よそ様のご子息を、しかもご長男を、断りもなく呼び捨てにしてごめんなさいね。
…さてさて、話はここからですぅ。
夕方、パパが迎えにきてくれて、みるくを連れてたこ焼きパーティのお招ばれに行く。
車中で はやばや、「パパ、今夜の亀田VS内藤戦のテレビ、見せてね!」と頼んでおき、食事中から、「そら行け! 亀田。 負けるな!興毅!!」
昨夜は、世界ボクシング評議会(WBC)のダブルタイトルマッチが行われたのだ。
下馬評ではほとんどが王者・内藤大輔の勝利を予想し、Big mouseの亀田興毅の敗北が既定のことのように語られていた。
でもでもさくらは、昨夜も放送開始前から言い続けた。
「この試合、必ず亀田が勝つよ!」
なぜって、【親孝行の頭(こうべ)に神宿る♪】のだから!!
理屈にならない理屈で、でも、必ず興毅が勝つ!
◆
あれは、2006年8月2日の夜。
世界ボクシング協会(WBA)ライトフライ級王座決定戦でフアン・ランダエタ(ベネズエラ)に判定勝ちし、王座に駆け上ったあの夜から、さくらは一貫して亀田興毅を応援し続けている。
とにかくその夜、以下のような一文をブログにしたためた。
『夜は、亀田興毅のボクシングに我を忘れる。
スポーツに”熱中・夢中”することで、免疫力がぐんっと上がることを、抗がん闘病中に数多く体験してきた。
僅差で勝っても勝ちは勝ち!
夢のチャンピオンベルトを手に、「オヤジ、育ててくれてありがとう!」「お母さんも、生んでくれてありがとう!」と爽やかに泣いた19歳の新・チャンプ!!!
さくらも思わず、うるる…と泣きました~。
とても爽やかに、泣けましたぁ。
現代の親子に失われた、恩愛の情、親に対する感謝、子にかける信頼、何よりも”夢”に向かって死に物狂いで立ち向かう若さと気迫が素晴らしい。
僅かの時間に、そのことを教えてくれた今日のボクシングに感謝。』
…そして、2年前の秋。
当時二十歳の弟・大毅が内藤大助を相手に反則を繰り返し判定負けを喫して以来、一躍批判にさらされた家を背負い、父をかばい弟を守り、ひたすら頭を下げ続けた、興毅の潔さ、精神の強さ。
いま日本の青年で、親を愛し、親に感謝をし、兄弟と相睦み、一旦緩急あれば体を張って守り抜く、…そんな気概を持った青年がいったい幾人おられることだろう。
少なくとも亀田興毅には、現代人が失ったその美徳が備わっている!
内藤戦の勝利を手にし、「おやじ、どんなもんじゃい!」と吠えた彼の心中には、育ててくれた父への感謝と、この場に立ち会えない師匠としての父親への哀切が渦巻いていたことだろう。
内藤に対しても、「今までいろいろ言うたけど、いい試合で感謝している」と礼を尽くした亀田興毅。
ん~、男だねぇ!
…さてさて、話はここからですぅ。
夕方、パパが迎えにきてくれて、みるくを連れてたこ焼きパーティのお招ばれに行く。
車中で はやばや、「パパ、今夜の亀田VS内藤戦のテレビ、見せてね!」と頼んでおき、食事中から、「そら行け! 亀田。 負けるな!興毅!!」
昨夜は、世界ボクシング評議会(WBC)のダブルタイトルマッチが行われたのだ。
下馬評ではほとんどが王者・内藤大輔の勝利を予想し、Big mouseの亀田興毅の敗北が既定のことのように語られていた。
でもでもさくらは、昨夜も放送開始前から言い続けた。
「この試合、必ず亀田が勝つよ!」
なぜって、【親孝行の頭(こうべ)に神宿る♪】のだから!!
理屈にならない理屈で、でも、必ず興毅が勝つ!
◆
あれは、2006年8月2日の夜。
世界ボクシング協会(WBA)ライトフライ級王座決定戦でフアン・ランダエタ(ベネズエラ)に判定勝ちし、王座に駆け上ったあの夜から、さくらは一貫して亀田興毅を応援し続けている。
とにかくその夜、以下のような一文をブログにしたためた。
『夜は、亀田興毅のボクシングに我を忘れる。
スポーツに”熱中・夢中”することで、免疫力がぐんっと上がることを、抗がん闘病中に数多く体験してきた。
僅差で勝っても勝ちは勝ち!
夢のチャンピオンベルトを手に、「オヤジ、育ててくれてありがとう!」「お母さんも、生んでくれてありがとう!」と爽やかに泣いた19歳の新・チャンプ!!!
さくらも思わず、うるる…と泣きました~。
とても爽やかに、泣けましたぁ。
現代の親子に失われた、恩愛の情、親に対する感謝、子にかける信頼、何よりも”夢”に向かって死に物狂いで立ち向かう若さと気迫が素晴らしい。
僅かの時間に、そのことを教えてくれた今日のボクシングに感謝。』
…そして、2年前の秋。
当時二十歳の弟・大毅が内藤大助を相手に反則を繰り返し判定負けを喫して以来、一躍批判にさらされた家を背負い、父をかばい弟を守り、ひたすら頭を下げ続けた、興毅の潔さ、精神の強さ。
いま日本の青年で、親を愛し、親に感謝をし、兄弟と相睦み、一旦緩急あれば体を張って守り抜く、…そんな気概を持った青年がいったい幾人おられることだろう。
少なくとも亀田興毅には、現代人が失ったその美徳が備わっている!
内藤戦の勝利を手にし、「おやじ、どんなもんじゃい!」と吠えた彼の心中には、育ててくれた父への感謝と、この場に立ち会えない師匠としての父親への哀切が渦巻いていたことだろう。
内藤に対しても、「今までいろいろ言うたけど、いい試合で感謝している」と礼を尽くした亀田興毅。
ん~、男だねぇ!
こんな、親孝行の話につながるとは思いもしなかったが、なるほど、と思い直し夕方実家の親父に電話したら、かえって心配された。
親孝行も、むずかしいもんです。
さくらさんの母性愛に訴えるものがあったのでしょうなぁ。
亀田は、「素にして野だが、卑ではない」類いの青年だと思います。
粗けづりだけれど、気配りの出来る優しい男だと観察しています。
いま、残念な青年が多いから余計に…
☆清風さま、こんばんは。
いつも、ありがとうございます。
あ~、これは母性愛なのですか…。
そうなのですね。
またひとつ、教えられました。
ありがとうございます。