どこまでだって歩いていけるさ

2012年1月22日 それまでの日記を引き連れてOCN Cafeから移住。
新しい扉の向こうには何があるのだろうか。

夏の記憶―横浜(1) ジャックと旧日本綿花横浜支店

2014年08月15日 | 日記
今年の夏休みは どうも天候に恵まれない

週末は普通に過ごして労働者生活に戻る準備をしなくてはならない

天気予報の結果 一昨日を選ぶことにした

13日当日 朝6時前に家を出る

馬車道駅―日本大通り―元町・中華街駅付近が今回の私の徘徊範囲だが ルートを考えなければならず 車内で自作の地図を見ながらどの駅で降りるか迷った挙句 一番人の少ない朝にジャックに会おうと日本大通りで降りることに決めた


ジャック(の塔)とは「横浜市開港記念館」(重要文化財)のことである

7時を15分ほど過ぎて到着

天気はなんとか良くなる様子だ

ジャックは竣工1917(大正6)年 銅製のドームと赤煉瓦の時計塔を持つ今も現役の建物だ

開館前なので中を見ることはできない










通りの向かいには「綜通横浜ビル」がある

昭和5年に江商横浜支店として建てられた「(旧)本町旭ビル」の装飾タイルを 1995年 現在の建物の正面外壁に保存・再生したもので 厳密には近代建築とは言えないのだろうが 「横浜市認定歴史建造物」にも認定されており 味のある外観だったことがうかがわれる



一部拡大





本建物とは分離したかたちで通路として使えるようになっている





その向こうにも何かあるぞ

いやいや これは後回し


関東には少ない渡辺節の規模の小さい作品(旧日本綿花横浜支店事務所棟)が 横浜公園近くにある

大阪の綿業会館 ダイビル本館(解体後 一部保存) 神戸の旧乾邸 商船三井ビルディング

ネットが張られ工事現場に見られる壁に覆われて現在は空き家になっているそれは 今まで見てきたものとは違って無残な姿だった

それでも彼の作品の片鱗を探してみた

スクラッチタイル張り 一部に石とテラコッタを使ったオフィスらしい外観はいかにも彼らしい

内部は端正で古典的な美を見ることができるのだろうか

ZAIMという名前で横浜財務事務所として数年前までは使われていたらしいのだが 横浜市指定有形文化財と指定されているこの建物

修復する予定でのネットなのか

是非とも蘇った姿でもう一度見たい




端正な装飾



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2 コメント

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アタシのテリトリーです~ (みらい)
2014-08-15 22:05:25
ジャック、ハンサムに撮れてますね~
アタシも中には入ったことが無くて、
一度は入ってみようと思いながら今日に至ってます。
さすが 一眼レフ + 腕 =ハンサム 
ネットに囲まれたビルは旧日本綿花っていうのですか。
毎朝前を通ってます~
道路の反対側には、
毎週月曜に炊き出しに並ぶ人が列を作っていて、
チョット歩きにくいので・・・
このビル、古いな~って思ってました。
日本大通り側の入り口は、去年だったか、
江口洋介のdinnerの舞台だったみたいで、よくロケしてました。
風情があるのだから残してほしいな~
ジャックはライトアップされるから、
ほれぼれ見上げることがあるけれど、
旧綿花ビルの方は、上野装飾まで見ること無かったです。
お休みが終わったら見てみよう~
老眼でも見られるかしら~
返信する
やっぱりそうかぁ~ (yokochann)
2014-08-15 23:25:22
うん・・・・入口もボロボロだった・・・。財務省関係のビルとしても使ってたみたいだね。

ロケといえば、横浜情報文化センターだったかな・・・。
何かやってたみたい。
男性に誰が来てるんですかって訊かれたけど・・・私が知ってるはずないのに~~。
ジャックは中に入ると面白いかも。
返信する

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