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『奈落のマイホーム』

2022年11月22日 | 映画(な行)
『奈落のマイホーム』(英題:Sinkhole)
監督:キム・ジフン
出演:キム・ソンギュン,チャ・スンウォン,イ・グァンス,キム・ヘジュン,
   ナム・ダルム,キム・ホンパ,コ・チャンソク,クォン・ソヒョン,キム・ゴヌ他
 
友だちと3人で梅田のおでん屋さんで飲んだあと、私はTOHOシネマズ梅田でレイトショー。
どうしても気になっていた本作を観に行きました。
 
監督は『第7鉱区』(2011)や『ザ・タワー 超高層ビル大火災』(2012)のキム・ジフン。
前作から10年ぶりの新作がこれ。
 
平凡なサラリーマン・ドンウォンは、11年間に渡る節約生活の末に、
ついにソウルの分譲マンションの一室を購入し、妻子と共に幸せを噛みしめていたが、
部屋が傾いているのではと疑いたくなることが起き、一抹の不安を感じる。
 
そんなある日、同僚たちを新居に招いてホームパーティを開いている途中、大地震が。
シンクホール(=原題。地面が陥没して大きな穴が開く現象)が出現し、
マンション全体が地下の奥深くへと飲み込まれてしまい……。
 
ドンウォン役はキム・ソンギュン。チンピラ風で迷惑な隣人マンス役にはチャ・スンウォン
すごく面白そうで、実際面白くて、眠くなどならないはずだったのに。
 
やっぱりビールに日本酒、ワインまで飲んで映画を観に行くのは無謀です。
知らぬ間に爆睡してしまい、起きたときには皆無事生還するところ。
ハッピーなエンディングは観ることができたものの、肝心なシーンをすべて見逃したという。(T_T)
 
上映劇場も回数も少ないからわざわざこの日観に行ったのに、何をしているのやら。
いずれ塚口サンサン劇場で上映してくれないですかね。
そうしたら、『グリーンバレット』のときみたいに、2回目は完全しらふで観に行きます。
 
それはそうとこの邦題、絶対木下半太を意識して付けたと思うのです。
彼の“悪夢”シリーズの中の『悪夢のエレベーター』(2009)の続編にありますもん、『奈落のエレベーター』。
そのイメージが頭にこびりついていて、うとうとしながらも思い出していました。
ああ、木下半太を読みたくなってきた。
 
本作が本当に面白かったかどうかについては、再鑑賞してから書きます。すんません。

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