『君の名は。』(TOHOシネマズ１ヶ月フリーパスにて鑑賞の22本目＠西宮)

フリーパス有効期限の最終日に４本ハシゴの３本目は、
２回目の『君の名は。』。

なにしろ新海誠監督のファンだったもので、
シネコンの大スクリーンで上映されるほどメジャーになった嬉しさに、
１回目は封切り直後、最前列のド真ん中で観ました。

世界各国でこれだけ大ヒットを飛ばしているのですから、
私がイマイチと思ったのが何かの間違いかもと思い、
先入観なしにもう一度観るべきではと考えたわけです。

結果、寝ました。(^^;

相変わらず、絵は綺麗。
背景はアニメだというのが信じられんほど美しい。

しかしやっぱり切なさが足りないのですよ。
大好きだった『秒速５センチメートル』(2007)や『言の葉の庭』(2013)のような、
キューッと心を絞られるような切なさ。
２回目もその切なさが私には感じられませんでした。

これ、話の筋としてはなかなかに難しい話ですよね。
職場でも還暦を過ぎた人が観に行って、ついていけない部分があったと話していました。
自分たちの年のせいだと思っていたそうですが、そんなことはないかと。
「出会う前に会いに来るなよ」とか、時間の流れがむずかしい。
１回観ただけではわかりにくいからリピーターもいるのだと思います。

アマノジャクな私、やっぱりこれより前までの新海作品のほうが好きです。