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『シング・フォー・ミー、ライル』〈字幕版〉

2023年04月10日 | 映画(さ行)
『シング・フォー・ミー、ライル』(原題:Lyle, Lyle, Crocodile)
監督:ウィル・スペック,ジョシュ・ゴードン
出演:ハビエル・バルデム,コンスタンス・ウー,ウィンズロウ・フェグリー,
   スクート・マクネイリー,ブレット・ゲルマン,リリック・ハード他
声の出演:ショーン・メンデス
 
吹替版は3月末に鑑賞してUP済み。
字幕版を観る機会は『長ぐつをはいたネコと9つの命』と同様に逸してしまいそうでしたが、
実家に寄った帰り、イオンシネマ茨木のレイトショーに駆け込み。
もしやと思ってはいたけれど、予想が当たって今年3回目の“おひとりさま”
なんとなくこれは1カ月に1度ペースじゃあないでしょうか。
 
もっとも、イオンシネマ茨木ではスクリーン独占状態でもそれほど贅沢感はありません。
とにかく私の人生でいちばん贅沢だと思ったこのときに比べると。
言うちゃなんですけど、109シネマズ大阪エキスポシティのIMAXシアターにひとりのときと、
ずいぶん古びた印象のイオンシネマ茨木の普通のシアターにひとりのときじゃあ全然違う。
 
それでもまぁ、ひとりはひとり。くつろぎながら鑑賞できました。
 
これは圧倒的に字幕版のほうが良いですね。
吹替版でライルの声を担当した大泉洋も確かにがんばってはいましたが、
字幕版のショーン・メンデスには到底敵わない。
だいたい、ファッションモデルでシンガーソングライターって、ありですか。
天は二物を与えずなんて誰が言ったのか、余裕で二物以上を与えているでしょ。
 
吹替版ではジョシュの継母が台湾人だという設定に違和感をおぼえました。
その役を演じたのが『ハスラーズ』(2019)のストリッパーだったコンスタンス・ウーだからなおさら。
しかし彼女自身の声で観られる字幕版ならば、全然違和感なく受け入れられます。
あんまり可愛くないと思った子役のウィンズロウ・フェグリーも可愛いじゃあないか。
 
ハビエル・バルデム演じるヘクターはろくでなしですよね(笑)。
ラストの、ジョシュの同級生でイケてる女子トルーディとの会話のシーンは好きです。
ヒューマンビートボクサーのガラガラヘビが本当にいたら楽しい。
 
帰宅したのは午前0時。
ええ加減、こんな生活やめたほうがいいのではと思っていますが、
映画に満足した場合は翌日も結構元気です。

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