MINの目

MINの目が見つけた事柄をつれづれなるままに綴ります

歩き遍路 相州9番札所 ② 沙羅の木が美しいお寺

2021年11月10日 | 横浜・神奈川好き
九品寺

海の方向に進みます。
昔ながらの家屋も残る住宅地を進むと交差点の角にお寺が現れます。
静かな佇まいです。
7番札所に続き、第九番札所であることが分かる石標が三門手前にありました。
参道の横には大きな沙羅の樹の垣根があり、可憐な白い花が咲いていました。

九品寺の九品とは阿弥陀如来の住む極楽浄土に生れたいと願う者の9段階 (九品) の往生の仕方だそうです。
上品の上生、中生、下生。
中品の上生、中生、下生。
下品の上生、中生、下生。
の九種類だそうです。

現世はどの辺りかな???

このお寺から同じように巡っている感じの数組の方がいらっしゃいました。

お地蔵様がお迎えしてくれました


9番札所であることを示す石標


本堂
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

歩き遍路 相州8番札所 ② ツツジが美しいお寺

2021年11月07日 | 横浜・神奈川好き
田代寺(安養院)
田代寺(安養院)

鎌倉駅方面に進みます。その間、民家再生奨励賞の建物や景観重要建築物の病院など
目を惹くいくつかの建物がありました。
丁度お昼頃だったので、調べておいたお蕎麦屋さんに向かいます。
行列も出来るお蕎麦屋さんのようでしたが、コロナ禍で予約が必要でした。
結果、何度か行った事のあるタイレストランクリヤムさんへ。
パッタイが大好きなのですが、なんとなくタイの人のお店以外ではケチャップっぽい感じがしていました。
このお店のパッタイはタイの人のお店に近い味だったのでそれ以来何度か足を運んでいるお気に入りのお店です。
こちらも人が並ぶ人気のお店ですが、タイミングよく入ることが出来ました。

美味しいお昼を頂き次の8番札所へ向かって出発です。

鎌倉駅から伸びる横須賀線を渡り海方向に進みます。
この県道は子供の頃から良く利用した画材屋さんや手芸屋さんがあり、親しみのある道でした。
最近では有名なモンブラン屋さんもあります。

しばらく進むとツツジの美しい塀が見えてきます。
ここが田代寺(安養院)です。坂東第三番札所でもあります。
「安養院」は北条政子の法名だそうです。
本堂には本尊阿弥陀如来像と千手観音像と北条政子像が安置されています。
宝篋印塔があり、小さい石塔は北条政子の墓とされているようです。
7番札所のやぐらにもありました。。
オオムラサキツツジに守られたお寺と言った印象です。
写真は三門までですが100円の志納で中までお参りする事が出来ます。
本堂の前に植えられている樹齢700年を超える槇の古木も印象的なお寺でした。

民家再生奨励賞の建物(結の蔵)秋田県湯沢市の酒蔵だったようです。


お洒落な面格子


景観重要建築物(旧安保小児科医院)


おすすめのタイレストランkuriyum


お気に入りのパッタイ


サラダもオシャレです


ツツジの塀が見えて来ました


三門の手前もツツジで囲まれています


100円を志納してお参りします。


本堂の様子(三門より先は写真を取れないので三門から)

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

歩き遍路 相州7番札所 ② 実朝・政子の墓のあるお寺

2021年11月04日 | 横浜・神奈川好き
壽福寺

350mほどJR線路沿いを鎌倉駅方向に進むと壽福寺にたどり着きます。
三門の手前に「第七番弘法大師」の庚申塔がありました。
相州21ヶ所をお遍路しているんだなという実感が湧きました。

三門から真っすぐに伸びる参道が印象的でした。
静寂感があり、空気が違いました。
残念ながら本堂のある敷地内には入ることは出来ませんでした。

このお寺の裏山には源実朝・北条政子のお墓があります。
本堂前の三門を下手側(左)に進み墓地の奥にそのお墓はあります。
絶壁に多くのやぐらが見えますがその手前の2つの大きなやぐらがそうでした。
鎌倉のほど近くに住んでいながら全く知らない場所でした。
鎌倉駅から近い場所なのに静寂感もあり、お勧めのお寺です。

御朱印をいただきに窓口へと進みます。
これはどなたかのブログをチェックしていて良かったポイントです。
今度は本堂前の山門を上手側(右)へ進みます。
すると『関係者以外立ち入り禁止』の札があります。が、
「御朱印を頂くための関係者」として進みます。
インターホンを鳴らしお願いするスタイルのようです。
するとそこに

「コロナ感染拡大防止の為御朱印休止中」の張り紙

こんな事もあるのだろうと覚悟をしていたので立ち直りも早かったですが、
この時は自粛期間でもなかったのでコロナが本当に治るまで受け付けないということでしょうか??
いつ頂けるようになるのか。。。早く終息してほしい。


第七番弘法大師」の庚申塔


壽福寺の三門


本堂へと伸びる参道


本堂(三門から撮影)


絶壁のやぐら群


源実朝・北条政子のやぐら


北条政子の五輪塔


御朱印休止中


お寺のお庭の様子


鐘楼堂






コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

歩き遍路 相州6番札所 ② 歴史のある階段があるお寺

2021年11月03日 | 横浜・神奈川好き
浄光明寺

海蔵寺から1kmもはなれていませんでした。
間口は二間ほどですがその奥がとてもとても深いお寺でした。
最初に目に入る客殿は日本最古の唐様建築でその横に本殿へと向かう階段が続きます。
本殿は市の文化財です。
本尊の阿弥陀三尊像は重要文化財で収蔵庫に収められていて拝観料を払うと拝見出来ます。
拝観には時間や曜日、天候条件があるようなので調べてからの方がより楽しめると思います。
受付のお寺の方がとても丁寧に説明してくださいました。
収蔵庫に収められた阿弥陀三尊像はとても神々しく素晴らしい像でした。
また拝観したいです。

さて、その先にもこのお寺の魅力があります。
国の史跡となっている階段があります。
国の階段なのでお寺では勝手に整備出来ないので気をつけてとお寺の方に案内していただきました。
鎌倉時代からの同じ階段を踏むことでその時代に想いを馳せます。
四国八十八ヶ所の歩き遍路道でも感じる浪漫です💗
三門からは想像できない奥の深さで、海の見えるところまで登るとそこには鎌倉特有のやぐらがあり、
指定文化財の石像で綱敷地蔵がありました。
さらに上がると藤原定家の孫の冷泉為相の墓がありました。
期間限定で更に奥まで行けるようです。

イヌマキの古い大樹や地層など珍しい場所もあり、ブラタモリでタモリさんも訪れているお寺です。
御朱印は客殿横の建物で頂くことが出来ます。

奥が深いとは想像できなかった山門


客殿横の参道から本殿へ


本殿が見えます


本殿


タモさん注目の岩盤


国の史跡の階段を上がります


海が見える場所まで上がってきました


やぐら内に地蔵菩薩が現れます


更に上がると冷泉為相の墓があります




コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

歩き遍路 相州5番札所 ② 澄んだ16の井をもつお寺

2021年11月01日 | 横浜・神奈川好き
海蔵寺

1番札所から4番札所までは日帰りで、残りは2泊3日で巡りました。
建長寺最寄り駅の北鎌倉駅から帰路についたので、北鎌倉駅から出発です。
方向的には駅から建長寺に戻る感じに進み、亀ケ谷坂切通を通ります。
地層が見えたり、木々の緑が深く気持ちの良い通りで、途中リスを見かける事も出来ました。
たぶん江の島から脱走した台湾リスかと思われます。
気持ちの良いスタートです。

海蔵寺の「十六の井」は見どころですが、三門の手前にも「底抜の井」という鎌倉十井の一つがあありました。
海蔵寺は大きな赤い紅葉が印象的な、雰囲気のあるお寺でした。
その下には赤い番傘があり「十六の井」の拝観料入れとパンフレットがありました。
先にお参りが良かったかもしれませんがその流れで左手に向かい「十六の井」へ。
地層をくりぬいたトンネルをくぐり進むとやぐらが現れ、その中をのぞくと観音様の前に16のきれいな水を蓄えた丸い浅い穴が並んでいました。
とても雰囲気があります。
観音様の手前には小さい弘法大師の像もあります。
弘法大師が杖を突くと湧いた水源?!四国八十八ヶ所にはそのような水源がいくつもあるので、
ここもそうなのかもしれないと想像を膨らます。
海蔵寺は臨済宗建長寺派の寺ですが、この弘法大師の像で相州21ヶ所のお寺だと実感できました。

戻ってお寺をお参りします。本尊は薬師如来です。コロナの終息を祈りました。
本堂の横に進むといくつものやぐらが掘られている岩があり、その中にも水の流れがありました。
その場所から非公開で中に入ることは出来ませんが美しい池の庭をのぞき見ることが出来ました。
庫裡で御朱印を頂きます。軒先にある鐘を叩いてお願いします。
気が付いてもらえるか緊張します。。そして、相州21ヶ所の御朱印を頂けるか??
用意された置き式ですが、日付を記して下さり無事に頂くことが出来ました。
相州というより相模、空海さんのワードが通じる気がします。

亀ケ谷坂切通


岩船地蔵堂を右へ海蔵寺エリアに入ります♪


山門が見えて来ました


山門て前右側に鎌倉十井の一つ「底抜の井」


赤い紅葉と和傘が鮮やかです


道標に従い進みます


岩のトンネルをくぐります


このやぐらの内に16の井があります


小さな弘法大師像が見守ります


とても澄んでいます


本堂


本堂左奥にやぐら群


ここにも湧き水の井がありました


非公開の素敵なお庭がちらりと・・


藁ぶき屋根が美しい庫裡


しずかに鐘を鳴らし、御朱印をお願いします


美しいお花を咲いていました


植え込みの向こうではなく、植え込みにうもれている観音様(歴史のあるお寺ならではなのでしょうか)


こちらのお寺も参道の敷石が美しくデザインされていました。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする