mimosa days

ピアノのこと その他・・・気の向くまま綴ります

水辺のアルカディア

2014年06月29日 | 美術館
6月16日(月曜日)《水辺のアルカディア展》を鑑賞してきました。

美術館レポ(?)って本当に久々ですが
その間ずーっと美術館に行ってなかったわけではなく
何冊か 買ってきた画集をスキャンして 編集画面にUPしたままお蔵入り・・
というのもあるんですよ。。^_^ゞ

右:きらめく宍道湖を臨む開放的な空間
  

左:企画展のチケットが毎回全く同じ・・というのはちょっと残念。
右:館内レストランでいただいたフルーツ&サバイヨンソース。シッカリ甘くて、こういう季節には元気が出そう。^0^v
  


以下、クリックしていくと全て 普通に読める大きさまで拡大できます

美術館のHP
  

山陰の情報誌で紹介されていて
「コレはぜひ行ってみたいな~」と思ってました。
美術館まで徒歩・往復30分なので 膝が完全に良くなってから・・と思っていたら最終日に行くことに。


美術門外漢の私が ロクに知識もないのに
あーだこーだ書いても仕方ないので(って言い訳で^m^)
雑誌の記事をそのまま載せてみました。
丸投げです~~ ^_^ゞ

シャヴァンヌの代表作の多くは壁画ということですが
今回展示された絵画も迫力のある大作が多く・・見どころ盛りだくさんでした!

淡い色彩が非常に美しく幻想的。
暫し現実を忘れ 理想郷アルカディアを逍遥している気分を味わいましたよ~♪


《幻想》(←ペガサスの絵)はどこかで鑑賞した記憶が・・と思ったら・・大原美術館蔵でした。
シャヴァンヌのお気に入りということですが、私のお気に入りでもあります
  


2月にMelissaと出かけたティーハウスで 缶が欲しくて買ったチョコレート。
何気にチェストの上に飾っていたらすっかり忘れて 賞味期限ぎりぎりでいただきました。 
  

缶が可愛いだけでなく^m^ 中身のチョコレート、とてもなめらかで美味しかったです~




カフェ・ジャルディーノのテラス席。
暑くもなく寒くもなく という季節にお外でお茶するの大好き


左:末利華(まつりか)苺のタルト。 モーツアルトを聴かせながら、有機栽培した苺が最高~♪ 
HP⇒  って「頼まれもしないのに なに勝手に宣伝してるのよー!」ですよねぇ。。~_~ゞ

右:夫のミルクプリンもちょっと試食。思ったより濃厚です が やはりタルト選んで正解~^0^v
  

先週末、6月22日(日曜日)紫陽花咲く月照寺を散策。7:00p.m.~James のパーティーに参加。

↑今から次の記事を予告してしまうと「今度はなんだろ?」って楽しみも無くなってしまいますかね。。^m^; 

どこを切っても金太郎飴みたいなブログになってますが
お時間があればぜひ お付き合いくださいませ~ ^0^/

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花回廊2014薔薇・後篇

2014年06月22日 | Melissa
こちら松江、このところの予報がに変わることが多く
このまま行って大丈夫なのかな?
雨は苦手だけど《梅雨らしい梅雨》のほうが安心できますよね。。

さて、
先週に引き続き 
Melissa&mimosaとご一緒に花回廊散策をお楽しみいただけると嬉しいです~^0^/


緑のオブジェ。 愛くるしい動物たちに心和みます~♪
  

左:麒麟?  右:コレは一目で駱駝!とわかりますね。
  

ここ花回廊に到着したのが5:30p.m. フラメンコショーの開始が7:00p.m.ということで
ゆ~っくりお散歩する時間がありました。

それにしても・・ 
ライトアップされた夜景を楽しみに待っているというのに なかなか日が暮れなかったですょぉ~~~(汗
《暮れなずむ》という言葉の意味をハッキリと学習・認識することができました。。^m^;

Melissaが途切れることなく楽しくお喋りできる相手でホントに良かったです!
話は面白いくらい転がって行きましたよ~♪ 例えば・・
JETとしての赴任先が出雲に決定した時、全く聞いたこともない地名だったので
「日本のどこにあるのよ?」と物凄ーく不安になったけど
いざ住んでみると自然に恵まれた環境で、素朴で温かい人達に囲まれ
何より物価が安く、お給料の半分を貯金して大学院の学費をバッチリ準備できたとのこと。
刺激的な街、大阪に住んでいる友達を羨ましいな と思うこともあるけど 
やはり色んな意味で出雲に住むことになって良かったわ~!と熱く『出雲ラブ』を語ってくれました。


↓にフラメンコショーの動画をUPしてみました。
左:大ベテランの踊り手さん。(月2回東京から松江に出張レッスンに来られている先生)
この演目のタイトルは《喜び》という意味だそうです。
右:群舞はドレスが綺麗~♪ 

17年前、スペイン・ポルトガル13日間の旅をしたとき 本場のフラメンコを鑑賞したのですが
はっきり言って今回のステージとは全くの【別物】でした!
全然 この日の群舞のようにヒラヒラ優雅~じゃなかったですよー!

(そもそも体型がドーンと大柄で いかにも女傑、女丈夫って感じでしたし・・)
何と表現すればいいのかな? 
躍動感みなぎるフラメンコは《スペイン人の魂そのもの!》だと感じました。
実際に観ると 鬼気迫るものがあって一種異様な世界に引き込まれてしまいます。 
やはり土着のダンサーでないと本物のフラメンコは踊れないのではないかな?
荒々しく土臭い感じさえする彼女たちには 
場末の酒場こそ最も相応しいステージのような気がしましたよ。

な~んて私が余計なことを書いちゃったので
「なによ もうっ!観る気が失せたじゃないの」と思われるかもしれませんね。  ゴメンなさい。m(__)m
スペインのフラメンコとは全く別物として 日本の優雅な踊りをお楽しみいただけるといいかなぁ と思います。
  


やっとこさ日が暮れたところで 今度はレストランの予約があって急ぎ足に。。^m^;


Melissaが「すごーい!幻想的~!!!」と感激してくれて私達も嬉しくなりましたよ♪
  

フラッシュ有る無しで全然イメージが違うので両方UPしてみました。
どちらがいいかしら?(って 「どーでもいーんだよ!」って言われそうですね)
  

夜道を30分ほどドライブしてレストランへ移動。
「自分で夜道を運転することってあるの?」とたずねると「(出雲より)僻地に住むJETたちとパーティーがある時とか夜遅く運転してるわ」とMelissa。
「アメリカにいたときも?」ときくと「大学時代、金曜日に実家に帰省するのに夜 運転してたのよ。日中だと4時間かかるのに夜中だと3時間で帰れるから。
でも途中で止まるのは怖いから 運転する前に必ずガソリンを満タンにするよう気をつけていたわ」

確かに『アメリカ=銃社会』って物凄く物騒なイメージがありますよね!   
Melissa自身は銃が大嫌いだけど、お義兄さんの趣味はハンティングだし・・お姉さんは時々射撃の練習をされてるとのことで
彼女の大学卒業後 お姉さんに無理矢理「射撃の練習」へ連れて行かれたことがあるそうです。。
私達日本人にとっては全く別世界の話ですが、そこに住む人の生の言葉を聞いて衝撃を受けると同時に
日本が銃社会でなくて本当に良かった~!と改めて思いました。
(もしも私がアメリカ人だったら身の安全を守るため ピアノより銃の腕を磨いていたかもです・・^m^;)

                                    
ビストロ・スズキの二階は一階よりちょっと贅沢なレストランになっています。
予約していた8時30分に到着したのですが 
「彼女を(米子駅)9時42分の電車に乗せないといけないので 9時25分には絶対!食事が終えられるよう
テンポよくお料理を出してください」とお願いしました。
お店の方が色々気を利かせてくださって本当に有り難かったですー!!
  

「4月にJenniferをこの店の一階に連れてきてあげたとき、メニューを選ぶ段になって
突然 『私、ベジタリアンなのー!』と言われて大変だったのよー」と その時の様子を話すと
「Oh no~! こんなに美味しいものが食べられないなんてー!」とMelissa。  
私達、(意味が違うけど→)肉食系女子でホントに良かったですー!!

「日本で こういう素敵な雰囲気のお店で フランス料理を食べる機会が無いからスゴク嬉しい!
連れてきてくれてありがとう!!」と大感激され
私達も彼女と同じくらいハッピーな気持ちになりました~^0^v
  

写真で見ると分量控えめに見えますが・・実際はボリュームがあり大満足でした!
(私、いくら美味しくても 後ですぐにお腹が空くようなレストランは絶対許せないんです。^m^)
  

左:Melissaのオーダーしたチーズスフレ。 右:私の選んだサヴァラン。(柑橘系のソース。レモンのアイスクリーム)
ちなみに夫はチョコレートムース。 
初めにMelissaと私はお互いのをひと匙ずつ試食。  ・・私はついでに夫のムースにまで手を伸ばしました。^m^
私としては サヴァランが最高でしたよ!^0^v   
  

米子駅に着いたとき、列車の出発時刻6分前でした。

Melissaは帰宅してすぐ
「無事に電車に乗れたよ!今日は素晴らしい時間を過ごさせてもらってありがとう!また誘ってねー!」と 可愛らしく感じの良いをメールくれました。

私の方こそ、最高に楽しい雰囲気でおベンキョさせてもらって有り難かったです~

パーティーは新しい人と出逢う機会にはなるけど 皆が一斉に喋っているのでお互いの声が聴こえ難いし
同じ人とずーっと深い話までできないので こういう機会って貴重だなって思います。

今晩Jamesに誘われてるパーティーに出かけようかな? どうしよう?  ・・と只今思案中の私です。          
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花回廊2014薔薇・前篇

2014年06月15日 | Melissa
最近は日によって湿度と気温が高く かったるい時もありますね。。
昨日はこちら、過ごし易かったのでドライブ日和でした。^0^

って前置きしながら・・

今回と次回は6月7日(土曜日)のお出かけを記事にします。。^m^

目新しいネタではありませんが
お暇な方はヨロシクお付き合いくださいませ~ m(__)m


皆さまご存知のように
ここ数年、薔薇の季節には《松江イングリッシュガーデン》を訪れていたのですが
今年はちょっと趣向を変えて《とっとり花回廊》にロケーションを移してみました。

「・・だからって それが何?」

と仰らず

Melissa&mimosa とご一緒に
夕方~夜にかけての薔薇園散策をお楽しみいただけると嬉しいです。^0^



4:30p.m.に到着するMelissaを松江駅で出迎え
車で《花回廊》へ。。

いつも学生に教えることを意識しているせいか 
ネイティブにしては かなりハッキリ!ゆっくり目に話すMelissaですが
この前日、外人さんだけのパーティーに参加したそうで 
この日はネイティブらしく とてもナチュラルな話し方でしたよ!
(って私が言うのもヘンですねぇ・・^m^;)

3週間の夏休みのプランを 興奮気味に いっぱいお喋りしてくれました~^0^
来年の秋から大学院に通う予定のMelissa、夏休みにキャンパスを下見をするそうです。

お母様の手料理が恋しくなっているので 今から食べたいものをいっぱいリクエストしたり(聞いてると私もヨダレが出そうでしたョ。。)
結婚してケンタッキーに住んでいるお姉さんも 彼女とタイミングを合わせて帰省されて 姉妹でフィラデルフィアを旅行するのですって!


「ちょっとだけfancy restaurant(高級レストラン)っぽいお店にディナーを予約したから
ちょっとだけドレスアップして来てね~」とメールしたところ
Melissaは正統派の装いで来てくれました! 私の方がカジュアルで申し訳ない~ ^_^ゞ

薔薇のアーチ
  

やはりチューリップの季節とは趣が違いますよね?
  

この辺りは薔薇じゃないですが 優しい色彩に心癒されました~♪
(って私、「何かで癒されなきゃいけない精神状態なの?!」ですよねぇ。。)
  

この日のワンピースは昨年購入したもの。
草木柄の部分は絹100%・・チェックの部分は綿100%・・異素材、かなりビックリな柄同士の組み合わせが私のツボでした。
「意外な組み合わせだけど不思議なくらいマッチしてるわ!」とMelissa。 彼女はこのアメリカ人デザイナーが大好きだそうです。
ついでに言うと
バッグはイタリア製・・大きな花と持ち手の部分が皮革(スエード)。夏のバッグでは一番の気に入りです~♪

いい年をして 持ち物のプチ自慢(?)をしてたりすると母から削除命令されそうな気が・・ ^m^;
  




温室の内部も春より落ち着いた色彩。。身も蓋もない言い方すれば【地味】。。
  




薔薇を背負って・・今が花の盛りのMelissaは本当に絵になります~!!
  

きっと薔薇を意識して選んだのでしょうね! Melissaのドレスは背景にピッタリ!!
  

淡い色の薔薇のアーチも素敵~
  

左:花の丘はマリーゴールドが花盛り。
右:ちょっとしたイルミネーションに気分が上がりました
  

次回は フラメンコショー、夕闇に包まれた薔薇園、ディナーの様子をUPします。

もしもお時間があれば お付き合いいただけると嬉しいです~ 
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アリス=紗良・オット ピアノ・リサイタル

2014年06月08日 | リサイタル&その関連
この土・日は久々に充実した時間が過ごせました! ^0^v

秘密にしてたけど

実はね・・

Jenniferと出雲大社に出かけてから数日後、ふとしたことで膝を痛めてしまって
一歩一歩 足を前に出すのも怖いくらい大変だったのですよ~(泣

ずっと前から 6月7日(土曜日)の外出をMelissaと約束していたので気持ちが焦りましたが
昨日は何とか普通に歩けるまで回復していました。

私の災難をブログに書くと母が心配して電話かけてきて大騒ぎになるし・・
いつも私の呑気そうな様子を見て 秘かに反感を持っていた人からは「いい気味!」と思われそうだし・・
(↑そんなふうに思いたくないけど やはりそういう方たちがいらっしゃるのが世の常ですから)
今後も基本的に楽しい記事だけUPするつもりです。

まぁ 兎に角 どこも痛くなくて元気でいられることが どれ程有り難いことか身に沁みましたよー!
このところ感謝の気持ちを忘れがちだったことを反省しています。

Melissaとは とっとり花回廊で(←え、またかい?って思われたでしょうが)夕方~夜の薔薇園&フラメンコを鑑賞。
その後 米子の素敵レストランでディナーをしました。
来週・再来週に前・後篇 としてUPします。

今日、8日(日曜日)プラバホールでピアノリサイタルを鑑賞しました。

プログラムはクリックしていくと 普通に読める大きさまで拡大できますよ
  


  


ステージにはピアニストさんのイメージでお花が生けられてました。
  

昨年、東京でミントちゃんに会ったとき《紗良・オット》のリサイタルに行った時の様子を話してくれたので
彼女が可愛い笑顔で裸足で(!)登場することは知っていました。^0^

この日は ヘアスタイルも ベージュ地に金色の刺繍が施されたドレスのデザインも 
まるでクレオパトラのイメージで
ステージに登場した彼女は 女神さま・・美の化身のようでしたよー!!

って リサイタルレポでビジュアルばかり書きたてるのもナンですが ^_^ゞ

それでも 
ひとたび演奏が始まると 
「単なるビジュアル系ではない!」とわかりました。
数々のコンクールで優勝。テクニックに迷いは無く安定しています。
世界のステージに招かれ活躍されるその実力に納得。

ベートーヴェンのテンペスト、独特の感性で表現されて(これまで聴いてたものとは違うけど)それはそれで素敵だったし

バッハ・ブゾーニ編:シャコンヌ、低音のフォルテの大迫力にすっかり魅了されました

特に後半のプログラム
リストのパガニーニによる大練習曲が 超絶テクニックで聴き応え十分でした。

プログラムの演奏の順番を入れ替えられて ラ・カンパネラを本編の最後に演奏されました。
皆さんもお楽しみいただければ と思います。



アンコールは  シューマン・ロマンス第2番

ショパン・ワルツ第14番ホ短調(←先程のリストの大練習曲のテクニックで演奏されたのでホントに素敵大感動しました!)




ここからは話がガラリと変わって
ちょっとオマケです。。^m^

先日、ご近所デパートの『イタリアフェア』に行ってきました。

毎年私がベネチアン・グラスのアクセサリーを買うのを楽しみにしていた 
イタリア人の職人さんが居なくてちょっと寂しかったです。
Facebookで調べると 仙台のデパートのイタリアフェアに出張されていて
「松江18万石は仙台62万石に負けてしまったか・・」と思いました。^m^

左:エビとマッシュルームのカレー風味パスタ。クリーム コッテリで大満足♪
右:他のものを試食してみても結局、毎回同じものばかり選んでしまう私。。 
(ゴルゴンゾーラ)&(ピスタチオ・チョコレート・ココナッツのミックス)のジェラートはツボ過ぎます~^0^
  

目の前で絵を描いてくださるのを録画しました。


では 本日これまで~

来週末は もう少し早めにUPしますので どうかよろしくお付き合いくださいませ m(__)m
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出雲大社&カフェ(後篇)+茶道の思い出

2014年06月01日 | 大切な思い出の写真
火曜日に高円宮典子さまと出雲大社・宮司のご長男のご婚約が発表されてから
出雲大社、俄かに注目が集まっていますね!

全く偶然なんですけど タイムリーな話題を提供できてラッキーでした。^0^v

・・と言いつつ 《出雲大社》関連の写真は残り僅かです。。


左:もう一枚、大注連縄の写真です。

右:牛の像があって・・
「牛に何か意味があるの?」とJenniferに聞かれました。
「牛は勤勉と財運の象徴のように言われることがあるわ」と答えると
「へ~ぇ ナスダックのBull(雄牛)と同じね!Bearは財運に良くないの?」と反応され可笑しかったです。
(ご存知のようにブル・ベアは相場の上昇(強気)・下落(弱気)を示す言葉)

「財運に関して《熊》の噂を聞いたことは無いよ」と回答しました。^m^;

        

左:このアングルからの写真がガイドブックによく載っています。
右:参道は結構距離があり 真夏日のこの日、
歩いているうちに首がヒリヒリして すっかり日焼けしてしまいました。
        

車で10分くらいの《出雲文化伝承館》に移動。
出雲屋敷は貸し切りで内部を見学できず残念。

数寄屋建築のお茶室でお抹茶をいただきました。
左:(しょうらいてい)と読みます。
        

お庭の様子。
  

さあ皆さん、
《Cafe naka蔵》とは全くイメージの違う もうひとつの素敵カフェです!

って ・・ 嘘、うそょ~ん ^m^ 

もうひとつのカフェは ちゃんと《カフェ》ですよ!

↑お茶の心得がある筈の私が お茶碗持って傾いでポーズとっちゃマズイのですが・・つい ^_^ゞ

私と茶道の関わりを話すと 
随分長々~と喋ったのにJennifer は熱心に聴いてくれました。 いいひとだな~(*^_^*)

以下、興味をお持ちの方に読んでいただけると嬉しいです!・・そうでない方はスルーしてくださいね。

前にチラとお話ししたことがありますが 
母が表千家の茶道師範なので幼いころより 半ば強制的に手ほどきをしてもらってました。
中学からは 近くに住む遠縁のおばあちゃま(母の師匠)に師事。
この方が福山市に最初に(表千家)茶道を広めた方で地元の茶道愛好家の間では有名。素晴らしいお師匠さまでした!

大学在学中は帰省しているときだけ、そして卒業後は結婚するまで(あまり熱心ではありませんでしたが)^_^ゞお稽古続けました。

その長い月日の中で一番記憶に残っているのが
1985年、《表千家短期講習会》に参加したことです。

師事している先生の推薦が必要なのですが、おばあちゃま先生が表千家の重鎮、堀内(ほりのうち)宗匠と懇意にされていたので
本当にラッキーでした!

講習は 表千家茶道を習っている20~25歳の人を対象に毎年、春と夏 京都の表千家で一週間の期間で行われます。
お茶を教えていらっしゃる先生方でさえ家元に通ってのお稽古というのは なかなか叶わないことなので
茶道を極めようとしている方達にとっては夢のような世界でした。
(若くして師範になり、すでにお弟子さんに教えていらっしゃる方も参加されてましたよ)

お稽古で使わせていただくお道具は歴代の家元が買い求めたり自ら作ったもの、または千家十職のものです。
表千家の新席で教授の方々が指導して下さって 
講習の期間中に全員が 亭主、正客、次客をそれぞれ一回ずつさせていただけるのですよ!

出番がないときは ひたすら正座して他の方々のお稽古を拝見しておりました。(足は地獄の苦しみ~まるで拷問です!)
午前・午後・・一日5時間くらいも正座するので へたれの私はモチロンのこと ピシッとされてる他の方々も 
なんとかして足を楽にしようと左右に体重をのせてみたり ちょっとでも身体を浮かせようとしているのがわかりました。^m^

ここでJenniferが「そういう時にはキモノを着ていたの?」と聞いてくれて 「あ、それ!いい質問!!」と嬉しくなりましたよ~♪

表千家から歩いてすぐの妙顕寺が宿舎なのですが 
お寺の《朝のお勤め》6:30a.m.開始に間に合うように着物を着なきゃならないんですよ!
私達が参加したのは春・・といっても2月初旬の一番寒い季節だったので 起床時刻にはまだ真っ暗でした。 
薄暗い中、みんな必死で着付け競争(?)して
極寒の京都のお寺の 広々~としたお堂で《朝の勤行》をするわけですよ・・ これこそ《修業》ですよねぇ。。

講習期間中、早朝から夜まで着物で生活。。現代日本とは思えない《この世離れした時間》は
まるで夢のように(正座は悪夢のように^m^;)記憶に残っております。

普通はできない貴重な体験をさせていただいたこと 感謝せずにはいられません! 
表千家のお家元、久田宗匠、ご指導くださった先生方と撮った記念写真は私の宝物です。
(写真に向かって一番左にいるのが私です)


最終日は 表千家と大徳寺の 一般には公開されていない重要文化財や名勝を見学。
表千家を象徴する茶室・不審菴をしっかりと目に焼き付けました!

「大徳寺が利休の恩に報いるため 雪駄を履いた利休の木像を《金毛閣》に安置したが 
このため門を通る者は利休の足下をくぐることになり、これが豊臣秀吉の怒りを買って 利休切腹の一因になった」という逸話が有名な金毛閣。
ここに上がるということで 私の前の方々が
着物に足袋で『急な梯子!』にしがみ付きながら上り始めた時は 
「えーっマジ上るんですか?」とビビりましたが 何とか皆さんについて行きました。
(逸話で有名な)利休像に皆で手を合わせ茶道の上達を祈願。  この後 千利休のお墓参りもしたのですが 私には効果がなかったようですね。。^m^;

中・高の同級生で一緒にお茶を習っていたT・Kさんとふたりで講習会に参加できたので心強かったです。(ロングヘアが私)
もう一日京都に留まって ふたりで京都観光をしたのも良い思い出になっていますよ。
  


ここまでお付き合いくださった皆さん、本当にお疲れ様でした! ご清聴ありがとうございます~ m(__)m


突然ですが 話は元に戻ります!


伝承館にある《独楽菴》は千利休が宇治田原に建てたとされ 
不昧公(ふまいこう)によって護り伝えられた名席です。
Jennifer は二尺二寸(約66cm)四方のにじり口に興味津々でした。
  




右:出雲屋敷はまたいつか機会があればご紹介したいです。
  

皆さん、お待ちかね 本日のカフェ です~!

カプチーノやロールケーキの絵柄が 当地っぽい というか・・ シュールですよねぇ。。(汗
  

この開放感がたまりません~
前々回、『美仏像・・・』の記事でご紹介した《古代出雲歴史博物館》の中にあるミュージアムカフェ《maru cafe》です。
  

スタイリッシュな空間と 光り輝く緑のコラボが素敵過ぎます~
  

帰り道、Jennifer とお喋りしている時 
ひとつの単語の発音が不正確だったせいで話が混線しちゃって・・可笑しかったです。^m^;

(お暇な方はどうぞ・・)

「最近、朝起きると布団がジト~ッとして気持ち悪いの。
クローゼットの服が少ないから そこに引っ掛けて乾かしたりしてるけど」 とJenniferが言うので

「だったら布団乾燥機を使うといいよー!」と答えました。

当然ながら 「布団乾燥機って何?」の質問が返ってきて・・

さあ皆さんだったら どう説明します?

私は、
「(手で大きさを示しながら)コレくらいの機械にホースが付いていて ホースをナイロンsheetに繋ぐの。
スイッチを入れると ホースからナイロンsheetに熱風が入って sheetがバルーンのように膨らむから
それを掛け布団と敷布団の間に入れて乾かすのよ!」

私の説明が要領を得ないのか Jenniferは解せない様子。

「sheetってどんなもの?」と聞かれ シートはシートでしょうが! と思いながらも

「薄い大きな長方形のものよ!」 と言うと Jennifer は 何だ!そうか!と いきなり分かった表情になりました。


私が sheet のつもりで言っていた単語が seat(腰かけ・座席) の発音になっていたそうです。。^m^;

ソレくらい文脈から分からないかしらねぇ。。と 思いつつ いや~ ベンキョになりましたよ。。

ホント 私の英語、まだまだですねぇ ^_^ゞ


その後 Jennifer が自分の名前を正確に発音してくれる日本人は滅多にいない と言いだしたので
恐るおそる 「私の発音はどう?」 とたずねると
「Perfect!!」と即答してくれて 今度は急に嬉しくなりましたよ♪

こんな風に一喜一憂したって仕方ないので 
なんとな~くジワ~っと前進していれば良しとしましょうか。
皆さんに温かく見守っていただけると嬉しいです。


さて、 今回の記事、長かったですねぇ! mimosa days 始めて以来の長文だと思います。

書いた私も疲れたけど 最後までお付き合いくださった皆さん 

本当にお疲れ様でございましたー!! 有難うございます~ m(__)m

次回は 文章、なるべく短くしますね。。
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