minaの官能世界

今までのことは、なかったことにして。これから考えていきます。

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2005年05月06日 | 映画鑑賞
原作:綿矢りさ   主演:上戸彩 そもそも「綿矢りさ」が17歳(書いたのはもっと前?)で、これを発表したという事実が衝撃だ。それが、本を手に取った時のわたしの第一印象である。 そして、彼女の成功に対する多少の僻みと嫉妬から、ややネガティブな評価が頭の中を過ぎり、彼女のことを「随分とおませな女の子」だと断定する。 今、思えば、なんて了見の狭い。 しかし、読み進むにつれて、次第に考えは変化していく。 . . . 本文を読む

コンスタンティン

2005年05月05日 | 映画鑑賞
 1人の男が廃墟の床下から、ハーケンクロイツの紋章で包まれた「運命の槍」をみつけたところからこの物語は始まる。 「運命の槍」は、「悪魔」を「現世」に呼び出すためのアイテムのひとつなのだ。 そして、「悪魔」を呼び出すには、もうひとつ必要なものがあった。 「ルシファ」の息子「マモン」を宿すための「現世」と「地獄」を繋ぐことのできる肉体、つまり霊感の強い「女の肉体」が必要だった。 キアヌ・リーブスが演じ . . . 本文を読む

ONE OF THESE NIGHTS

2005年05月03日 | minaの官能音楽
One of these nights 彼らの曲を初めて聴いたのは高校生の頃。 まだ、わたしも十分過ぎるくらい若かった。 聴いた曲は one of these nights(邦題は「呪われた夜」) 一度聴いたら忘れることのできない印象的なベースから曲は始まる。 シカゴの「長い夜」とは対照的な官能的、退廃的なフレーズと歌詞は、当時若かったわたしを痺れさせた。 あの名曲「ホテル カリフォルニア」の萌 . . . 本文を読む

2046

2005年05月01日 | 映画鑑賞
わたしはこの「2046」を観てから、とにかくずぅーと落ち込んでしまっている。なんだか心の中にもやもやとしたものが広がって、すっきりとしないのだ。 CASTはよかった。 “HERO”でファンになって、“LOVERS”ですっかり虜になってしまった「チャン・ツィイー」は、本当に美しかった。美しすぎて娼婦には見えなかったけれど、それはそれでいいんじゃないかと思う。 同じく“HERO”に刺客役で出て . . . 本文を読む