夜な夜なシネマ

映画と本と音楽と、猫が好き。駄作にも愛を。

『ゴーストバスターズ/フローズン・サマー』

2024年04月11日 | 映画(か行)
『ゴーストバスターズ/フローズン・サマー』(原題:Ghostbusters: Frozen Empire)
監督:ギル・キーナン
出演:ポール・ラッド,キャリー・クーン,フィン・ウォルフハード,マッケナ・グレイス,クメイル・ナンジアニ,
   ローガン・キム,セレスト・オコナー,パットン・オズワルト,ウィリアム・アザートン,
   ダン・エイクロイド,アーニー・ハドソン,アニー・ポッツ,ビル・マーレイ,エミリー・アリン・リンド他
 
前述の『オッペンハイマー』はイオンシネマ茨木で21:15に上映終了。
車に飛び乗って109シネマズ大阪エキスポシティへ向かい、21:30からの本作を鑑賞。
 
1980年代の大ヒットシリーズ“ゴーストバスターズ”。
本作はそれに続く通算5作目となります。
 
前作では科学オタクの地味な女子高生フィービー・スピングラーがサマースクールでこれまたオタクの教師ゲイリーと出会い、
フィービーの兄トレヴァーと母親キャリーと共に幽霊を退治するゴーストバスターズになりました。
本作ではスピングラー一家+ゲイリーがニューヨークに引越し、
ゴーストバスターズとして活動しつつ、ゴースト研究所の仕事も手伝っているという設定です。
 
初代ゴーストバスターズのメンバーのひとり、レイモンド・スタンツ博士はオカルト鑑定店を経営している。
ある日、そこにやってきたナディームという男が持ち込んだ球体の骨董品
調べてみると、それはすべてを一瞬で凍らせる史上最強ゴースト“ガラッカ”を封印するオーブだった。
 
絶対に封印を解いてはならぬものの封印が解かれてしまい、ニューヨーク中が氷の世界と化す。
ゴーストバスターズは世界を守るために立ち上がるのだが……。
 
ものすごく普通です。特に面白いわけでもなければ、かといってつまらないわけでもない。
前作よりスケールが小さくなったようなのは気になるけれど、まぁこんなもんでしょう。
 
国際色豊かなのは時代を反映してのことか。
前作にも共に出演していたフィービーの友だちポッドキャスト役のローガン・キムはアジア系(何人か不明)、
本作でファイアーマスターとして登場するクメイル・ナンジアニパキスタン系アメリカ人
 
ガラッカが自身の封印を解かせるために利用したのが、成仏できずにいる幽霊女子メロディ。
彼女をフィービーに近づかせます。
騙されて、史上最強のゴーストを解き放ってしまったと落ち込むフィービー。
だけどメロディが使う「最後のマッチ1本」は切なくて泣きそうに。
 
前作で監督を務めたジェイソン・ライトマンは父親アイヴァン・ライトマンの後を継いで
続編もメガホンを取り続けるだろうと思っていたのに、本作ではプロデュースに回っています。
確かに、彼の今までの作品は“ゴーストバスターズ”とはイメージが違う。
でも、どんな形であれ、父親の仕事に関わり続けていられるのは親孝行なのかもしれませんね。
 
やっぱりポール・ラッドが好きです。
最近ヒーローものの出演が多いけど、普通の男性役の彼もそろそろ見たい。

この記事についてブログを書く
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 『オッペンハイマー』 | トップ | 母、逝く。 »

映画(か行)」カテゴリの最新記事