夜な夜なシネマ

映画と本と音楽と、猫が好き。駄作にも愛を。

『E.T.』

2020年05月30日 | 映画(あ行)
『E.T.』(原題:E.T. The Extra-Terrestrial)
監督:スティーヴン・スピルバーグ
出演:ヘンリー・トーマス,ディー・ウォーレス,ロバート・マクノートン,
   ドリュー・バリモア,ピーター・コヨーテ,K・C・マーテル他
 
“午前十時の映画祭10+”で計5本目を鑑賞。
これも大阪ステーションシティシネマにて。
 
1982年のアメリカ作品。
なんと、これも劇場で未見だった気がするのです。
公開当時、私は高校生。
いや〜、もしかしたら友だちと観たかなぁ。その記憶はないなぁ。
 
前述の『ローマの休日』ではオードリー・ヘプバーンの可憐さに驚愕したけれど、
本作ではドリュー・バリモアの可愛さにキューン。何これ、可愛すぎる。
 
アメリカの郊外の町。森林に宇宙船が到着。
宇宙人が降り立つが、何かを調査中の人間たちに追われて帰還してしまう。
たったひとり、取り残された宇宙人が困っていたところ、
彼を見つけたのが近所に住む少年エリオット。
 
ほかの人間に見つかればきっと研究材料にされるだろう。
エリオットは彼に“E.T.”と名付け、自分が守ると決める。
最初は宇宙人の存在など信じなかった兄マイケルと妹ガーティは、
E.T.に会って仰天するものの、エリオットに協力。
そのうち、エリオットとE.T.が共鳴していることがわかる。
 
ま、こんな感じでしょうか。
すごーく楽しかった。童心に帰ったような気持ちになり、スクリーンに目が釘付け。
E.T.を研究対象としか見ていない大人たち。
マイケルの悪友たちも一致団結してE.T.を宇宙船に届けようとするシーンには涙。
うるッとする作品はいろいろありますが、
今回はマスクをつけていたこともあり、涙拭えず。頬を伝ったのは久しぶりかも。
 
あまりに可愛いドリュー・バリモアが妬み嫉みを受けて学校でいじめられ、
若くしてヤク中アル中になってしまったのは有名な話。
そのまま駄目になってしまう芸能人も多いけれど、彼女は立派に立ち直りました。
ここ数年は出演作を観ていない気がするので、そろそろよろしく!
 
ありがとう、“午前十時の映画祭”♪
 
ところで、エリオット少年を演じたヘンリー・トーマスって、
今も俳優を続けているのかしらんと調べたら、
『ドクター・スリープ』(2019)の出演者の中に名前が。
どの役だったかを知って驚愕。ジャックの役でした。
つまり、『シャイニング』(1980)でジャック・ニコルソンが演じた父親の役。
『ドクター・スリープ』では亡霊のようにちらりと登場するのですが、
それを演じていたのがあのエリオット少年役の俳優。
ほかにも多数の作品に出演していて、あれほど注目される役はもうないけれど、
地道に俳優を続けているとわかって嬉しいです。

この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 『ローマの休日』 | トップ | 『21世紀の資本』 »

映画(あ行)」カテゴリの最新記事