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BMW F650GS&R1200RTでのツーリングや季節の移り変わりなどを話題に、愛知・三河地方周辺を紹介しています。

リアボックス用ベースについて

2008-10-13 03:52:40 | F650GS

 昨日お伝えしたGIVIのリアボックス用E194スペシャルラックの装着についての情報です。

  モノロック用とモノキー用とのベースでは、少しモノキー用のベースが大きいようでした。とりあえず、エフロクからモノロック用のベースを外して、標準のキャリアとE194のベースとの比較してみました。

  《キャリアベースの比較》

 やはりこのままですと、後方の穴がだいぶ後ろにずれてしまうので、モノロック用のベースは装着できないかと思われました。しかし、前方はぴったり収まることがわかしましたので、少し工夫をすることにしました。

 下の写真のように接合部を配置することとして、以前の装着法の応用で対処することにしました。前方の穴の下は丸ワッシャー(M6×25×2.0)で、後方の穴はステンレスプレートで押さえることになります。なお、外形30mmの丸ワッシャーですと大きすぎ、ベースの干渉するようです。

 《ベースの接合部の配置》 

 まず、純正のキャリアを外して、GIVIのキャリアベースを装着しました。

 《ベースの装着図》 

 ここまでは非常に簡単でしたが、モノロック用のベースを載せたところ問題がわかりました。中央部のボルトの頭がベースの中心横の2つの穴のところにあたるのです。

 やむなく、ベースの中心横の2つの穴の部分を、ドリルとカッターを使ってくり抜き、載せることとしました。さいわい(?)横板の部分を切り取るだけでしたので、比較的簡単な作業ですみました。素人の雑な工作なので細かな傷などはありますが、上部を飾りプレートで覆ってしまうので差し支えないでしょう。

 《上部からのプレートの装着状況》

 目隠しの飾りプレートをかぶせ、がたつきがないことを、確認して作業終了です。

  《完成図》

 試行錯誤しながらでしたので、作業時間は1時間あまり。辺りが暗くなってきたので今日の作業は終了です。

 なお、あたりまえのことではありますが、この装着方法は私個人の責任のもとで行ったものです。もし、この装着法を使われる場合は、着けられた方の自己責任となります。ボックスの脱落などの事故などが発生しても、メーカーの保証外になるとおもわれますし、私個人としても責任を負いませんので、あらかじめご了解ください。