夜な夜なシネマ

映画と本と音楽と、猫が好き。駄作にも愛を。

『イコライザー2』

2018年10月16日 | 映画(あ行)
『イコライザー2』(原題:The Equalizer 2)
監督:アントワーン・フークア
出演:デンゼル・ワシントン,ペドロ・パスカル,アシュトン・サンダーズ,
   ビル・プルマン,メリッサ・レオ,サキナ・ジャフリー他

日曜日、いつもどおり16時の晩ごはんを済ませました。
3連休で明日も休みなのだし、夜にもう1本観ても許されるんちゃうかと思いはじめ、
109シネマズ箕面でちょうどいい時間帯に上映作品がないか調べる。
そうしたら、あるや~ん、18時過ぎから20時半までの本作が。
エグゼクティブシートにまだひとつだけ空きがあり、確保。
日中は駐車場に行列ができていてシュッとは入場できないのですが、
このぐらいの時間になると待つことなしに入れます。いそいそと出かけました。

デンゼル・ワシントンが凄腕の元CIAエージェントを演じる『イコライザー』(2014)の続編。
いつのまにか彼も還暦を過ぎちゃいましたね。でもキレキレで嬉しい。

元CIAエージェントのロバート・マッコールは、訳あって引退した後、
ウーバーの運転手として穏やかな日々を過ごしている。
しかし、巷で困っている人を見かければ放っておくことができず、
戦闘スキルを駆使してあっという間に悪人たちを一掃。
誘拐事件を企てた犯人から子どもを取り戻したり、
婦女暴行事件を起こした道楽息子どもを叩きのめしたり。
そんな事実を街行く人はもちろん、同じアパートの住人たちもいっさい知らない。

彼の存在を知る数少ない者のうちのひとりで、
かつての彼の上官であるスーザン・プラマーが出張先のブリュッセルのホテルで惨殺される。
単なる物盗りの犯行かと思われたが、納得できないロバートは独自に捜査を開始。
スーザンの部下たちが関与していることを突き止める。
犯人たちはロバートと同じく特殊訓練を受けたスペシャリスト。
たやすく勝てる相手ではないと思われたが、ロバートは立ち向かい……。

前作では、ターゲットに立ち向かうとき、ロバートがストップウォッチをセットするのが印象的でした。
続編の本作でも冒頭のいくつかの事件ではそうなのですが、
最後はもうそれどころではなくなって、何十秒で一掃なんてことはありません。
それがちょっと寂しいといえば寂しい。

けれども平均点以上の楽しさはじゅうぶん。
ろくでなしやひとでなしを瞬殺する姿に、殺しは駄目なんてかたいこと言わずにと思ってしまう。(^^;
アパートの住人ですぐに不良に流されてしまいそうな青年マイルズや、
配車サービスの常連客サムとのやりとりなど、しんみりさせられます。

デンゼル・ワシントンもブルース・ウィリスもみんなみんな還暦過ぎ。
この路線でこれからも行くのは見た目にもツライかもしれないけれど、
クリント・イーストウッドの年齢まではまだだいぶんあるから頑張って。
おじさんたちの希望の星になるのだ!

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