バージニア労働者

アメリカで働くってどんな感じ?アメリカの企業で働く統計アナリストの労働ブログ。アメリカ生活小話や猫も登場。

フェイクも楽しい

2008年04月18日 | アメリカ生活
これはあくまで私の意見にすぎないので、鵜呑みにしないように。


私は、この世で『偽物(フェイク)』として受け入れられるものが、
3つある。

1. 入れ歯・差し歯・ウィッグ・義足など 
医療的に本物を失った場合にね。

2. 日焼け 
ローションで肌を小麦色にするやつ。
私の夏の必需品。太陽で日焼けなんてこの年ではもう無理。

3. フェイクファー 
本物ではない毛皮。
だいたい地球温暖化が進んでるこのご時世、毛皮を必要とする
人々って誰だ。ロシア人とか、アイスランド人?
毛皮にされる動物が、本当にかわいそうでならない。


どうしてこんなことを思ったかというと、
今日は、「偽物」について考えさせられたからだ。

今日の午後、経理課の主任と話をするべく経理室にいた。

そこで働くシェリーがやって来て、
「今朝、エレベーターの中で一緒になったときに思ったんだけど、
私ケイエスのもってるバッグ、とても可愛いと思うの。」と言う。



『ケイエスのバッグ』とは、日本の象徴とも言える(ぶっ)、

これ
     だ。(とほほ。)

そして、シェリーは、
「私も持ってるの!」と、彼女のLVを見せてくれたが、
私は思わず息を飲んだ。

なんじゃ、あの怪しいパッチワークは...。

写真がないのが悔しいが、思わず、
おぉぉぉぉ
と言ってしまいそうな、ニセLVであった。

「でもケイエスのは、どうせ本物でしょう?
私のはフェイクで、NYのストリートベンダーで20ドルだったの!
良い買い物したでしょう?」
(ストリートベンダーとは、路上で物を売る商売のこと)

ここで気になる発言が二つある。

一つ目。『どうせ』とはどういうことだ?
本物で悪いか!!!

2つ目。『良い買い物』???どうして「良い」の?

さらには、シェリーは続けて、「おまけで付いていた」と
いう、財布まで見せてくれた。それにもわけのわからぬパッチワークが
付いていて、私はついに笑ってしまった。

でも彼女はうれしそうだ。

そういえば、数ヶ月前にも同じようなことに
エレベーターの中で遭遇した。

知らない女性と乗り合わせたのだが、
彼女はとっても可愛いプラダの真っ赤なバッグを持っていて、

「それ、とっても可愛いね。プラダだね。」と言ったら、
うれしそうに、

「バーゲンで40ドルでゲットしたの。信じられないでしょう?」

日本でもよく知られているそのデザインは、
日本円でも10万近かったと思う。


...そうか。

私はフェイクな超有名ブランド品を持つぐらいなら、
名前が知られてないブランドの本物の品がいいと思うが、
人によっては、偽物でも、超有名ブランドなら良しなのだ。

しかも本人たちは、満足げではないか。


こういうことがあって、なんとなく
「偽物(フェイク)」について考えていた午後だったのだ。

フェイクについての意見、ここまで。




さて、今日の手抜きの一品。



残り物パスタ

冷蔵庫に残っていて、パスタと一緒に使えそうな物
(玉ねぎ、ハム、赤ピーマンそれからマッシュルーム)を
適当に炒めて、茹でたスパゲティーと少量のパスタソースであえただけ。

それにしても、冷蔵庫の中、すっきりしてきたな(空に近いとも言う)。

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4月18日はK姐の誕生日。
Happy Birthday、K姐!!!

私よりも年上になったね?(すぐに追いつくけど)

あなたにとって、ステキな一年になりますように!!!





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