日本共産党が2日に発表した「ブラックバイトから学生生活を守ろう」の全文は次の通りです。
学生のアルバイトに異変が起きています。
若者を「使いつぶす」ブラック企業のような違法・無法な働かせ方が学生アルバイトにも広がっています。メディアでも「急増!『ブラックバイト』」(「毎日」)「不当ノルマ、ただ働き 若者を苦しめるブラックバイト横行」(「東京」)「違法行為が横行し、学業に影響するほどの . . . 本文を読む
日本共産党の山下芳生書記局長は2日、国会内で記者会見し、不当な労働や過度な責任を強いるブラックバイトから学生生活を守ろうと呼びかける政策提言を発表しました。(全文)
(写真)記者会見する山下芳生書記局長=2日、国会内
山下氏は「学生のアルバイトといえば、正規雇用の補助として低賃金だが責任は軽く、テスト前には休むことができ、バイト先も比較的自由に選べるとい . . . 本文を読む
安倍首相は、労働時間規制をなくす「残業代ゼロ」制度導入を決めた28日の産業競争力会議で、「成果で評価される自由な働き方にふさわしい新たな選択肢を示す必要がある」とのべ、推進姿勢を示しました。
労働時間規制は、労働者の生活と健康を守るためにつくられた最低基準です。これがなくなれば、「自由な働き方」どころか、成果をあげるために際限なく働かされることになるのは明瞭です。
導入の要件について首相 . . . 本文を読む
文部科学省所管の独立行政法人の約4割にあたる九つの独法が残業時間の上限を労使で定めた三六協定に違反し、労働基準監督署から是正勧告を受けていたことが明らかになりました。調査した日本共産党の赤嶺政賢議員が23日の衆院内閣委員会で取り上げ、「人件費削減で労働者にしわ寄せされている証拠の一つだ」と指摘しました。
同省所管の23の独立行政法人を対象に直近5年間を集計。割増賃金の未払いなど是正勧告の総数 . . . 本文を読む
最低賃金1000円以上への引き上げを実現し、安倍政権がねらう労働法制改悪、恒久的な公務員賃下げを断念させようと、全労連と国民春闘共闘委員会などは22日、東京・霞が関を中心に終日、中央行動を展開しました。
日比谷野外音楽堂で開かれた労働者総決起集会では、「最賃1000円以上に」「労働法制の改悪反対」と1000人の参加者が声をあげました。
あいさつした国民春闘共闘の大黒作治代表幹事(全労連議長 . . . 本文を読む
いすゞ自動車が臨時従業員の賃上げなどを6月1日から実施することが18日、分かりました。JMIU(全日本金属情報機器労働組合)いすゞ自動車支部に提案したものです。
臨時従業員の基本日給9000円を9100円に、100円引き上げます。月額で2000円以上の賃上げになります。残業代も上積みになります。
いすゞでは今春闘、正社員に月額平均2500円のベースアップ(ベア)を行いましたが、非正規雇用 . . . 本文を読む
大手半導体メーカー、ルネサス・エレクトロニクスがねらう事業所閉鎖や大リストラに反撃し、雇用と地域経済を守ろうと、「ルネサスリストラかながわ対策会議」が17日、発足しました。支援の輪を広げて職場でのたたかいをすすめる決意が表明されました。
川崎市で開かれた結成総会には、神奈川労連や川崎労連、電機・情報ユニオン、各団体や地域の代表らが参加しました。
ルネサスは、神奈川県にある玉川事業所(川崎 . . . 本文を読む
全労連 22都道府県で行動
ファストフード産業を対象に、世界中で最低賃金を引き上げる声を広げようと15日、「ファストフード世界同時アクション」が世界30カ国余で同時に取り組まれました。日本では全労連や「同時アクション」東京実行委員会が、連帯する行動を展開しました。
「同時アクション」は、アメリカの労働組合が全米で最低賃金を時給15ドル(約1500円)に引き上げる行動を展開するとともに、各国 . . . 本文を読む
衆院外務委で ― 笠井氏が反対可決
日米の治安当局間でもつ指紋データベース情報に自動照会できる枠組みをつくる「日米重大犯罪防止対処協定」が14日の衆院外務委員会で、与野党の賛成多数で可決されました。日本共産党のみが反対しました。
日本共産党の笠井亮議員は反対討論で、米国に提供される指紋は犯罪者のものだけでなく、無罪確定者や不起訴処分者、保護処分を受けた少年のものまで含まれると指 . . . 本文を読む
赤旗記者 谺(こだま)さんへの取材に思う
ハンセン病違憲国賠訴訟全国原告団協議会会長の谺(こだま)雄二さんが11日に亡くなりました。
ハンセン病患者にたいする日本政府による「強制隔離絶滅政策」の歴史は、世界的にも異様な国家的犯罪でしたが、同時に、人間の尊厳をかけた、たたかいの歴史でもありました。谺さんは、このたたかいの先頭に立ち続けた1人です。
記者が初めてさんに会ったのは、国を断罪 . . . 本文を読む