1月2日(水) 曇
もともとこの子は、働くことが好きであった。
3年前、さくらが健康づくりのために開墾した借地農園を、最初から手伝い、小学1年生ながら真夏の畑に水を運び水まきをし、秋には大根の種を几帳面に蒔いてくれた。
収穫ももちろん喜んで手伝い、稲藁運びに顔を真っ赤にして汗をぬぐっていた姿も微笑ましく思い出す。
4年生になった今も、父親と一緒に名張に残り、「お買い物に行こうか? 何か買っておげるから」と言っても、「行かない。 それよりぼく、キーウィが採りたい」
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老女の闘病日記・日に新た日に日に新たなり
人はなぜ、病むのか?人はなぜ生きるのか?なぜ、死ぬのか?