萩原麻未リサイタル

11月18日（日曜日）
萩原麻未さんのピアノリサイタルに行きました。

そのまま感動を記事にして　すぐUPできるように準備していたのですが
前回の記事が大人気で　まだ繰り返し訪問していただいていたので
つい勿体なくて出し惜しみしてました。　・・って私どういうブロガーよ？^_^ゞ


リサイタル、とにかく凄かったですー！！！
（この感動を言葉に置き換えるなんて絶対できませんよ！）

多彩な音色を自在に操り　
ピアノという楽器の可能性を極限まで引き出される天才ピアニストの
卓越したテクニックに　ただただ圧倒されてしまいました！！！


お若いので、勢いというか青春の息吹のようなものも感じられます。
かといって　それが決して未熟な印象にならなくて
凄味というか・・貫禄すら感じてしまいました。

音としては　ピアノよりヴァイオリンの方が好き！
と前回のリサイタルレポで書いた私ですが
これほどの感動で心揺さぶられて　ピアノの魅力を再発見したら
『ヴァイオリンの方が・・』なんて思えなくなりましたョ。

本当にハッキリ　・・正直に言ってしまうとー　^m^
私が今年『生』で聴いた最高のピアノ演奏でした！！


クリックしていくと無理せず普通に読める大きさまで拡大できますよ
　　

舞台に登場されるときから　嬉しくて楽しくて仕方ないといった風に
ニコニコされて本当に可愛い方です

席に座られ呼吸を整えられ・・いよいよ鍵盤に指が触れようとした　まさにその時！
誰かが何かを落とした音が会場中に派手に響き渡りました！
あの瞬間、落とした人はモチロン、全員が凍りついたと思うのですが・・
萩原麻未さんは　真っ直ぐに客席に顔を向け　ニコーっと満面に笑みを浮かべられました。

会場からホッとした溜息とクスクス笑い声が聞え　
緊張から一転、和やか～な雰囲気が漂いました。
彼女のあの笑顔のおかげで、皆がリラックスして　
さあ　これから最高の音楽を聴くんだよ～と高揚した気分になりました。
ピアノを聴く以前に聴衆はすっかり魅了されていたと思います。　さすが、ただモノではありませんよね！！
これほど大らかでチャーミングな女性が弾くピアノは絶対素晴らしいよー！と　さらに期待が高まった瞬間でした。

そして演奏が始まり・・・それはもう期待以上の至福の時間を過ごさせていただきました。

プログラムが充実していて大満足！　^0^v
特に前半の曲目が　もうもうっツボ過ぎました～ワクワクし通しでしたよ～
中でも　メシアン：火の島　と　ラヴェル：ラ・ヴァルス　に大興奮
もしもCDを出されていれば　絶対にお持ち帰りしたかったですー！！

後半のショパン　ノクターンを演奏される時は　
全く別の　そっと包み込むような柔らかい音色で表現されたので
音質のギャップに驚きました。
その曲にピッタリの音色を自在に引き出されていて・・
やはり世界レベルのピアニストは凄いですね！！

ノクターン第２番、私もたまに　かなりテキトーに弾いてますが^_^ゞ
美しく弾いたら　実は素晴らしい名曲だったのだーと衝撃を受けました！
真面目に取り組んでみたい気持ちになりましたョ。

　　



最前列ほぼ中央の席。間近で聴けてシアワセでした～ ^0^v
アンコールは２曲でしたが 前回のショパコンで
このレベルで弾いた人っていたかしら？と思うほどの演奏でした。　
　　　　　　　


まだCDは１枚も出されていなくて　このDVDだけが販売されてました。
終始ニコニコされて本当に可愛い方です～
とても丁寧にサインをして下さって感激でした♪
あんなにダイナミックな演奏をされるのに私よりも小さな手でいらっしゃって驚きました。
手の大きさはそれほど重要な要素ではナイのかも　と思います。

　　　　　　　　　　　　


コンクールに出場されたときから注目して　ネット上で繰り返し拝聴していました。
この日、実際にホールで聴けて本当に嬉しかったです！！！

ジュネーブ国際音楽コンクールピアノ部門優勝／萩原麻未／第1楽章



この連休は日曜日だけお天気が良いようです。
紅葉狩りにでかけようかなぁ。。
（ちょっと億劫なのでレポするかどうかは分かりませんが・・）

12月2日（日曜日）はSarah とJamesさんからお誘いがあるので出かけるつもりです。
それまで風邪ひかないように気をつけなければ　と思ってます。

皆さんも素敵な休日をお過ごしくださいね！