『人生は二度とない』(原題:Zindagi Na Milegi Dobara)
監督:ゾーヤー・アクタル
出演:リティック・ローシャン,ファルハーン・アクタル,アバイ・デオール,
カトリーナ・カイフ,カルキ・ケクラン,アリアドナ・カブロル他
4回目の『RRR』を観た後、同じくイオンシネマ茨木で。
2011年の作品をなぜか今頃上映しています。
監督は『ガリーボーイ』(2018)のゾーヤー・アクタル。
てっきり男性だと思っていたら、女性なんですと。
アルジュンとイムラーンとカビールは親友同士。
このたびカビールの結婚が決まり、バチェラーパーティーをするのではなくて、
3人でスペイン縦断の旅に出ることにする。
3人それぞれが行きたい町とそこですることを決め、
決めた当人以外の2人も必ずそれを成し遂げなければならず……。
スペインのロードムービーと聞くと、『スペインは呼んでいる』(2017)を思い出します。
あれは『イタリアは呼んでいる』(2014)の続編で、グルメ中心の話でした。
本作は食べるものはほとんど出てこず、酔っぱらってバカをしているシーンが多いから、
どちらかといえば『ハングオーバー! 消えた花ムコと史上最悪の二日酔い』(2009)みたいな感じです。
4年前にも3人の旅を計画していましたが、
イムラーンがアルジュンの当時の彼女を寝取ったせいでお流れに。今もなんとなく気まずい空気。
いちばんのアホでお調子者に見えるイムラーンは、自分の父親が養父だったと昨年知ったところ。
スペインにいる有名な画家が実父だと知り、会いに行くべきかどうか迷っています。
この悩みを2人にも相談できなくて悶々。
金融業に携わるアルジュンは毎日仕事ばかり。
常に仕事を優先していたら、結婚するつもりだった彼女にフラれます。
幸せに結婚するはずのカビールも実はこれは予期せぬ結婚で悩んでいる。
誰も順風満帆な人生を歩んでいるわけではありません。
3人と出会うのが美女レイラ。
こんな人が一緒に旅してくれたらいいですよねぇ。
キスシーンのあるインド作品ってあまり記憶にないなぁ。
アルジュンとレイラのキスシーンは結構キュンキュンできますよ。