夜な夜なシネマ

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『クワイエット・プレイス 破られた沈黙』

2021年06月27日 | 映画(か行)
『クワイエット・プレイス 破られた沈黙』(原題:A Quiet Place: Part II)
監督:ジョン・クラシンスキー
出演:エミリー・ブラント,ミリセント・シモンズ,ノア・ジュープ,
   キリアン・マーフィ,ジャイモン・フンスー他

順調に毎日仕事帰りに1本ずつ観ています。
時短営業中でどこも21時には閉館するため、
1本しか観られないのは寂しいと思っていましたが、
2本観て帰宅すると日付が変わってしまうことも多いから、
1本にとどめておくほうが体に無理がなさそうです。
109シネマズ箕面にて。

批評家にも絶賛されたサスペンスホラー、『クワイエット・プレイス』 (2018)。
私はあまりに期待しすぎて、う~ん、まぁこんなもんかぁ、でした。
でも帰りに寄れるシネコンで上映しているのですから観ますよね、続編も。

目は見えないが音に反応する凶暴極まりないクリーチャー。
世界がこの謎のクリーチャーに支配されて四百数十日が経過。
エヴリンは生まれたばかりの赤ん坊を抱え、
聴覚障害のある娘リーガン、息子マーカスと共になんとか生き伸びている。

安住の地はどこかにないのか。
亡くなった夫リーが残した装置を手に、新たな避難場所を求めて歩き続けていると、
かつて家族ぐるみのつきあいだったエメットと再会。
エメットは妻子を失い、たったひとりで戦いながら生きていた。
エヴリンは助けてくれるようにエメットに頼むのだが……。

どうしてみんな普通に観ていられるの~。
期待していなかった分、前作より面白く感じました。

マーカスの行動が想定通り(笑)。
勇気あるリーガンに比べて、マーカスは相当のビビリ。
リーガンがエメットと安住の地を探しに出発し、
エヴリンがマーカスに赤ん坊を預けて物品の仕入れに出かけると、
不安で留守番をしていられない。
絶対に外に出てはいけないのに、早くママが帰ってこないかな~てな感じで、
表の様子を探りに出てしまう。
結果、大きな音を立ててしまってクリーチャーにバレるという。(^^;

リーガンのいる、音の聞こえない世界を表しているときは、無音になります。
これはとても緊張する。
聴覚障害のある人の世界はこんななのでしょうか。

監督であり、主演のエミリー・ブラントの実生活での夫でもあるジョン・クラシンスキーは、
序盤にちょっと姿を見せるだけ。
あとは頼りのエメットをキリアン・マーフィが好演。
この人、別にタイプじゃないはずなんですが、いい役者だなぁ。色気もあるし。
ジャイモン・フンスーがあっちゅうまに殺されるシーンは笑ってしまいました。

クリーチャーを一網打尽にする方法を思いつくリーガン。
それに手を貸すエメット。もうドキドキします。
キーとなるのはみんな聞いたことがある曲“ビヨンド・ザ・シー”。

さらなる続編も企画されているようで、さてさてどうなるか楽しみ。

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