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日々の暮らしのなかで

人の振り見て

2007年09月27日 | 日記・エッセイ・コラム
もう一週間ほどラジオを聴いていない。
 
仕事場ではラジオを流しているのだが、最近は切っている。
静かな環境がいいんじゃなくて、つまらない事が
聞こえてくるようになったからである。
 
最近、贔屓のチームの状態が良くない。
 
あえてチーム名は書かないが、調子が芳しくないと言えば、
お分かり頂けるだろう。
 
最大12ゲームほど首位から離されていた、このセ・リーグの
某在阪球団は、脅威の追い上げで、一時はトップに躍り出た。
連日ラジオからはタテジマファンだと名乗るアナウンサーが
やかましく捲し立てていた。
 
今年からクライマックスシリーズが導入され、
優勝チームが日本シリーズに自動的に出場できないようになったが、
ペナントレース優勝こそが、真の目的!と囃し立てた。
 
それがどうだろう。
 
連敗が続くと、
 
「春先の出足が悪すぎた」
「折角10連勝したのに、これじゃあかん」
「もう、阪神の話はええでしょ!」
 
調子のいい時はうるさいほど朝からずっと
ハンシンハンシンと騒いでいて、
タイガースのおかげで儲けてるとこもあるだろうと
思うにも関わらず、悪態をつく。
これが阪神ファンの心理だと言われれば、そんな一面も
あるだろうと否定はしないが、
やっぱり、選手が必死に苦しんでいる時こそ、
ファンなら盛りあげるべきではないだろうか?
 
そんな事を思いながら、負けかけたチームを見放すような
コメントしかしないラジオを聴かなくなったし、
僕自身、野球の話をしなくなった。スポーツ紙も
あまり見ない。
 
ただ、そんな行動も、周りから見れば
あのラジオのアナウンサーたちと同じではないか!と思った。
決して僕は阪神を突き放したのではないが、
そう思われても仕方がないのかも知れない。
 
自分の行動は見えないモノである。
 
“人の振り見て我が振り直せ”
 
人の行いを見て不快に思うのなら、周りをそんな気持ちにさせない
ためにも、そうあってはいけないのだと思った。
 
がんばれ!優勝はなくなったが、クライマックスシリーズが待っている。
 
応援するから、勝って勝って勝ちまくれ!
セ・リーグ某在阪球団!
 
 

 


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