6月28日(火) 雨のち晴
5月初旬に根元の【真っ白化】を見つけたのと時期を同じくして、カミキリムシの幼虫(多分!)が幹に入り込んだらしく、枝が1本ずつ枯れ初め、まるで「一寸刻み五分試し」のように、無残に枯れて行き、最後の頼みの主木もこのありさまだ。
せめてひこばえに期待を、と確かめても、根っこのあたりも枯れ果てている。
なんてことか!
義妹の恭子ちゃんにいただいた鉢植えを、街はずれの法面に植えさせていただいた。
携帯の待ち受け画面に選んで楽しんだりもしていたのに、なんと無常な!
早朝から、子どもたちの見送りに行く。
厳めしいパトカーが停車し、行き過ぎるおりに優しいお声で「ご苦労さまです」と、お声かけしてくださった。
何が無し、報われた氣がした。
八重桜の枯れ死に慌てふためいたせいか、帰宅してから脳がくらりと揺れ、脱力感も自覚される。
「ん?」
まさか、熱中症でもあるまいに。
で、血糖値を測ってみたら、まさかまさかの低血糖症状だ。
一般に、随時血糖値は70~109(mg/dL)を正常範囲とするので、今朝の値を高血糖、食後2時間のこの値は低血糖と呼ばれ、この急激な上下差は体の内部で悪さをする。
気づきにくいのが難で、さくらのようにインスリン投与の患者は、体の不調を感じたらすぐに、血糖値検査で異状が判る。
無症状の、自覚されない患者さんの日々が心配である。
昨夜、日付の変わるころにいただいた夕ご飯が高血糖に現れ、早朝から歩き回ってボランティアしたり桜木の世話に我を忘れた結果の低血糖。
生活習慣の改善に努めます!
すぐにキャンディをほおばって血糖値を上げ、トマト、バジル、チーズにフレンチドレッシングしたサラダと健康野菜スープで、おなかの虫抑え。
茄子のスープは、おいしいけれど色が悪くておすすめできないわ。
あなたにとって桜花は死生観に通ずる大切な花。でも、落胆も一時のことで、あなたはきっと、必ず、不屈の闘志で前に向かって行かれるでしょう。
あなたのような職場の後輩を持って、励まされています。