4月10日(水) 雨
友人の香代子さんの車で、青蓮寺湖畔の桜並木を見に行く。
数10本の爛漫の桜が折からの雨に散りもしないのは、一昨日の富貴ヶ丘の桜並木と同じだ。
死生観のよりどころとなる、桜木の潔さとしぶとさ・したたかさ。
世界中の桜木が、相反するこの二律背反を毎年私たちに見せてくれるというのに、ほとんどの【桜劇場の観覧客】は、誰も氣に止めようともしない。
ひとり、病者の哲学を標榜する金つなぎだけが、この季節に、自らの生き方を見直し、来し方・逝く末に思いを致す。
人生一度限り。
今年の桜は今年限り。
爛漫の桜花のもと、死生を語る!
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老女の闘病日記・日に新た日に日に新たなり
人はなぜ、病むのか?人はなぜ生きるのか?なぜ、死ぬのか?