さくらの日々是好日

余命半年から生還♪今年21年目の【金つなぎ勝ち抜きRoad】を走り続ける、多重がん患者の病老の日々や患者会活動をご紹介!

♪ 切手シートが、 13枚当たったばかりの令和4年の年賀はがき。  郵便局の隅っこでがん相談を受けているさくら。

2022年01月18日 22時49分57秒 | 患者による患者のためのがん相談
1月18日(火)   曇、粉雪散らつく

長男の58回目の誕生日。
あの日も粉雪の舞う、冷え込む一日であった。
21歳の若い母は、手探りの育児で今81歳の新年を迎えた。

息子よ。
未熟な母を育て、よくぞ58年生きてくれました。
                    ◆
新年初参加のひまわりコーラスの帰途、郵便局に立ち寄り、午前中にチェックした当選はがきを13枚交換。 ほかに、居眠りしつつさかさまに印刷したり通信面に宛名の印字をしてしまったり、挙句の果てに、100枚が手つかずのままで利用できず、いずれも交換の憂き目を見ることになった。

ロビ―の隅でメールの確認をしているところに、「先日は、ありがとうございました」と電話が入った。
1月の名張市がん・難病相談に留守電を残してくださったヒロコさんからだ。
話し足りないことが多々あったようで、シェーグレン症候群について、体の不具合をもろもろ訴えて、「辛いでしょう、しんどいでしょう」と、ひたすら聴かせていただく。

シェーグレン症候群は、1933年にスウェーデンの眼科医ヘンリック・シェーグレンが論文により指摘し、日本では1977年の厚生労働省研究班の研究により、広く知られるようになった、比較的新しい自己免疫不全症候群の一つで、国の指定難病53とされ、主に中年女性に好発する、炎症性の慢性疾患である。

症状は、▼目の乾燥(ドライアイ)▼口の乾燥(ドライマウス)▼鼻腔の乾燥のほか、全身症状としては、疲労感▼記憶力低下▼頭痛などが主訴とされ、▼めまい▼集中力の低下▼うつ症状なども多い。。

病友がたに伺っている、涙が出ない、唾液が出ないなどの具体的な辛さ苦しさは、相当のものであるけれど、まずはご自分の症状を受け入れ、信頼できるDrに相談して、正しい闘病の途を行きましょう!
同病の方々は、どなたも、皆ご自分の症状を受け入れ、明るく強く前向きに
この病と向き合って勝ち抜いておられます。

OK,大丈夫!
まずは、粘膜の乾燥を防ぐ生活習慣として、必ずボトルを携行しこまめな水分補給をお忘れなく。 この季節、睡眠時に湿った暖かいガーゼなどを眼帯にはさみ、目の外部から湿り気を補充してやる、部屋には必ずボウルに水を張り部屋の湿度を上げてやる、ハンガーの湿ったタオルを掛けておく。
そんな取り組みも、病気からくる不定愁訴を無くしてくれます。

あ、この暮らし方はオミクロン株を駆逐してくれますし‼

何より、病気の辛さが軽減されるのです。
もちろん、信頼できるDrからあなたに合った医療を受けておられることが前提です。

入浴の時は、思いっきりミストを吸い込んで体中の皮膚粘膜を潤してあげましょう!
栄養、運動、睡眠、温浴。 ストレスと上手に付き合って、いま以上に症状を悪くさせないよう、頑張りましょう、ご一緒に!
                   ◆
局員さんが、心配そうに度々カウンターの向こうから覗いてくださっている。
ヒロコさんの声が明るくなり、「言われたこと、色々、やってみます」、「そう。 必ず、何か良くなっていくことが実感できるから!」
                        
「おはよう! もうすぐ、2年生やね」、「はいっ」
初々しかった新入生が、キリっと締まった姿勢で挨拶を返してくれた。

比奈知小学校の皆さんは、ほろほろと舞う粉雪にめげずに、登校して行かれる。
みんな。 すぐに、上級生だね、中学生だね。                        
                       
創立31年目のひまわりコーラスは、【いのち】をテーマに来る35周年記念コンサートに、今から備える。

主宰の富永先生は、今日も優雅な男前女子♪
心に秘めた熱い思いが、そくそくと伝わってくる。
何しろ、平均年齢75歳超のグループなのだ。
さくらは、その時85歳。 生半可の覚悟では果しえない目標だけれど、先生とメンバーさんにすがって、「生きる!」と決めている。



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