バージニア労働者

アメリカで働くってどんな感じ?アメリカの企業で働く統計アナリストの労働ブログ。アメリカ生活小話や猫も登場。

Spring Has Come (歯列矯正 通院3回目)

2008年03月12日 | 歯列矯正
(Spring has come 春が来た...というよりは今回は、バネ(これもスプリング)の登場なのです)


今日はワイヤーの調整だったので、キャスパー君に会いに行ってきた。

受付でチェックインを済ませていると、奥からキャスパー君が笑顔で登場してきた。(そういえば唯一、親友のK姐が知っているが、
キャスパー君、すっごい可愛いのだ。)

「ケイエス、どう調子は?」とキャスパー君。
「もうすっかり慣れて、職場で大穴、披露してます。」と私。

キャスパー君は笑っていた。

窓辺の席に通されて、キャスパー君がいろいろ準備しているときに、
「友達のシャノンが、『輪ゴムは、もうやった?あれ、かなり痛いよ。』って脅かすんだけど、痛いの?」と聞いた。

そしたら、
「え?輪ゴム?輪ゴムがいいの?今日はね、僕は新しいプランがあって、これ、スプリング。
そろそろ閉めようと思うんだけど、ケイエスはどう思う?」
と、見せてくれたのは、とーっても小さな長さ7ミリほどのスプリングだった。

その言葉に、

Yes, yes, yes!!!!!!!!!

前回の通院で、てっきり閉めてくれると思っていたら、予想外にも、
「まだまだこのまま広げるからね♪」と言われ、悶々としていたのだ。
参考記事

すっかり浮かれた私だったが、スプリングは痛くないのか?という新たな疑問が生まれる。
もちろん、瞬時に聞いてみた。「痛いの?」

「うーん。...わからない。ぶふ!(笑)だからここで検証してみよう!」

おぃ!私はモルモットか!

が、検証してみたかったキャスパー君と入れ替わりに、助手が「ハロー、よろしくね。」と頭上に現れた。
彼女は以前見たことはあったが、こうやって正式に会うのは初めてだ。

手際よく、ワイヤーやバンドが交換されてく。

「それじゃスプリングをはめますよ。」

抜歯した隙間を埋めるべく、犬歯のフックにそのスプリングを引っ掛けて、奥歯のブラケットのフックに引っ掛ける。
スプリングが引っ張られる力で、犬歯が動くのだ。

そのとき、

ばちっ!!!!

一瞬、音にビックリして、何が起こったかわからなかったが、バネを奥歯のフックに引っ掛けようとして、バネの端を摘まんでいたピンセットからバネが外れて、犬歯がはじかれた。

ちょうど、ゴム鉄砲で歯を誰かにはじかれたような感じだ。

しかし、あの小さなバネではじかれた割には、痛い。
舌で触って見ると、表面がうっかり噛んでしまった時みたいに腫れている。
冗談交じりで、「まさか、血ぃ出てないですよね?」と彼女に聞いてみた。

「...。はい。出血してます。ほら。」

と、彼女の指先を見せてくれた。おー、流血しとる。

事態を説明すべく、慌てて彼女がキャスパー君を読んでくる。

「う~~~!ケイエス、ゴメンね。大丈夫?本当にゴメンね。」と誤るキャスパー君と、その後ろで恐縮しきって小さくなってる助手。

訴訟社会のアメリカだ。
訴えられたらどうしよう、とでも思ったか。

出血はあったものの、たいした傷ではなさそうだ。
ずっと昔、日本の歯医者で虫歯を削ってもらってる際に、舌まで削られたことがあって、それに比べれば何でもない。

「あ、キャスパー君。スプリングね、検証結果、やっぱり痛かったよ。」と、軽くジョークまでして差し上げた。

私ってなんて良い患者なの。

さて、さっそく写真を撮っといた。



               

               

 
スプリング左右上下で4本。見えるかな?

今現在、痛みはない。引っ張られてるというプレッシャーはある。

でも、歯が動いてくという予感の、うれしいプレッシャーだ。




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