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『帰ってきた あぶない刑事』

2024年05月28日 | 映画(か行)
『帰ってきたあぶない刑事』
監督:原廣利
出演:舘ひろし,浅野温子,仲村トオル,柴田恭兵,土屋太鳳,西野七瀬,早乙女太一,深水元基,
   ベンガル,長谷部香苗,鈴木康介,小越勇輝,杉本哲太,岸谷五朗,吉瀬美智子他
 
前述の『おいしい給食 Road to イカメシ』の後に同じくイオンシネマ茨木にて鑑賞しました。
私はほぼ興味のない“あぶない刑事”シリーズなのですが、結構な人気の様子。
封切り日だったこの日のレイトショーには中年以上のカップル客多し。
まぁ、1979年に放映されていた『俺たちは天使だ!』のファンだった私としては、
あれから45年経った今も柴田恭兵が活躍中だというのは嬉しいことですが。
 
で、“あぶデカ”っていつが最初の放送だったのかなと思って調べてみたら、1986年。
それからこうしてずーっと続いているとは、凄いなぁ。
 
警察を定年退職したタカこと鷹山敏樹(舘ひろし)とユージこと大下勇次(柴田恭兵)は、
ニュージーランド探偵事務所を開業したものの、トラブルを起こして免許剥奪。
致し方なく8年ぶりに横浜へと戻って来る。
 
横浜で心機一転、探偵事務所を開業したところ、依頼人第1号としてやって来たのは永峰彩夏(土屋太鳳)。
長崎在住の彩夏は、自分を産んですぐに失踪した母親・夏子を探していた。
今まで何の手がかりもなかったらしいが、最近になって夏子が横浜のクラブで歌っていたことを知ったと。
夏子をよく知るタカとユージは、自分たちのうちのどちらかが彩夏の父親かもしれないと思い、依頼を引き受ける。
 
一方、かつてタカに父親を殺された海堂巧(早乙女太一)は現在ベンチャー企業“ハイドニック”の社長。
ベンチャーを名乗りながら、カジノで儲けることを目論み、邪魔な奴は手下を使ってすぐさま殺す。
タカ&ユージの旧知の中国人・劉飛龍(岸谷五朗)は裏組織の人間ではあるというものの、殺人は犯さない。
しかし海堂と組むことを余儀なくされた劉は、意に染まない残虐なやり方にも手を貸さざるを得ず困惑。
海堂が今度は大量の爆弾を仕込んでテロを計画していると知り、劉は強く反対する。
 
夏子を探すうち、海堂の悪事を知ったタカ&ユージは、港警察署の巡査課長・町田透(仲村トオル)に連絡。
協力して海堂の企みを阻止しようとするのだが……。
 
シリーズをまったく観ていないので、人間関係がよくわかりません。
それでもたいした問題なく、一応楽しんで観ることができます。
町田の部下役で西野七瀬が出ていたり、海堂の手下の殺人マシーン・深水元基が恐ろしすぎて格好よかったり、
キャストが豪華な作品というのはそれだけで楽しい。全編通して軽妙です。
 
いちばん驚いたのは浅野温子でしょうか。『101回目のプロポーズ』のときの彼女はどこへ。
こんな怖い化粧の彼女は見たくなかった(笑)。
 
客入りのいい映画というのはやはりそれなりにテンションが上がります。

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