『恋するプリテンダー』(原題:Anyone But You)
監督:ウィル・グラック
出演:シドニー・スウィーニー,グレン・パウエル,アレクサンドラ・シップ,ガタ,ハドリー・ロビンソン,ミシェル・ハード,
ダーモット・マローニー,ダレン・バーネット,レイチェル・グリフィス,チャーリー・フレイザー他
上映初日にイオンシネマ茨木にて鑑賞しました。
この日封切りだった作品何本かの中でいちばん楽しみにしていたので優先して観ましたが、
うーむ、言うほどではなかったかも(笑)。
ハングマン役の彼を観る前にも出演作を観たことはあったのに、
『トップガン マーヴェリック』を観るまでは全然印象に残る俳優ではありませんでした。
でもその後観た『セットアップ:ウソつきは恋のはじまり』(2018)の彼は大好きで。
同じようなラブコメならハマるのではないかと観に行ったというわけです。
言うほどではなかったと書きましたが、全米ではじわじわと評判になって、予想を超える大ヒットを記録したそうです。
そうなの? どの辺が?
トイレを借りに入ったカフェで冷たく応対されて困っていたビーは、
咄嗟の機転で彼女を助けてくれたイケメン、ベンと意気投合。
彼の部屋で一夜を楽しく過ごしたのに、朝目覚めて不安になり、こっそり退出する。
帰途につきながらそのことを姉のハリーに電話すると、最高の相手と巡り会えたのになぜ黙って帰ってきたのかと咎められる。
そりゃそうだとベンの部屋へ戻ったところ、ビーに黙って去られたことにショックを受けたベンが、
親友のピートに最悪の相手だったとビーの悪口を言っていた。
まさか心にもないことを言っているとは思わなかったビーのほうが今度はショックを受けて退散。
それから月日が経ったある日。
同性愛者のハリーとピートの姉クラウディアが結婚することに。
シドニーで執りおこなわれる結婚式に出席するため、ビーとベンはたまたま同じ飛行機に乗る。
ふたりの間に漂う険悪なムードを心配したハリーとクラウディア、ピートとその両親は、ビーとベンが恋仲になるように画策。
それを察知したふたりは、結婚式を台無しにしないためにも今だけは恋人のふりをしようと決める。
ところが、ビーの両親は、ビーが長らく交際していたジョナサンのことがお気に入りで、
この機会によりを戻させようと、勝手にジョナサンを現地に呼ぶ。
また、ベンを振った元カノのマーガレットも結婚式の出席者のひとり。
ジョナサンは理想の相手だったとビーは言うし、マーガレットにも嫉妬させたい。
ビーとベンはイチャイチャするふりに努めるのだが……。
それなりに楽しかったけれど、それなり以上ではない感じ。
いちばん驚いたのは、シドニー・スウィーニーが巨乳だったということですかね(笑)。
今までラブコメのイメージはなくて、どちらかといえばお堅い役の女優さんだと思っていたから、
こんなに胸元の大きく開いた服を着て、ラブシーンも演じていることにビックリ。
しかし全部脱いでいるものの、乳首は絶対に映りません(笑)。
『トップガン マーヴェリック』のとき、グレン・パウエルのご両親が息子の活躍を喜んで映画を何度か観ているという記事を読みました。
それはいいと思いましたが、本作のこんな情けないシーンで全裸になっているのは親なら観たくないかも。(^^;
ストーリーも目新しいとは思えず、普通。
まぁ、目の保養にはなるかな。