夜な夜なシネマ

映画と本と音楽と、猫が好き。駄作にも愛を。

『奈落のマイホーム』、2回目だけどほぼ初見。

2022年12月15日 | 映画(な行)
前述の『MEN 同じ顔の男たち』とTOHOシネマズなんばにてハシゴ。
 
おでん屋さんでひとり飲みの後、酔っぱらった状態で劇場へ行ったら、
TOHOシネマズ梅田でものの見事に爆睡しました。
 
塚口サンサン劇場で上映してくれないかな~と思っていたら、
予想どおり来月のラインナップに入っている。
そのときに観るつもりでいたのですけれど、意外とロングラン。
まだTOHOシネマズなんばで上映中ではないですか。
 
Netflixならば鑑賞中に爆睡しても料金を払わずにまた観ることができますが、
劇場鑑賞した場合は再度料金を払わないと観られない。
 
いや~、面白かった。
いくら酔っぱらっていたとはいえ、こんなに面白いのになぜ私は寝たのか。
 
ソウルのマンション事情もわかりました。
地方から出てきた人がソウルにマイホームを持つのは夢で、
ドンウォンは11年かかって3億ウォン貯め、この夢を叶えました。
3億ウォンは、日本円にすると2800万円前後ですかね。
 
勤務先では課長を務めるドンウォン。
さまざまな境遇の部下がいて、すでにマイホームを持っている者、
自分はこの先も賃貸暮らしだとあきらめている者、
今はインターンの身でワンルームにひとり暮らしの者などなど。
分譲の男の彼女が好きなのに、賃貸の男は告白すらできない。(^^;
 
上映開始後だいたい40分ぐらいのときにマンションが沈下しますが、
その迫力といったらたいしたもの。ベキベキベキバリバリズッドーン。
 
こんな状況であるのに、壊れていないか心配するのはロッキングチェア。
よかった無事だと安心したのも束の間、
生存者が暖をとるための薪として使われるシーンは笑えます。
 
反抗期にある息子の寝顔を久しぶりに見られて、
マンションが崩落しても悪いことばかりじゃないなぁなんて会話も。
マンションの住人に10回会ったら10回挨拶する少年スチャンが可愛い。
泣きながらマンスに「アニョハセヨ」という姿にもふいた。
 
皆の会話や行動に時には笑い、時には泣かされ、大いに楽しんだ約2時間。
これで寝るなんて、飲んだら観るな、観るなら飲むな、てか!?

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