バージニア労働者

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私のまわりのコーヒー事情

2008年03月08日 | アメリカ生活
              

私は基本的に、コーヒーは朝の一杯だけ、と決めている。

昔は(と言っても10年ぐらい前)、1日に何回飲んでも、それこそトイレに行く回数は増えるものの、体にこれといって異常はなかった。

体の異常、いうか、以前と少し変わってきたなと感じ始めたのは、ここ最近だ。

ある日、私は朝のコーヒーを飲んで(5:30AM)、仕事中に他人が飲む香ばしいコーヒーの香りに誘われて、カフェテリアにあるスタバのコーヒーを1杯(8:00AM),それからランチの後でなんとなく気分がマッタリしていたので、また1杯(1:00PM)。

うわ!と感じたのは、それから30分ぐらい経過したころだったか。

言葉で表すのはちょっと難しい。どう表現したらいいか...。

このまま100Mを駆け抜けたい、という感じ。

とにかくね、じっとしていられないというか、もう、すごい興奮状態に陥ったのだ。

あれからコーヒーは1日1杯、多くて2杯(ただし朝と夜みたいに時間をおく)という決まりを作った。

上の写真は、私がいつも飲んでいる、ダンキンドーナツのコーヒー。その前は、Caribouという、スタバみたいなコーヒーショップのグルメコーヒーを飲んでいた。同じ大きさのパックで、$15ぐらいする。写真のコーヒーは、$6ぐらいかな。約半額でありながら、味がCaribouのコーヒーとあまり変わらなくて、とにかく後味が悪くなくて好き。

スタバのコーヒーは美味しいとは思うけど、あの後味があまり好きではない。




そういえば、ハニバニ(夫)はコーヒーが飲めない。

彼いわく、「コーヒーは匂いこそ、いいなと思うときがあるけど、味はこう、Like a shit(糞みたい)。」

私は糞を味わったことがないので分からないし、コーヒーは美味しいと思うので彼の言い分はほとんど無視している。

余談だが、ある日スタバに行ったときに、その季節限定のコーヒーのプロモーションやらをしていて、小さなカップに「お試しコーヒー」が注がれて、お店の人が来店客に配っていた。そのコーヒーには可愛くホイップクリームが乗っかっていて、ホイップクリームが好きなハニバニは、そのクリーム欲しさに、そのコーヒーへ手をだした。
よせばいいのに、ゴボッとクリームを吸い込んだときに、コーヒーが彼の口の中に流れ込んだ。
彼の顔は、この世の終わりのように歪んでいた。

さて、アメリカに来て、コーヒーを飲めない人って結構いて驚いた。
夫だけではないのだ(当然)。

例えば、このブログでたまに登場するベッキー。彼女も飲めない。

ある朝、やっぱりレポートを一緒に見ながら、ふと聞いてみた。

「ベッキーはなんでコーヒーダメなん?やっぱり味?」

彼女は照れくさそうに笑いながら、こう答えた。

「香りはね、大好きなん。味は飲んだことないからわかんない。」

それでは、なぜダメなのだろう?彼女は続ける。

「小さいときにね、母がコーヒーを一日中飲むような、コーヒー愛好家だったのよ。でもね、たまに興奮してしまうのか、ブルブル震えててね、あれを見てからなんだか怖くて、トラウマになってしまってね。だからダメなの。」

私は腹を抱えてその場でゲラゲラと笑いこけてしまった。

こんな話、日本では聞くことが出来なかっただろう。
あー、最高。



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