東京国際フォーラム ホールA 1階32列45・46・47番
18:00 開場 19:00 開演
David Coverdale(Vo)
Reb Beach(G)
Joel Hoekstra(G)
Michael Devin(B)
Tommy Aldridge(D)
Michele Luppi(Key)
《セットリスト》
1.Burn
2.Stormbringer
3.Love Ain't No Stranger
4.The Gypsy
5.Give Me All Your Love
6.You Keep On Moving
7.Ain't No Love In The Heart Of The City
8.Guitar Solo
9.Mistreated
10.You Fool No One
11.Drum Solo
12.Soldier Of Fortune
13.Is This Love
14.Fool For Your Loving
15.Here I Go Again
~Encore
16.Still Of The Night
17.Bad Boys
18.We Wish You Well
■ WHITESNAKE 参戦記 ■
by Mr.UNIVERSE
10年ひと昔、というが何しろ35年ぶりの参戦である白蛇公演。初来日の渋谷公会堂には、ジョン・ロードもイアン・ペイスもいた。目の前のジョン・ロードの軋むハモンド・オルガンの大音量は耳鳴りがするほどの激しくも心地良い陶酔感。バンドの基本はデビカバをバーニー・マースデンとミッキー・ムーディがサメ[トして繰り広げられるハード・ブルース・ロックだったと思っている。
その後、アメリカ進出後の白蛇路線には、ついていけず、もう来日しても行く機会はないと思っていたが、まあパープル中心の曲をやるツアーということで、不安半分、期待半分で参戦。不安の要素はデビッドの声の変わりようが、ライブでどうなってしまうのか?に尽きる。「パープル・アルバム」は、ちょっとドスが利きすぎる低音を何とかサウンド面で誤魔化している印象が強かった。
全体的な印象。意外と声は出ている→特に中音域から高音。昔を思い出す変わらぬコンサ<gスタイル→マイクスタンド使いやパフォーマンス。他のメンバーは知らないし興味も無いので評価は敢えてしませんが、昔のファンでもまあまあ楽しめた2時間だった。ということでした。
■ 白蛇東京公演の感想文 ■
by Mr.Rapport
他のライターさんと同じようなことを書いてもつまらないと思うし、最近の白蛇に関してはなにかと疎いため、今回はセットリストの観点から、自分なりに思ったこと、感じたことを……。
まずは、以下のセットリストをご覧になってください。
1. Burn
2. Storm Bringer
3. The Gypsy
4. Lady Double Dealer
5. Mistreated
6. Smoke on the Water
7. You Fool No One(inc The Mule)
8. Space Truckin
Encore Highway Star
このセットリスト、もうおわかりですよね。
そう、DP・MARKⅢ後半のもの。
今回の白蛇公演(東京)のセットリスト、まさにこれに準じているなあと思いました。
DPのセットリストの1、2、3、5、7とまったく同じ順番でやってくれるなんて、まさに夢のよう。
しかも、4、6、8、そしてアンコールに、白蛇の往年のヒットナンバーとDP・MARKⅣのナンバー(You Keep on Moving)が差し込まれるという配置。
これだけでも感動モノ。観て良かったというのが本音です。
個人的にウルルンしたのは、You Keep on Moving演奏前のデビカバのMC。
ボクが初めて東京に来たのは、今からちょうど40年前、DPのメンバーとしてだった
そう、MARKⅣの一員として。
次の曲は、トミー・ボーリン、ジョン・ロード、グレン・ヒューズと演奏した思い出深いナンバーだ。(なぜだかイアン・ペイスの名前は出てこなかった)
デビカバのこのMCを聞いたとき、武道館で初めて観たDPのことを思い出し、涙腺がゆるみかけたというわけです。
ただ、人間の欲はキリがありませんね。
You Fool No Oneの後のドラムソロはThe Muleにつなげてほしかった。
DPのあの曲もこの曲も演ってほしかった。
白蛇のあの曲もこの曲も……。
そこで、私なりに究極の白蛇セットリストを考えてみることにしました。
Burn
Storm Bringer
Walking in the Shadow of the Blues
Lady Double Dealer
Give me All Your Love
Love Hunter
Mistreated
Soldier of Fortune
You Fool No One
Is This Love
You Keep on Moving
Fool for Your Loving
Don’t Break My Heart Again
1st Encore Lay Down Stay Down
2nd Encore Still of the Night
3rd Encore Take me with You
個人的にこれならば200点満点ですが、贅沢というものでしょうか……。
(おしまい)
追伸 管理人さん、大切なことを忘れていました。これを機に「ホワ会2」を作りましょうよ。でも、あまり意味ないか……。
■ 管理人の白蛇参戦記 ■
ちょー久々の参戦、体力を付けておく必要があります。
昼は勿論!「洋庖丁」にてガッツリ行って、スタミナ満タンです。
まずグッズ先行販売に並ぶため、16時に現地に到着・・・すでに長蛇の列。
16時30分頃にようやく販売コーナーに辿り着く。
順番を待ちながら頭の中では、Tシャツにするかパンフにするかギリギリまで葛藤を繰り返すも、“パンフ 2000円也”に決着。
開場までは1時間以上あるので周囲をぶらりし、写真はOKとヘッドさんより事前情報を得ていたので、いくつかパチリパチリしながら18時に舞い戻り入場。
座席、やや後方ながらほぼ真ん中。“卓ちょい後ろ”という好位置に驚く。
まだかまだか・・・時計は開演時間を10分程押している。
と、場内のBGMがWHOの「My Generation」になった!いよいよだ!!
“白いシャツ”で現れたDC。オープニングの「Burn」で、当然のことながら僕の血流は200%に上昇。この時点で血圧計を装着していたら、恐らく振り切れてしまったろう。
驚いたのは続く2曲目だ。既に昇天してしまっている隣のラモウんと顔を見合わせてしまった。
シンバルの合図で続けざまにぶち込まれたのは、あれ?「Fool For Your Loving」じゃない!!!
それは、ほとんどのオーディエンスが予期していなかった「嵐の使者」だった。←あえて邦題で呼ぼうじゃないか!
オチャメなDCは、日本人スタッフの物真似か?またしても“ハイ!ハイ!”を披露。
俺はまだまだ現役だぜ~と言いたげに、マイクを股間に当てた“ちんちんメ[ズ”もご健在。
それと、何の意図があってやっているのかわからんが、野球のノックの仕草を度々やってたな~。
鳥肌ものの名バラード⑦「Ain't No Love In The Heart Of The City」が終りギター・ソロへ。メンバーは休憩タイム。
再登場のDCは、“紫のシャツ”にお色直し。歌うは「Mistreated」。僕はウルウルで聴く。何故なら、9年前の同じステージでは歌ってくんなかったから(大阪では歌ったのにぃ)。
おじいさん顔のトミーが絶倫ドラム・ソロをカマしている間、DCはまたしてもお色直しにかかったようで、出て来た時には“黒のシャツ”にお着替え。歌うは「幸運な兵士」←またしても邦題で呼ぶぞ!
この時点でパープル・ナンバーは7曲。まだ演るだろうとヤマを張る。
だって、きょうは最終日じゃん。「嵐の女」演ってないよ。それに4期の曲がたった1曲ってこたあ無いっしょ・・・。
だが、僕の念力は残念ながらDCには届かなかったようだ。
それでも、アンコールで2曲プレイしてくれたのはこの日だけだもんな。良しとしなくっちゃ。
だが未練はまだまだある。
ひと月先の12月に、グレン・ヒューズの来日が決まっている。
もしも、もしも、もしも、もしも、もしものもしもグレンが一ヶ月も前に来日して、もしもこの日のステージにサプライズで登場し、もしもDCと一緒に「Lay Down,Stay Down」なんか歌おうものなら、きっと僕は心臓発作を起こして死んでしまったことだろう・・・。
色々な想いを含めて、ありがとうDC!
今度はリッチーと何かやらかしてよー。