まだまだ

競技場に先に姿を現したのはタイガースじゃなかった
　
昨日、マラソンに例えて白熱するペナントレースを
占ってみたが、思い描いた結果とはならなかった
今日は、極力その話題に触れないようにしておくことが
動悸を抑える唯一の手段だと思い
このブログにも書かずにおこうかと思ったが
それじゃ、まるで
もう諦めたかのようにとられかねないので
心が折れそうだが、なんとか書いてみる
　
それにしても
8月23日の段階では、こんな事になるとは
夢にも思わなかった
8月23日とは、馬鹿会の小旅行の日であった
最後に串カツで締めようって事になり
以前、ユキちゃんと言って好評だった店に行った
向かいの席に座るユキちゃん
それぞれ思い思いの話をする中で
彼と僕は野球の話で盛り上がった



彼は大の読売ファン
彼も今年のタイガースの快進撃に半ば諦め口調で
それを必死になだめるのが僕の役目
生ビールを一口飲んでは
クライマックスシリーズの話や
日本シリーズの展望
また
次期監督の話題まで、口角泡を飛ばして激論してみた
　
それもこれも
タイガースが優勝するだろう
いや
すでに優勝は既成事実で
あとは何時、どこで決めるかだけになっていた
　
はずだった
　
それが、追いつかれ
とうとう逆転
マジックまで点灯した
　
ほんと、勝負事は何が起こるかわからない
わからないからこそ、面白い
まさに人生って感じだ
　
ただ
　
諦めたわけじゃない
まだ、決まったわけじゃない
　
だって勝負事は
　
“何が起こるかわからない”んだから