
一昨日、突然の声かけにも関わらず金つなぎの病友5人が集まり、大阪で食事会が開かれるなんて。
それより、いったいナニがそんなに 「あはは~」 だったんですか? って、病友からのお問い合わせが多いので、少しご披露いたしましょうか。
もとより、人一倍思い入れの激しいさくらのこととて、「あはは~話」 には、事欠かないのですが、この日も、「尻がん」 の話に始まり、採れたてホヤホヤのネタに、一同笑った、笑った!
どんな話って?
まずは、「がんの再発・転移?」 と内心に不安を抱えつつ乳腺外科の待合室で血圧計に腕を入れていたさくらの頭から、突然声が降ってきた。
声の主は、血圧計測の列に並んでいた、見知らぬ大阪のおばちゃん!
「奥さん、すごい低血圧やんか! 頭、ぼうっとせえへん?」
さくらに声をかけ、後ろの並んだ他のおばちゃんにも声をかける。
「なぁ、見て、見て。 すごい低血圧! 看護婦さんに言うたほうがええんとちがう?」
「ほんまや! 奥さん、大丈夫~? 看護婦さんを呼んであげよか?」
この日、最高血圧は99、最低血圧が58。 いつものさくらの定番数値なんですぅ。
それにしても、見ず知らずの3人が、まるで以前からの知り合いのように会話をしている不可思議さ。
大阪のおばちゃん、明るく闊達で、優しくおせっかいである。
「ほんまや! 私も、この間こんなことがあったんよ…」
桃谷・がんこ亭の私たちも、次々に 「あはは~話」 で盛り上がる。
「あはは、あはは~」 で笑いさんざめく間は、がんの転移・再発の不安も死の恐怖も忘れていられる。
そうして、心を強く安らかにしてから、「その時の覚悟」 を話し合ったりする。
皆々さま。 人生一度限り。
思いっきり悔いなく生きて、時至れば、粛々と笑って逝きましょうね!
OK、OK! 大丈夫だから。
いつも、言っておられます。
聞きたいです。
他愛ないことで、こんなに盛り上がって笑い合える”仲間の絆”がうれしいです。
こういう集いが、副作用のない抗がん治療。 どうぞ、ご家族や友人の皆さんたちと、あはは~♪してくださいね!