ東海岸に位置する町アミティ。
ニューヨークから異動してきたばかりの警察署長ブロディは、
浜辺に打ち上げられた遺体の死因が鮫に襲われたせいだと知る。
 
鮫を殺すまでは遊泳禁止にしようとするが、
何もないこの田舎町では夏は掻き入れ時。
人食い鮫の存在を決して皆に悟られてはならぬと市長から命じられる。
 
監視員を増やして警戒を怠らないようにするも次の犠牲者が。
もはや隠し通せず、富裕な住民が鮫を殺した者には懸賞金3千ドルを出すことに。
しかしその3千ドルが安すぎるとイチャモンを付けたのが、漁師クイント。
命懸けで挑むのだから1万ドルは出せと市長に凄む。渋る市長。
 
3千ドル目当てに人々は海へと繰り出し、またしても被害が出る。
ブロディがどうすれば良いものやら困り果てていたところ、
やってきたのが海洋学者のフーパー。
ちょうどそのとき、人食い鮫を捕らえたとの連絡が入るが、
フーパーはその鮫を一目見て、もっと大きな鮫がいると断言。
 
ブロディとフーパーはクイントと共に船に乗り込み、人食い鮫退治に向かうのだが……。
 
本作を撮ったとき、スピルバーグはまだ20代だったとか。凄いなぁ。
ブロディ役にロイ・シャイダー、クイント役にロバート・ショウ
3人とも鮫退治の目的が違うから、臨み方いろいろなのが面白い。
 
犬猿の仲だったはずのクイントとフーパーが酒を酌み交わし、
怪我自慢を始めるシーンが好きです。
ただ、フーパーもクイントを認めざるをえなくなる話が、
広島に原爆を届けた帰りに鮫に遭って」というくだりは、
日本人としては非常に辛いところですね。
 
これも劇場で観ることができてよかった。
市長は鮫に喰われちゃえばなおよかったのにねぇ!?

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