日本の産業の土台を支える鉄鋼業。1970年代から始まる採用抑制、バブル崩壊によるリストラで、いま安全・技術の継承が困難に陥っています。リストラの果てに、日本の「ものづくり力」が根底から揺らぎ始めています。
(写真)神戸製鋼神戸製鉄所(峯松進撮影)
5月7日、夜勤の疲労がピークに達する午前5時20分。神戸製鋼(神鋼)・神戸製鉄所で、21歳の青年労働者が一人 . . . 本文を読む
共産党は徹底追及要求
東京都議会で、鈴木章浩都議(当時自民党)らが女性都議に対し「早く結婚した方がいいんじゃないの」など女性の人権を侵害するやじを飛ばした問題で、都議会定例会最終日の25日、自民・公明などは、女性蔑視(べっし)発言の究明に背を向けて幕引きを図る決議案を、日本共産党以外の賛成で可決しました。
同日の都議会には決議案として自民・公明など5党の共同提案によるもの、民主党・みんなの . . . 本文を読む
全国52ある単位弁護士会のうち35弁護士会が、労働者派遣法改悪など労働法制改悪に反対する声明を発表していることがわかりました。
派遣法改悪法案は、今通常国会で廃案となりましたが、今後の国会に再提出される恐れが強くあります。
派遣法改悪法案は、派遣社員にとっては正社員への道が閉ざされる「生涯ハケン」とされ、正社員から派遣労働者への置き換えを大規模にすすめられることで「正社員ゼロ」の社会に . . . 本文を読む
国内外の批判の高まりのなかで、自民党の鈴木章浩都議がセクハラやじを飛ばしたことを名乗り出たのは、日曜日をはさんで5日後のことで、自民党全体の反省のなさを浮き彫りにするものです。しかも、鈴木都議が認めたのは「早く結婚した方がいいんじゃないか」という発言だけで、「子どもを産めないのか」といったほかのやじについては、まだわかっていない(?)とのこと。
改憲団体正会員
鈴木都議は、大田区選出で . . . 本文を読む
東京都議会で発言中の女性都議(みんなの党)に対して「早く結婚しろよ」などセクシュアルハラスメントにあたるヤジが飛んだ問題で、都議会自民党の吉原修幹事長は23日、記者会見し、ヤジの発言者は鈴木章浩政務調査会長代行(51)=大田区選出=であったとして謝罪しました。自民党は除名・除籍の処分はせず、鈴木氏の会派離脱届を受理するにとどめました。
吉原幹事長は、「『産めないのか』などのヤジも飛んだが、調 . . . 本文を読む
安倍内閣が今国会成立をねらっていた労働者派遣法改悪案は20日、審議入りもできないまま廃案になりました。「生涯ハケン」「正社員ゼロ」を許すなとの労働界、法曹界はじめ幅広い世論と運動に押されたものです。
同改悪案は、原則1年最長3年の派遣期間を撤廃し、正社員を削減して派遣社員への大規模な置き換えを可能にする内容です。
さらに、罰則規定についても「1年以下の懲役」とすべきものを「1年以上」とす . . . 本文を読む
「対策へ政治が責任を」
日本共産党の宮本岳志議員は18日の衆院文部科学委員会で、違法・無法な働かせ方が学生アルバイトに広がっている問題(ブラックバイト)をとりあげ、「深刻な状況を改善するため政治が役割を果たすべきだ」と対策を求めました。下村博文文科相は「教育上、由々しき問題だ」と答え、大学に対策を促す考えを示しました。
(写真)質問する宮本岳志議員=18日、衆院文科委
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日本共産党は、政策提言「ブラックバイトから学生生活を守ろう」を発表しました。
ブラックバイトは、学生アルバイトなどに正社員並みの過度な責任やノルマを課し、違法・無法な働き方を強いる悪質なバイトです。若者を酷使し使いつぶす「ブラック企業」が社会問題化した昨年夏ごろから「バイトもブラックだ」との声が広がり、マスメディアも注目するようになりました。
“ただ働き”が横行
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法案の撤回 小池氏主張
3日の参院厚生労働委員会で、厚労省の法案趣旨説明文書や条文に重大な誤りが相次いでいる問題について、村木厚子事務次官に対する参考人質疑が行われました。村木氏は労働者派遣法案の付則に盛り込まれた罰則規定の誤りについて、日本共産党の小池晃議員の質問に対し、「4月上旬、一般人の匿名メールでわかった」と初めて明らかにし、ずさんな実態が改めて浮き彫りになりました。
小池氏は「労 . . . 本文を読む
客室乗務員84人、パイロット81人を不当解雇 ― 東京高裁(大竹たかし裁判長)3日、原告の控訴を棄却
2010年末に日本航空が客室乗務員84人、パイロット81人を不当解雇し、解雇撤回・原職復帰を求めた客室乗務員の裁判で、東京高裁(大竹たかし裁判長)は3日、原告の控訴を棄却し、解雇を認めた東京地裁判決を維持する不当判決を出しました。高裁前にかけつけた原告、支援者ら約450人が、 . . . 本文を読む