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mimosa days

ピアノのこと その他・・・気の向くまま綴ります

水辺のアルカディア

2014年06月29日 | 美術館
6月16日(月曜日)《水辺のアルカディア展》を鑑賞してきました。

美術館レポ(?)って本当に久々ですが
その間ずーっと美術館に行ってなかったわけではなく
何冊か 買ってきた画集をスキャンして 編集画面にUPしたままお蔵入り・・
というのもあるんですよ。。^_^ゞ

右:きらめく宍道湖を臨む開放的な空間
  

左:企画展のチケットが毎回全く同じ・・というのはちょっと残念。
右:館内レストランでいただいたフルーツ&サバイヨンソース。シッカリ甘くて、こういう季節には元気が出そう。^0^v
  


以下、クリックしていくと全て 普通に読める大きさまで拡大できます

美術館のHP
  

山陰の情報誌で紹介されていて
「コレはぜひ行ってみたいな~」と思ってました。
美術館まで徒歩・往復30分なので 膝が完全に良くなってから・・と思っていたら最終日に行くことに。


美術門外漢の私が ロクに知識もないのに
あーだこーだ書いても仕方ないので(って言い訳で^m^)
雑誌の記事をそのまま載せてみました。
丸投げです~~ ^_^ゞ

シャヴァンヌの代表作の多くは壁画ということですが
今回展示された絵画も迫力のある大作が多く・・見どころ盛りだくさんでした!

淡い色彩が非常に美しく幻想的。
暫し現実を忘れ 理想郷アルカディアを逍遥している気分を味わいましたよ~♪


《幻想》(←ペガサスの絵)はどこかで鑑賞した記憶が・・と思ったら・・大原美術館蔵でした。
シャヴァンヌのお気に入りということですが、私のお気に入りでもあります
  


2月にMelissaと出かけたティーハウスで 缶が欲しくて買ったチョコレート。
何気にチェストの上に飾っていたらすっかり忘れて 賞味期限ぎりぎりでいただきました。 
  

缶が可愛いだけでなく^m^ 中身のチョコレート、とてもなめらかで美味しかったです~




カフェ・ジャルディーノのテラス席。
暑くもなく寒くもなく という季節にお外でお茶するの大好き


左:末利華(まつりか)苺のタルト。 モーツアルトを聴かせながら、有機栽培した苺が最高~♪ 
HP⇒  って「頼まれもしないのに なに勝手に宣伝してるのよー!」ですよねぇ。。~_~ゞ

右:夫のミルクプリンもちょっと試食。思ったより濃厚です が やはりタルト選んで正解~^0^v
  

先週末、6月22日(日曜日)紫陽花咲く月照寺を散策。7:00p.m.~James のパーティーに参加。

↑今から次の記事を予告してしまうと「今度はなんだろ?」って楽しみも無くなってしまいますかね。。^m^; 

どこを切っても金太郎飴みたいなブログになってますが
お時間があればぜひ お付き合いくださいませ~ ^0^/

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ロートレック展

2011年12月10日 | 美術館
先週末は帰省していて 色々忙しかったのでブログお休みしました。

更新しなかったのに随分沢山の方々に訪問していただいて
ちょっと嬉しかったですー(*^0^*)

実はね・・拙ブログ、mimosa days・・
毎日多くのバックナンバーが読まれているのですよー♪♪♪

自分なりに 一つ一つの記事を丁寧に準備しているので
こうして 
『何を書いたのか私自身が忘れちゃったような記事を 
何回も繰り返し読んでいただいているんだなぁ~』
と思うとすごく嬉しいし、とても励みになります! ^0^v

3回連続で美術展レポになりますが
今日もヨロシクお付き合いくださいね~♪

     

購入した画集から気に入りの絵をご紹介しましょう。

クリックしていくと 解説がハッキリ読める大きさまで拡大できますよ
この画集の解説は簡潔で読み易いので ぜひぜひご覧いただきたいです~ ^0^/

たいへんな名門貴族に生まれたロートレックでしたが・・・
彼の背景を知って絵に対面すると感慨深いものがありました。
左はお父様。コスプレが趣味(?)の伯爵さまです。。 右の絵がお母様。
ご両親に対する敬愛の念が溢れているような作品ですね。 
    

やはりロートレックといえば リトグラフ、ポスターでしょう!!
お洒落っぽくて 今の私たちが見ても魅力的ですよ~♪
    

彼の大胆な構図や色彩は浮世絵に影響されているんですね!
日本人の感性って凄いなー!!同じ日本人として ちょっと誇らしい気持ちになりました。
    


    

この人たちみんな、ヘンな目つきしてるでしょう!
せっかく踊り子一座を結成したのに超・仲悪くて
間もなく解散してしまったのですってー!
そういう女たちを ちょっと皮肉っぽく
ユーモラスに描いてるのが面白いですー ^m^
    

こんな綺麗なポスターだったら部屋に飾りたいかも♪
    

右の絵はロートレックの生涯にわたる友人、ジョワイヤン。
ロートレック没後 彼の所蔵作品の管理を全て委ねられました。
三菱一号館美術館の展示作品は この『ジョワイヤン・コレクション』なんです!
街頭に掲示される前に、画家本人のコレクション用として取り置かれたものなので
ほとんど折り跡もなく、色彩も今刷られたばかりであるかのように鮮やかなんですよ!!
    


ロートレック展、12月25日まで開催中ですので
ご興味のある方は ぜひお出かけいただきたいです~ ^0^/
(・・って いつもながら言ってしまう私は美術館の回し者??? ^_^A....)

急激に冷え込んでますので
お互い風邪引かないよう気をつけましょうね!!
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『ゴヤ・光と影』展

2011年11月27日 | 美術館
今回も美術展レポになります。

って・・・アナタ いきなり引き返さないでね~!!


10月25日(火曜日)マリンちゃん、ゆめこちゃんと
上野の国立西洋美術館で
『プラド美術館所蔵 ゴヤ 光と影』展を鑑賞しました。
  

一月末まで開催されてますので 皆さんもぜひ~ ^0^/



鑑賞した作品で 特に印象深かったものをご紹介したいです。
美術門外漢の私なんぞが ゴヤの作品をあーだこーだ言うのもナンですので
ここからは完全に丸投げしちゃいますね。。~_~ゞ

作品&解説 ぜひ!!クリックして拡大してご覧ください
  

子供のころ父の画集で眺めていた時から 私の大好きな作品です
ゴヤの作品には珍しく、屈託のない幸せな雰囲気が漂っていて・・・ 
実際に対面すると あまりにも美しい色彩に胸が高鳴りました。
  


  


  

これは とにかく大作です!!
モチロン大きい作品だってコトもあるでしょうが・・
実際に向き合う時、 マハの存在感はハンパじゃないですよ!!
15年前の記憶は かなり曖昧になっていたので
今回は 一生鮮明に思い出せるよう細部にいたるまで目に焼付けてきました。^0^v
  


  

「幼い王子の意図を、ゴヤは巧みに表現した・・・」
解説を読んでいると なるほどー と思いますね。。
ただ心のままに感じるだけでも充分楽しいのですが
背景がわかってくると さらに好奇心が刺激されます♪
  


  

閉館寸前の時間帯は人が少なく 
大作の真正面に陣取って 誰にも邪魔されず心行くまで鑑賞できました。^0^v
こういうのって癖になりそうですー♪

感動を分かち合える女子友達がいるって ホント幸せなことだなぁって
今回改めて思いました。



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フィリップス・コレクション展

2011年11月20日 | 美術館
派手派手ネタが続いていた間、
拙ブログにしては もうっビックリなくらい訪問者が多かったですョ~ ^0^v

ついに派手ネタが尽きてしまって・・
これから暫くは美術館レポが続くことになります。。

急に訪問者が少なくなるかもですね。。 (-"-;...

ほら、もう引き返そうとしてる そこのアナタ
せっかく来たんだから チラとでも見ていってくださいよー!!

地味ネタでも応援していただけると嬉しいです!
どうかこれからもヨロシクお願いいたします!! m(__)m


10月24日、ミントちゃんと二人で 国立新美術館で開催されている 
モダン・アート,アメリカン『フィリップス・コレクション』展を鑑賞しました。
  


実は~あの日、
美術館では お喋りの続きに夢中で
あまり真剣に絵に集中できなかった私です。。 ~_~ゞ

その後、自宅でじっくりと画集を眺めていると ホントに味わい深い作品が多くて
充実した美術展だったのだなぁ~と改めて思いました。。
東京近郊に住んでいたら も一度行ってみようかなぁって思うところですョ。。

画集の中から私の気に入りの絵をご紹介します。
参考にしていただいて・・
ご興味&お時間があれば ぜひ美術館にお出かけくださいね~ ^0^/
(・・って宣伝する私、・・美術館の回し者??? ^_^;)

せっかくだからPCで、クリックして拡大してご覧くださいねー!!

画集の表紙 & 展覧会概要
          

画家さんのお名前とか題名は あえて書かないことにします。
皆さんも、
『コレは感覚的に好きかも~』な作品を見つけてくださいね~v
      


  


       


           


  


  


  


  

この作品だけは ぜひ作者をご紹介したいです!
・・って 既にご存知の方も多いかもしれませんね。。
私の大好きなテレビ番組『美の巨人たち』で紹介されたことのある
グランマ・モーゼス。
70代から本格的に絵を描き始めた独学の芸術家。
晩年に歴代の大統領と親交を持ち 数々の賞を授与されるなんて・・
まさに!中・高年女性の希望の☆ですよねー!!
先月○○才になった私ですが・・
彼女の作品から
「アナタの人生のピークは まだまだこれからよっ!!」
という勇気を貰いました。^0^v
  


     

モダン・アートというのに
どこかノスタルジックな趣が漂っていて
画集で繰り返し眺めていても ほんわか~とした気分に浸れますね。^0^

自分が芸術を理解しているなどとは決して!思いませんが
常に良いものに触れていたいなぁ という願望は 凄く強いかもしれません。

ドッカンと大枚叩いて贅沢をしなくても
CDで音楽を聴いたり、画集を眺めたりして
日々を心豊かに過ごせれば ホントに幸せだなぁって思います。^0^v
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ブリヂストン美術館

2011年05月21日 | 美術館
あまりにも長い長~い間 お蔵入りしていて
すっかり古びてしまったネタをですが・・
今日こそは皆さんにご覧いただこうと思います。

ブリヂストン美術館、
高校時代に訪れたことがあったハズなのですが
○十年振りに訪れたその日、
そんな恐竜時代の記憶 ほとんど消えてました。。(汗

オフィス街にある、ごく普通のオフィスビルのひとつが 
これほど充実した美術館になっているなんて!!
日本の文化水準って凄いなぁ!と思います。
  


ここからは全て拡大できます
  

美術展のタイトル、『なぜ、これが傑作なの?』
このキャッチコピーがふるってますよねぇ~!!

これまでずっと美術門外漢だった私も、
それぞれの作品が『なぜ傑作なのか?』を懇切丁寧に解説してもらえれば
これを機会に 『正しく』美術鑑賞ができるようになるはず!
と意気込んで行ったのですが・・
期待したほどの詳しい解説はなく・・放置されちゃいました。

そういう意味ではちょっと残念だったのですが・・
展示されている作品は本当に素晴らしく
今回、あのキャッチコピーに魅かれて行ってみて良かったぁ~と思っています。^^v



パンフレット(右)の12枚の絵にスポットが当てられていたのですが
まぁ それほど詳しい解説が書かれていたわけではなく・・
私、mimosa 的に傑作と思った作品は多少ずれていました。

そもそも・・
こういう美術館に展示されている作品は全て 最高レベルの傑作なんですよー!!
美術館を訪れる人が その中から自分が傑作と思うものを見つければいいんです!!
その日の気分とか体調によっても 素晴らしいと感じる作品はきっと違ってると思うし・・
その作品を傑作だと思う理由も その時々で変わったりするんじゃないかなぁ?!

さて、mimosa がこの日出逢った傑作を絵ハガキでご紹介しましょうね!

・・・といっても
実物とは悲しい位 かけ離れています!! 
色彩も全然違うし 薄っぺら~い感じで 
ホントはこんなんじゃないのに~!!と思いますョ。。。

ま、私としては 実物を思い出すための『きっかけ』になるくらいでしょうか。。。

お時間がある時には 皆さんもぜひ美術館で 
素晴らしい作品に直に対面していただきたいなぁと思っています。

左と中央:カミーユ・コロー好きです~♪ いつどこで彼の作品に出逢っても癒されます
     前日、カンディンスキーの作品に衝撃を受けた後だったのでホッとしました。~_~A....
右:セザンヌ この絵ハガキ、色が違い過ぎですっ!!実際は非常に深みのある かなり暗い色調です!
    

左と中央:ルノワール
左:『すわるジョルジェット・シャルパンティエ嬢』は鑑賞した記憶がありました!
   97.8×70.8cmの大作、少女の服の目も覚めるようなブルー!!
  一度見たらコレは絶対忘れられないと思います。~_~A....
でも どうしてだか好きにはなれない。。なぜだろう??って非常に気になりました。
  すごく気になるというところが傑作なんだろうなぁ・・・ってヘンな理由ですね。~_~ゞ
右:アンリ・マティス 色彩の魔術師と謳われた彼の作品を見ていると元気が出てきそうです♪
    

左:パウル・クレーは両親が音楽家、奥さんはピアニスト。
  彼自身、ヴァイオリンの腕はプロ級だったらしい。
  この作品、『島』で(音楽の)ポリフォニーを絵で表現しようとしたらしいんですけどね・・
  どこがどうポリフォニーなんだ??? っていうかー 
  そもそも私はポリフォニーがちゃんとわかってないよー(汗  ポリフォニーの説明はこちら  
と思いつつ、実際に見ると色が綺麗で不思議と心魅かれました♪

右:モディリアーニ『若い農夫』 
  画集とか絵葉書で見る時には特に何も感じないのですが
  彼の作品と直に向き合うと そこに独特の空気が漂っているような感覚に囚われます。
  色調も私のツボです♪ 
  なぜこんなに心奪われるのか 自分でも説明できないんですけど。。
  とにかく好きなんでしょうね。
  
中央:ピカソ『腕を組んですわるサルタンバンク』(130.8×98.0cm)←大きさを想像してみて下さい
   上のパンフレットにもあるように あのホロヴィッツの居間を飾っていた絵・・
   ということで俄然 興味をかき立てられました!!
   見る人の心を掴む「圧倒的な力強さを持つ線」「赤と黒の色彩」がまさに ホロヴィッツのイメージですよね!!
   自宅でピアノを弾く彼の傍らに いつもこのサルタンバンク(大道芸人)がいたのかなぁ
   な~んて想像していたら突然、私の大好きなカルメン変奏曲が聴こえてくるような気がしました 
     
    


Horowitz plays Carmen Fantasie


動画ではないですが音はこちらの方が良いです!! カッコ良くてシビレますー!!
お時間があればぜひ~ ^0^/
Vladimir Horowitz - Carmen Variations


mimosa days 東京篇・・ まさかここまで引っ張るとは!!
自分でも思ってませんでしたョ。。 ~_~ゞ

やっとご覧いただいたので スッキリしました。 ^0^v
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カンディンスキーと青騎士展

2011年03月05日 | 美術館
本当に正直言ってしまうと 
抽象絵画とか・・現代音楽とか・・
特に「好き!」と言うほどではナイです。
が、そういったものを最初から拒否してしまうのはもったいない気がします。

父の本棚の画集で カンディンスキーと青騎士の絵を見かけたことはあったので
せっかくだから『本物』を見る機会を大切にしようと思いました。

三菱一号館美術館


  

この日ご一緒したマリンちゃんは 熱心に食い入るように鑑賞していて・・
私も精一杯 作品から何かを感じ取ろうと神経を集中しました。

パッと見て「大好き~」な絵を鑑賞するのはモチロン楽しいですよね。
でも、馴染の無いものに触れて
「これは何を伝えようとしてるんだろう?!」と頭を働かせていると
いつもは使ってない部分を刺激をされて
新しい感覚が研ぎ澄まされていくようで
それはそれでホントに楽しかったですよー!! ^0^v

全て拡大できます 

  




購入した画集と 美術展の公式サイトから拝借した画像で
この日鑑賞した絵画の一部をご紹介しましょう。 ^0^/

カンディンスキーとミュンター、マルク、マッケ、クレーら青騎士グループの画家たちは
眼に見える形や既存の価値観に捉われず
精神的なものを自由な色彩とフォルムで表現することを目指しました。
やがて更なる解放を求めて 抽象表現に向います。
  

右の絵、『花嫁』は実家の画集で見たことがあります。
ブルー系の色彩が幻想的で綺麗 童話の挿絵みたいな印象です。
  


  

カンディンスキーのパートナーだったミュンター。
カンディンスキーが写実的に描いた極めて稀な作品。
確かなデッサン力に基づく伝統的な表現の技量を示しているのに
彼自身は彼女への手紙で「出来の悪い絵」と言及してます。
(実は私はこの作品が一番好きなんですけどねぇ・・・~_~A....)
右の絵はミュンターが描いた風景画。
曇り空の下の冬景色なのに どこか温かみが感じられて好きです。
  

あまりにも強烈な色彩に圧倒されて
・・鑑賞しているうちに目眩がしそうになりました。~_~A....
  


  

今回の美術展の中心的作品。
「コンサート」の絵なので きっと皆さまにも興味深いと思います。


上の絵の説明です。ぜひクリックしてお読みくださいね。



  

抽象絵画が中心でしたが とにかく色彩が凄いので 
感覚を刺激されてワクワクしました!!

機会さえあれば兎に角!
できるだけ素晴らしいものに触れてみる!!
すぐに分からなくても 分かろうとすることで
感性が磨かれていくんじゃないかなぁ(←ホントかー???)

次回はブリヂストン美術館で鑑賞した絵画展のレポです。
それでやっとこさ今回の東京滞在記が大団円を迎えます~。(ああぁ長かったよなぁ~ ~_~ゞ)
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マイセン磁器の300年展

2011年02月20日 | 美術館
1月24日(月曜日)
東京ミッドタウン・サントリー美術館にて
『マイセン磁器の300年』展を鑑賞しました。

  


これまで私、マイセンって聞いても 高級食器のイメージしかありませんでした。
なので正直、それほど大きな期待はしていなかったんですョ~ ~_~ゞ
  
ところが!!
展示してある作品どれも 私の予想をはるかに超えた真の芸術品
すっかり目を奪われてしまいました  

こんな凄いモノを 磁器で作っちゃうなんて・・
職人さん達の飽くなき探究心に脱帽です  

音楽でも、絵画でも、美術工芸品でも、
最高のモノを求め続ける凄まじいくらいの情熱があれば
人はどんなコトでも実現できちゃうのかもしれませんね!!

クリックすると拡大できます
  






    


    


    


  

次回はまた 東京滞在中のプライベート写真をUPするつもりです。
コメント (6)
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アントワープ王立美術館展

2010年07月11日 | 美術館
アントワープ王立美術館展を鑑賞しました。

あらま・・立て続けに美術展レポ?と思われたでしょうね・・

でもね! これから先は美術展レポ ず~っと無いんですョ~ トホホ

島根県立美術館の企画展スケジュール、来年の4月までのが発表されてますが・・・
「これは行きたい!」と思うものが全く!! タダのひとつも無いんです~
ふえぇ~ん 
この先、私は何を楽しみに生きて行けばいいの~?!(大袈裟過ぎた? ^_^ゞ


パンフレット
  

誰もが知ってる超・有名な画家のものは無かったのですが
いつまでも眺めていたいような
魅力的な作品が多かったです~

なのでつい、画集まで買ってしまいました。

拡大できますので お暇~な方は ご一緒にお楽しみくださいね

表紙はルネ・マグリットの『9月16日』
ごく写実的な夕暮れの風景。。。 
なのに、三日月が夜空ではなく樹に重ねて描いてあるというだけで
驚くほど独創的で鮮明なイメージになって 見る人の想像力を掻き立てるのですね!
何て面白いんだ~!マグリットやるね!!・・って 見事ツボにハマりました
  

全て、実際に鑑賞した作品ばかりです!!
(ホンモノを見ると これらほとんどが かなり大きな作品で迫力がありました!!
こんなサイズでは全然っ!素晴らしさが伝わってなくて残念~です)

気に入りのページだけご紹介しよっかな~♪・・と思ってたら
結構いっぱいありましたね・・・ ^^;A....
面倒な作業をイヤがらずやってくれた夫に感謝です~ 
  

左の写真。。。
デ・グレーフの『公園にいるストローブ嬢』は大きなキャンバス全体が色彩と光に溢れています。
少女の服と羊の《白》が鮮やかに目に飛び込んできて眩しいくらいでした。
ファン・ダイクの『帽子を被ったグスタ嬢』は少女の内省的な表情が何とも可憐で忘れられない作品です
  


  


  
左の写真。。
レオン・フレデリックの『咲き誇るシャクナゲ』
陽の光の描写が非常に巧みで、情景を生き生きと彩っています! 
花と少女に独特の存在感があり秀逸な作品です
  


  


  

右の写真にある2枚の絵。。。
『ウェステンデの海』と『バラ色の蝶結び』はポール・デルヴォーという画家の作品です。
一方の印象的な水彩画からは潮風が漂ってくるようで いい作品です~

で、もう一方は・・廃墟みたいな都市を彷徨う人形みたいな女性・・なんで??リボン???
全く意味不明なんですけど~なぜかツボ。。
詩的空想に満ちた不可思議ワールドにすっかりハマりました
  


  

来週日曜日、7月18日は紘子センセのリサイタルに行く予定です。
・・・って それまでブログは書かない気?!・・・ というわけでもないですけど。

まだわかんないな~ 暑いし~ 面倒だし~ 
これといって特に書きたいコトも無いし~~~
これでも今日の記事、私なりに精一杯 準備したんですョ~!!と主張。。。
(↑な~んて言って・・一番面倒な作業は夫まかせですけどね~ ^_^ゞ)

ブログの継続って大変だな~って思います。
頻繁に更新しながら長年続けてらっしゃる方々は本当に凄い!!! 心から尊敬してますぅ~
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マネとモダン・パリ展

2010年06月29日 | 美術館
6月12日、丸の内ブリックスクエアの
三菱一号館美術館で
『マネとモダン・パリ』展を鑑賞しました。

この美術館、4月に開館したばかりなのですね!
開館記念展ということで 予想外に充実した内容になっていて
見応えがありました ^^v

  

パンフレット 拡大できます
  




購入した絵ハガキ。 これも拡大できます
マネが描く人物たちの この存在感!!どこからくるのでしょうね?
    

スペインを題材にしたものも魅力的でした
  

黒い衣装の濃淡が非常に巧みに描かれていて
女性たちの魅力を際立たせています。
マネが描く『海』も素敵~ 人物たちのストーリーが聞こえてきそうです。
  

それぞれの女性が、(あたかも内面まで?!)個性的に、非常に印象的に表現されています。
パンフレットになった『すみれの花束をつけたベルト・モリゾ』をはじめ
マネが描いた女性たちは、見る人の記憶に いつまでも鮮やかに生き続けることでしょう。
    

美術館内から ブリックスクエアを臨む。
  

レンガの建物の 洋風・レトロ~な雰囲気が好きです 
子供の頃 両親に連れられてよく出かけた
倉敷の大原美術館&アイビースクエアを思い出しました。
  


6月のことだったので
さすがにこれ以上、長々~っと引っ張ることもできず・・・。

次のブログネタ探さねば・・・。(溜息~

そうだっ! Sarahの写真があるョ!! っていきなり他力本願。。。  (^^A....
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オルセー美術館展

2010年06月22日 | 美術館
記事を書かないうちに あの日の感動と記憶が遠のいて行ってるかも?・・ですね

国立新美術館を初めて訪れたのが2007年、フェルメールの『牛乳を注ぐ女』展。
2回目が2008年、『巨匠ピカソ』展。
で、3回目がこの度の『オルセー美術館』展です。。。

個人的な絵の好みから言って 今回がダントツ一番!見応えがありました!!

パリの本家本元のオルセー美術館には 開館して2年くらいの時 たった1度だけ訪れたことがあります。
もう20年以上も前になるんですね・・・。
子供時代から画集をながめるのが大好きで 「いつかこの絵の『ホンモノ』を見たい!」
と思っていた絵が あっちにもこっちにも綺羅、星のごとく並んでいるので(←って絵に使うのは変ですよね~ ^^;A...)
ミーハーチックに大興奮していたことを今も思い出します。

大学時代の友達とのビンボー旅行、添乗員ナシ、完全に野放しだったので
オルセーで半日過ごしました。(でも全然足りなかった。。)
絵画鑑賞のペースってヒトと合わないので 待ち合わせ時間&場所だけ決めて
館内では単独行動でしたよ。

今回、二人の友達とご一緒したのですけど・・
やっぱり途中何度も、暫くの間はぐれちゃいましたね~
ま、今の時代は携帯があるので焦りませんでしたけど。。

誰かと美術展に行くのって
自分とは違った視点で鑑賞している人の言葉で いつもとは違った絵の見方が出来るって面白さはありますね!

一緒に同じ絵を見ながら それについて何か言ってみたり
それぞれが惹きつけられる絵の世界に各自、没頭してみたり・・・
ついたり離れたりしながら いい感じで過ごせたような気がします。
 
      

クリックすると拡大できます

パンフレット。まだご覧になられてない方に参考にしていただければ嬉しいです。
    


    

購入した絵ハガキ。
    

美術展をご覧になる方ならおわかりですが、実物は全然っ!違いますね~っ!!!
絵はやはり本物を見なきゃ 絶対わかりません!!
    


    

鑑賞した絵の絵ハガキを買って 後から見るのって
音楽のCDを聴くのとは全く違ってます!(って当たり前のコト~ ^^;A...)

絵ハガキは 鑑賞した絵を思い出すための『きっかけ』をくれるものですね。。。
これらを見ていると それぞれの絵の大きさとか、筆のタッチとか、
実物はこんな色じゃなくて こういった色だった とか、
今ならまだ かなりリアルに目に浮かべることができますよ~ ^^v

これらの作品について ここで私が何かを言うのは全くおこがましいことなので
申し上げることはありませんが。。。

ただ、今回私が一番衝撃を受けたのは『アルルのゴッホの寝室』だったことだけ
伝えたいな と思いました。

モネの『日傘の女性』を20年以上振りに見て その美しさに息をのんだのですが・・
昔は 思わず目をそむけていたゴッホの絵に どうしてこんなに心を揺さぶられるのでしょうね?!
年齢と共に 本の読み方が変わり 音楽の聴き方が変わるように
絵の見方も大きく変わっていたようです。

その盛り上がった絵具のタッチから・・ 異常な色彩から・・
命懸けで絵に向うゴッホの執念、何か鬼気迫るようなものが 額から飛びかかってくるようで
はかり知れないパワーに圧倒されて目眩がしてきました。
美しい絵を心地よくながめるのとは全く違って
得体の知れないものに打ちのめされていくような激しい感覚が
今の私には決して不快ではなく これこそ『感動』だと思いました。 

全身全霊を懸けて描かれた絵なのだから、
ほんの短い時間だけど 感覚を研ぎ澄まして、全神経を集中して向き合いたいものですね。
美術鑑賞って本当に消耗するな~って思います。
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