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『X-MEN:フューチャー&パスト』

2014年06月16日 | 映画(あ行)
『X-MEN:フューチャー&パスト』(原題:X-Men: Days of Future Past)
監督:ブライアン・シンガー
出演:ヒュー・ジャックマン,ジェームズ・マカヴォイ,マイケル・ファスベンダー,
   ジェニファー・ローレンス,ハル・ベリー,イアン・マッケラン他

ダンナ出張中に必ず一度はやるこのコースにまたチャレンジ。
職場→自宅近くのパン屋→職場近くのダンナ実家→自宅近くの劇場ということで、
今回は109シネマズ箕面。

公開してすぐに観るつもりだったのですが、
そのつもりだった日に『六月燈の三姉妹』を優先したため、
この日まで観る機会がありませんでした。
シリーズ全部は観ていない“X-MEN”、ついていけるかしらんと不安を抱きながら。

2023年、“センチネル”と呼ばれるロボットの軍隊が地球を席巻。
センチネルは、ミュータントを討伐するためにつくられたロボットで、
ミュータントの力に危険を感じる軍事科学者トラスクが開発した最終兵器
当初はミュータントのみを抹殺するロボットだったはずが、
いまやセンチネルは人類にも牙をむき、地球は滅亡の危機にさらされている。

それを阻止すべく立ち上がった“X-MEN”。
トラスクがセンチネルの開発に着手したのは1973年。
1973年まで遡って、センチネルの開発を阻止しようと。
開発のきっかけとなったのは、ミスティークによるトラスク暗殺。
皮肉にもトラスクを暗殺したせいでミスティークのDNAが政府の手に渡り、
ミュータントに対抗するための必要なすべてが明らかにされてしまったのだ。
開発を阻止するにはミスティークを止めるしかない。

他人の魂を過去のその他人自身に送る能力を持つキティは、
ウルヴァリンの魂を1973年へと送り込む。
50年前の自分の中に入り込むことに成功したウルヴァリンは、プロフェッサーXに会いにゆく。
そこにはプロフェッサーXと共に生活を送るビーストもいた。

自分が未来から来たこと、そして自分を来させたのは50年後のプロフェッサーXであること、
懸命にそれらを説明するウルヴァリン。
ウルヴァリンの話を信じはじめたプロフェッサーXとビーストだが、
ウルヴァリンがマグニートーに協力を求めたいと言った途端、拒絶反応を示す。

マグニートーはケネディ暗殺犯として収監中。
そもそも脱獄させることが無理だし、1973年当時はプロフェッサーXと犬猿の仲。
ウルヴァリンは50年後にはそうでないことも説明、
超音速の移動能力を持つクイックシルバーの手を借りてマグニートーを脱獄させる。

あとはミスティークを見つけて止めるだけ。
しかし事はそう簡単ではなく……。

シリーズを熟知していればより楽しかったと思いますが、
初心者であってもそう難しくはなく、シリーズを遡って観たくなります。
異なるタイプのオトコマエとベッピンがそろい、
自分の応援したい人を見つけるのも楽しそう。

観る前は、やっぱり私はヒュー・ジャックマンかなぁと思っていましたが、
『レ・ミゼラブル』(2012)のときといい、やっぱりこの人、髪型に左右されます。
『つぐない』(2007)からずっと気になっているジェームズ・マカヴォイがプロフェッサーX役。
ビースト役のニコラス・ホルトはあいかわらずカワイイ。
マグニートー役のマイケル・ファスベンダーが50年後にイアン・マッケランとは。

特に驚くべきシーンはありませんが、劇場で観る醍醐味を味わえます。
続編前にシリーズ全部、観ておこうっと。

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