夜な夜なシネマ

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チェーンの居酒屋と侮ることなかれ。(続)

2016年12月19日 | まるっきり非映画
一昨日は飲み友だちのお兄さまお姉さまと忘年会。
どこで飲もうかという相談をしたときに、
飲み会つづきの12月だから、安いとこのほうがええなぁと意見一致。
そこで浮かび上がったのが例の店、贔屓屋 北野阪急店
詳しくはこちらをご参照ください。

11月に入ってすぐ、ぐるなびから予約を入れました。
いつもならネット予約の数時間後にはあの店長さんが直々お電話をくださるのですが、
この日は連絡が来ない。とくに気にも留めずに数日経過。
ようやく確認の電話がかかってきたのですが、あの店長さんではありませんでした。
まぁ、確認の電話ぐらい、店長直々じゃなくてもええわな。

と思ったものの、なんだかボソボソとしゃべる人で声が聞き取りにくい。
とりあえず予約は受け付けてもらえたようだけれど、
最後に「もう少し時間を早めてもらえませんか」とおっしゃる。
19:00の予約を18:00にしてもらえんかと。
いや、18:00に行けるなら18:00に予約してますがな。
だけど忘年会シーズンだし、きっとババ混みなのでしょうね。
「18:00は絶対無理だけど、18:30にできないか参加者に聞いて、
明日にでもお電話します」と言って電話を切りました。
なんか夏の宴会のときと対応がちがうなぁと、よぎる一抹の不安。

翌日こちらから電話をかけたら、たまたま同じスタッフが取ってくださった模様。
私が名乗ると、「あ、昨日はすみませんでした」。
このひと言だけで、前日の不安はかなり解消されるというもの。
「18:30に早めることならなんとかできます。
18:40ならなおありがたい」とこちらが言うと、
「ありがとうございます。助かります。では18:40で」。

何がどうなっているのかわからんけど、まぁいいや。
3,000円で飲み放題ですからね。
これだけ安けりゃ、大きな問題がないかぎり文句も言えない。
それにしてもあの店長さん、どうしはったんかなぁ。
倒れたとか、もういないとか(泣)、などなど思いつつ当日を迎えました。

で、一昨日の土曜日。やはりものすごい混みっぷり。
そんななか、厨房に見えました、あの店長さんのお姿が。

3,000円コースのお料理は、唐揚げとかフライドポテトとか、
かなり油脂分の多い若者仕様だったため、
あらかじめもう少し年寄り向けにアレンジしてもらえるなら嬉しいと
お願いしてあったのですが、バッチリ。

2時間楽しく美味しく飲んで食べて、会計を済ませた退店時、
お忙しいなか店長さんが出てきてくださいました。
聞いてびっくり、前回私がおじゃました後、京阪沿線の他店へ異動になったそうです。
しかし今回の予約を受けて、急遽12月に戻ってこられたそうな。
年寄り仕様のお料理も「私が独断でアレンジさせてもらいました」とのこと。
おそらく12月のみの出戻りではないかとお察ししますが、
「またいつでも言うてください」とおっしゃる。なんと嬉しい。

年に2度行くかどうかわからない客のこと。
こんな対応をしてくださるのはものすごく嬉しい。
最初に電話を受けてくれたスタッフも、
ボソボソしゃべる人やなぁと正直なところ印象は良くなかったけれど、
その人が私の予約時のコメントをきっちり会社に伝えてくれたということですよね。
やっすいコース頼んだ客がなんか言うてるわではなく、
会社にそれをちゃんと伝えてくれて、
それを聞いた会社が元の店に戻すという取り計らいをする。
ええやん、贔屓屋。とまた思ったのでした。

ちなみに、若いスタッフも皆優秀です。
あまりの混雑に客の呼びかける声もかき消されるような状況。
「すんませ~ん」は聞こえなかったようなのに、
同席したお兄さまが「男前!」と呼びかけたら、すぐに振り向いてくれました(笑)。
「男前!に反応しちゃいました」と笑うのもカワイイでしょ。

あの店長さんのお名刺をいただくのを失念しちゃったんだなぁ。
12月中に立ち寄って名刺もろとこ。

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