♪深夜バスの中でメール送をした病友が、 今日、 あっけなく逝かれたと！

２月１３日（金）　粉雪が激しく舞う昼

冷え込みが厳しい一日。

散歩がてら、アップル歯科の予約外来に行く。
これといった病変はないのだけれど、少し動いている下あごの歯のお掃除をしていただく。

帰り道に、ヘアウィッグを衝動買いしてしまう。

踊りの舞台のたびに、金髪をカラーリングするのがイヤだし、手持ちのウィッグに少し飽きが来ているので…

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トイレに立ち寄って、悲報を聞いた。

高校時代の友人・Ｉ氏（大学講師、元会社役員を経てＪＩＣＡの国際ボランティア）から先週、大要以下のようなメールが届いていた。

『私の職場の後輩（大阪出身、阪大卒業、52～53才、現職の部長）ですが、昨年末に精密検査の結果、ガンで胃がほとんど機能しなくなっており胃から腸に食べたものが流れなくなっている状態だそうです。「末期ガン」と言っていました。

2年くらい前から「胃に潰瘍があるので要注意」程度のアドバイスがあったのですが、大した痛みや不具合もなく、又50才頃になって子供が出来たりしたこともあったので（子供3才・1
才の2人）忙殺され、そのまま放置したようです。

昨日も会って話し合いのところ、「余命3～6か月との診断」だったので、お正月は両方の家族に集まってもらい、率直に話したそうで、子供はづーっとお父さんと居れたので喜んでいたと笑っていました。

それで、この様な場合にはどうしていったら良いのだろうか？との相談です。
助けてやって欲しい、アドバイスください。　　お願いします。』


　　　　　　　　　　　　

９日の深夜、横浜に向かうバスの中で、Ｉ氏に宛てて返信メールを打った。

『こんばんは。ずっと気になっていましたが、身辺あわただしく、返信できずにごめん
なさい。いまはNHKラジオ深夜便の上野DPdご葬儀に向かうべく、高速バスの車中です。
明日の午後２時から１０時までは横浜でフリーなので、お出会いできると良いのですが、急なことですしどうでしょうか。ご連絡をお待ちします。

> ガンで胃がほとんど機能しなくなっており胃から腸に食べたものが 流れなくなっている状態だそうです。「末期ガン」と言っていました。
→胃は抗がん剤で固めて全摘術ができないのでしょうか？
バイパス術で代替の胃をつくりがんばっておられるケースもあります。

スキルス性の悪性がんの場合も、マインドの強さがモノを言います。
まだまだ、世のため人のために生きなくてはならない方だと拝察いたします。なので、どうぞ『我が儘在るがまま』の自分をさらけ出し、ご家族や周囲の皆さまを巻き込んで、ご自分の生還のためだけに闘病してくださいませ。　いま、お世話になった分は、元気になられたら、必ずお返しできるのですから、自分が治った時のイメージをたくさん思い描いてがんばってくださるよう、よろしくお伝えくださいね。

電話ででもお話できれば、とも思いますが。
ではでは。　お休みなさい。　　広野』

折り返し、「彼は、病状が急変してICUにはいりました」とメールが届いた。