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映画「日本のいちばん長い日」を見に行きました

2015年08月20日 | 映画
 予告を見た時からこの映画は絶対に見たいと思っていました。今日やっと見に行くことができました。

 8月15日が近づくとニュースを始め色々な番組で戦時中の映像が流れると共に昭和天皇の玉音放送が流れます。この映画を見るまでこの玉音放送について思ったことはありませんでした。というより終戦=玉音放送の方式だけが私の頭の中にありました。

 今日この映画を通じて思ったことは「昭和天皇のお言葉を流すのに様々なたちばの人の思いがあったんだ」ということです。

 陸軍、海軍のそれぞれの立場がありこの天皇のお言葉をラジオで流すまでクーデターが起こりこの放送を阻止しようとした動きがあったことを初めて知りました。
 またこの天皇のお言葉を録音したレコードが2枚存在するということも今年知りました。1枚目は聞き取りにくい部分などがあるため天皇陛下ご自身から撮り直しをご希望され2枚目も1字聞き取りにくい部分があったという。それを知った天皇陛下はもう一度取り直しをしてもよいと言われたらしいです。(3回目の取り直しは行われなかったそうです)この録音されたレコードを巡って陸軍の一部がクーデターを起こし放送される8月15日正午までの数時間に壮絶な国内における戦いがあったことを思うと私は「もしこのクーデターでレコードが陸軍に渡り放送されなかったら今の日本はどうなっていたのだろうか…」ということです。
 本土決戦になっていたかも知れない。原子爆弾が他県のどこかにまた落とされていたかも知れない。それは私が住む神奈川だったかも知れない…そもそも私という存在すらなかったかも知れない…色々頭の中に浮かびました。

 戦争を仕掛け始めるのは簡単ですが、いかにして国民を守り終戦するのか…終わらせることの難しさ、その決断が今後の日本のあり方を左右したかを感じました。

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